
第7回 野生動物の南極 上陸クルーズ

今長谷
この南極ツアーを企画したネイチャーガイドの今長谷です。私も子供のころから憧れていた南極。2023年2月のクルーズまで6回訪れる機会に恵まれました。最果ての地へ行くのですから、遠いのは事実ですが、地球のダイナミックさを感じる唯一無二の場所であることは間違いありません。南極への上陸をぜひご一緒できればと思います!
尚、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響により約3年間に渡り殆どの南極クルーズは中止になりましたので、2023~2024年シーズンは予約が集中すると予想されています。弊社では船室を4月1日時点でシングルからトリプルまで合わせて12室確保しておりますが確保期間には限りがございます。世界探訪のツアーでは特別に出発の121日前までお取消料は発生いたしませんのでまずは予約されることをお勧めいたします(個人や一般の旅行社からのお申込みでは180日前からお取消料が発生)。まずは船室を抑えてゆっくりとご準備頂けます。
この南極ツアーのポイント




このツアーでは南極上陸6回のネイチャーガイドでカメラマンの今長谷(イマハセ)が日本から添乗員を兼任して同行します。クルーズ中の過ごし方のお手伝い、アドバイス、南極講座の案内、写真撮影などはお任せください。


上陸活動は基本的に午前と午後の一日2回。しかも急かされることなくゆっくりと南極の世界を満喫頂けます。
乗船人数を200名に絞ったお蔭で、他の南極クルーズとの最大の違いと言えるでしょう。



日本からの長旅を癒しながら南極クルーズへの備えと、南米のパリと呼ばれる美しいブエノスアイレス市内観光を兼ねた予備日を設けて「もしも」に備えます。
南極の旅・7回目の経験からあえて確保した1日です。

通常は15キロまでのお預入れ荷物も23キロまで!
往路はブエノスアイレス空港でお預入れした荷物はそのままクルーズ船の船室まで運び入れる楽々サービス付きです。
お一人様大歓迎!
ブループラネットツアーに参加いただく方の約60~70%はお一人様の旅人です。 周囲の方とスケジュールの都合が合わない方や、周りに気兼ねなく旅がしたい方など様々です。そして気が合えば旅の仲間になって情報交換したりしています。 独り旅だと不安な点もあると思いますが、そこは私がサポートしますのでご安心ください!
2024南極クルーズツアーのお楽しみ
極地クルーズの英知を結集した南極クルーズ船ウルトラマリン号を利用
ヘリコプターから南極の絶景を望む!上空遊覧飛行体験

今長谷
ウルトラマリン号の食事や船室は極地クルーズとしては最上級です。毎日、船室を掃除してくれるスタッフやレストランのウエイターさんもフレンドリーですぐに顔見知りになり、9泊10日の船内生活は快適そのものです。形式ばったフォーマルな場面も皆無です。南極クルーズで求められるのは自然へのアプローチが安全であること。上陸などに利用するゾディアックボート(小型ボート)の乗り降りを手伝ってくれるスタッフは熟練揃いで、設備も使いやすく設計されています。ウルトラマリン号は南極クルーズに最適な船だと言えます。
今回の南極クルーズツアーでは、こんな体験が待ってます

今長谷
七大陸制覇。遙かなる南極大陸はその最大のハードルと言えるでしょう。日本を出発して飛行機を乗継いで地球の裏側へ、さらにクルーズ船で3回の夜を超えた4日目に南極へ、クルーズ中に南極大陸に立った時の感動は比べようもありません。遠いからこそ、その感動は別物です。明日をも知れず生きるペンギンなど野生動物の息遣いを感じ、巨大な氷山や氷河に感嘆。そして勇気をもって南極海に飛び込む。身体で感じる感動の世界が待っています。
南極は野生の王国!そこに生きるペンギンやクジラたち


今長谷
日本でも動物園でペンギンを見ることはできます。しかし、南極に住むペンギンの最大の違いはそこで生まれ、子孫を残し、命を狙われ、やがて命を終えること。天敵を追い払う親鳥、餌を求めて必死で親鳥を追う雛たち、そして時折見せる見慣れない人間への視線。海ではクジラがオキアミを巨大な口を開けて一飲み。南極を離れる時、彼らは今日も生き続けているのかと思う野生の世界です。
南極クルーズツアー PHOTOギャラリー

今長谷
南極クルーズのお申し込みは一般のツアーより大幅に早く半年以上前にはほとんどの船室が埋まってしまいます。特に新型コロナウイルス(COVID-19)により2020~2023年の3シーズンの南極クルーズの多くが中止になりましたので2023~2024年シーズンへの動きは例年以上に早くなることが予想されています。弊社では船室を一定数抑えておりますが、時期が近付くと抑えている船室を返却することになります。お早目のお申し込みをお勧めします。返却後は満室・満席になりますと締切りとなります。皆さんと南極大陸に上陸できることを楽しみにしています。
2024年2月南極クルーズツアーの行程
1日目 | 各地 →《国内線》→ 成田空港(22:30発) → 《国際線》→ 宿泊:機中泊 ※各地~成田(羽田)空港はご依頼により手配いたします。 |
2日目 | → ドゥバイ空港 →《国際線》→ ブエノスアイレス・エセイサ空港(20:40着) =《専用車》= ブエノスアイレス・ホテル(22:30頃着) 宿泊:ブエノスアイレス泊 食事:なし |
3日目 | 終日、ブエノスアイレス滞在。 (国際線の航空機や託送荷物の遅延などに備える予備日です) ブエノスアイレス市内観光(アルゼンチン牛も選べる昼食付)にご案内します ●5月広場周辺 (市内中心部) ●レコレータ墓地(有名人達が眠る墓地でブエノスアイレス市内観光の定番です) ●エル・アテネオ・グランド・スプレンデッド書店(世界一美しい書店で有名で、その姿は劇場そのものです) ●ボカ地区(カミニートと呼ばれる下町で独特の街の景観が広がります。プロサッカーチーム・ ボカジュニアズでも有名です) 宿泊:ブエノスイアレス泊 食事:朝〇、昼〇、夕× |
4日目 | ホテル =《専用車》= ブエノスアイレス空港 →《国内線・チャーター機》→ ウシュアイア空港 =(クルーズ会社・混載車)= ウシュアイア 時間があれば添乗ガイドの案内で市内散策にご案内します(入場料が必要な場合は各自お支払い) 夕方 乗船手続を済ませ、いよいよ出港します。チャールズダーウィンが世界周航したビーグル号に因んで名づけられたビーグル水道を進みます。 宿泊:『ウルトラマリン号』 船内泊 食事:朝〇、昼×、夕船内 |
5日目~6日目 | 2日間でドレーク海峡を横断します。 ●刻々と気象や海象が変わるドレーク海峡を通過します。 ●安全のためのガイダンスや野生動物、探検の歴史などを学ぶ説明会も開かれます。 ●船長によるウェルカムカクテルも開催されます(クルーズを通してフォーマルな服装は一切不要です)。 宿泊:『ウルトラマリン号』 船内泊 食事:朝船内、昼船内、夕船内 |
7日目~10日目 | 4日間かけてサウスシェットランド諸島と南極半島観光 ついに南極です!! ●南極収束線を超えると暖流と寒流がぶつかる肥沃な海域が広がり、地理的にも生物学的にも南極地域に入ります。やがて南極大陸が見えてくると、ついにこの秘境へやってきた実感がわいてくるでしょう。一日平均2回の上陸観光や、ゾディアックボートを使ったクルージングで入り組んだ氷河の湾部や氷山のひしめく水路などを探検する予定です。営巣地のおびただしい数のペンギンやヒョウアザラシ、ザトウクジラ、ミンククジラなどとの出会いをお楽しみください。 ●ゾディアックボートにはエクスペディションリーダーが乗船し、ボートを操縦しながら野生動物などの生態や南極の自然、探検の歴史などの説明をします。もちろん全て英語ですが、ツアーガイド(添乗員)が同船しますので、英語に自信がない方も安心してお楽しみ頂けます。 ●南極半島には標高の高い山が多く最高地点は海抜2800mほどあります。オルネ湾に停泊する際は雪道を辿り360度、白銀のパノラマが広がるポイントへご案内します。また、この山の尾根はアゴヒゲペンギンの巨大な営巣地になっています。もちろん海岸線でかわいいペンギンの雛を見ながらマイペースで見学していただくこともできます。 ●ネコ・ハーバーではペンギンたちが氷河の裂け目で小砂利を巻き上げながら大騒ぎで小競り合いをしている様をご覧いただけるかもしれません。壮大な氷河が印象的で風光明媚なパラダイス湾や陥没した火山性カルデラの巨大湾部へと通じるデセプション島などを訪れる予定です。また、ポートロックロイのかっての英軍基地は今では博物館兼郵便局に生まれ変わっておりお土産の購入や絵葉書を郵送することもできます。パックアイス(流氷)や氷山に阻まれなければ高くそびえる岩肌と氷河に囲まれた絶景のノイマイヤー海峡やルメール海峡の航行も予定しています。 ●ウルトラマリン号に2機搭載された8名乗りのヘリコプターを贅沢に5名で搭乗して遊覧飛行をクルーズ中に1回お楽しみいただけます。全員窓側で、地上からは見ることができない南極半島の姿を空からお楽しみください(飛行時間は10~15分です)。 ●クルーズ船ではバーベキュー大会や「ポーラー・フランジ」と呼ばれる「南極海飛び込み大会」も予定されています。笑いあふれる楽しい参加型イベントをお楽しみください。参加される方は水着をご準備ください。予め安全ロープを取り付けて係員が安全に配慮して行われます。一生の思い出に是非思い切ってご参加ください。 ●カヤックやパドリングエクスカーション、スタンドアップパドル、ヘリトレッキングなどのアドベンチャーオプションなどもご用意しております。 *出発前のお申し込みと書類への署名が必要です。ご参加いただける参加人数に限りがございます。ご了承ください。 *極地での船外活動です。日常会話以上の十分な英会話力がご参加の最低条件として確認が行われます。英語力不足と判断された場合のご返金は行われません。 ※訪問地は天候や流氷などの自然条件に沿ってクルーズ船のキャプテンとエクスペディションリーダーにより決定されます。 宿泊:『ウルトラマリン号』 船内泊 食事:朝船内、昼船内、夕船内 |
11日目~12日目 | アルゼンチン・ウシュアイアを目指し、再びドレーク海峡を航海 ●往路同様に船内では動物たちや南極条約の歴史などの説明会が開催されます。 ●最後のプレゼンテーションではご乗船された方々に投稿頂いた写真などを題材にしたビデオショーも開催され、傑作に感心したり、爆笑の渦に包まれたりして、この探検旅行を振り返ります 宿泊:『ウルトラマリン号』 船内泊 食事:朝船内、昼船内、夕船内 |
13日目 | ウシュアイア(08:00帰港) =(クルーズ会社・混載車)= フエゴ島国立公園のミニ観光 =(クルーズ会社・混載車) = ウシュアイア空港 →《国内線・チャーター機》→ ブエノスアイレス空港 =(専用車)= ブエノスアイレス・ホテル ※ホテル着後、オプションでご希望の方はディナー&アルゼンチンタンゴショーへご案内します(19000円 最少催行人員4名・料金は変更の場合あり 宿泊:ブエノスアイレス泊 食事:朝〇、昼×、夕× |
14日目 | 朝 自由時間(チェックアウトは12:00) ホテル =《専用車》= ブエノスアイレス・エセイサ空港(22:20発)→《国際線》→ 宿泊:機中泊 食事:朝〇 |
15日目 | →《国際線》→ ドゥバイ空港 →《国際線》→ 宿泊:機中泊 |
16日目 | →《国際線》→ 成田空港(17:35着) ※各地へ国内線をご利用の場合は後泊になる場合がございます(宿泊はご希望により別途手配致します) ※成田(羽田)空港~各地はご依頼により手配いたします。 |
COVID19(新型コロナウィルス)に関する「世界探訪」のガイドライン
- ①帰国時に厚生労働省・検疫法に基づく隔離(入院)・停留・帰国後のご帰宅手段に関する依頼・検疫所長が指定する場所(自宅等)での指定期間(14日間など)の待機などの依頼等がないこと
- ②法務省・入管法に基づく帰国時のPCR 検査等の実施対象国に該当しないこと
- ③外務省の日本からの出入国に関し制限情報が出されていないこと
- ④外務省の安全情報(渡航情報)において、訪問国、及び経由地の海外安全情報(感染症)が危険情報レベル2以下であること
- ⑤訪問国、及び経由地における法令等により通常の出入国や滞在に関する制限、危険情報などが発令されていないこと
- ⑥訪問国の現地手配会社から安全に実施できることが確認されていること
- ⑦各行政機関から都度出される制限・情報を鑑みて安全な実施に問題がないこと
- ①旅行の出発地となる都道府県から、目的地への移動自粛の要請がなされていないこと
- ②利用する運送機関、食事箇所、観光施設、体験プログラム等について、事前に適切な感染防止対策を取っていることが確認されていること
- ③安全、且つ円滑に実施できることが確認されていること
南極ツアーの詳細
歩行レベルについて
弊社の旅行は
1、観光ミニハイキング
2、初級ハイキング
3、中級トレッキング
にクラス分けされています。
観光ミニハイキングは普段から元気にお過ごしの方、歩く事に抵抗がない方ならどなたでもご参加いただける経験不要のハイキングです。 歩行時間は1日で概ね2時間以内です。
初級ハイキングも同様に経験は不要ですが、歩行時間はやや長くなり1日概ね2時間から6時間です。
中級ハイキングは日頃からハイキングや登山をお楽しみの方に向くハイキングツアーです。 歩行時間は終日を含みます。
但し、いずれの場合も特別な技術は不要です。
