アイスランドに個人で行く場合の行き方や経由地は?個人旅行で知っておくべきことは?

アイスランドに個人で行く場合の行き方や経由地は?個人旅行で知っておくべきことは?

アイスランドに旅行へ行く際は、ツアーを使っていくなどの方法もありますが、個人で行くことももちろん可能です。
しかし、個人でアイスランドに行く場合、どのような行き方でどこ経由になるのかわからない人が多いのではないでしょうか。
今回は、アイスランドへ個人で行く方法について解説します。

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日本からアイスランドへの行き方

前提として、日本からアイスランドへの直行便はありません。
一般的には、日本からデンマークのコペンハーゲンやフィンランドのヘルシンキを経由して、アイスランドへ入ります。
主な経由地は、以下のとおりです。
・デンマーク/コペンハーゲン…カストラップ空港
・フィンランド/ヘルシンキ…ヴァンター空港
・イギリス/ロンドン…ヒースロー空港
・フランス/パリ…シャルル・ド・ゴール空港
・オランダ/アムステルダム…スキポール空港
・ドイツ/フランクフルト…フランクフルト空港
・イタリア/ミラノ…ミラノ・マルペンサ空港
・ベルギー/ブリュッセル…ブリュッセル空港
・ポーランド/ワルシャワ…ワルシャワ・ショパン空港
・スイス/チューリッヒ…チューリッヒ空港
・アメリカ/ニューヨーク…ジョン・F・ケネディ空港
・アメリカ/ボストン…ジェネラル・エドワード・ローレンス・ローガン国際空港

各都市からの飛行時間は、約3~4時間です。

おすすめの経由地と行き方

先述したように、アイスランドへ行く際の一般的な経由地は、ヘルシンキやコペンハーゲンです。

さらに、飛行時間や航空券の安さから、ロンドンも選択肢に入れておくと良いでしょう。

以下では、それぞれの経由地を利用したアイスランドへの行き方について解説します。

 

ヘルシンキを経由する場合は、日本からヴァンター空港へ向かいます。

日本からヴァンター空港へは、約10時間ほどです。

さらにヴァンター空港かからアイスランドのケプラヴィーク国際空港までは約4時間。

合計14時間ほどかかります。

費用は、時期によって異なりますが、往復で14~18万円ほどと考えておきましょう。

 

コペンハーゲンを経由する場合は、日本からカストラップ空港へ向かいます。

日本からカストラップ空港までは、約11時間半。

カストラップ空港からケプラヴィーク国際空港までは、約3時間なので、ヘルシンキを経由する場合とほぼ同じ、約14時間かかります。

費用は、時期によって異なりますが、約12~19万円ほどと考えておきましょう。

 

ロンドンを経由する場合は、日本からヒースロー空港へ向かいます。

日本からヒースロー空港までは、約13時間です。

さらに、ヒースロー空港からケプラヴィーク国際空港まで3時間かかるので、合計約16時間ほどかかります。

今回紹介する行き方のなかでは、最も時間のかかる方法です。

費用は、時期によっても異なりますが、約16~22万円かかります。

アイスランドのケプラヴィーク国際空港から市内までの行き方

ケプラヴィーク国際空港に到着しても、まだ安心はできません。

ケプラヴィーク国際空港からアイスランド首都であるレイキャビクまでの移動方法も考えておきましょう。

市内までの移動方法については、主に3つの方法が挙げられます。

  • 空港シャトルバス
  • タクシー
  • レンタカー

それぞれの方法や市内までの時間について、解説していきます。

 

まずは、空港シャトルバスです。

シャトルバスでは、ケプラヴィーク国際空港から、アイスランドのレイキャビクまで移動できます。

運行時間は約45~50分。

シャトルバスの種類はいくつかありますが、最もおすすめなのは、フライバスです。

フライバスは、英語の公式ホームページから予約できます。

また、フライトの到着時間に合わせて市内へ出発するバスなので、フライトの到着が遅れても、バスに乗り遅れる心配がありません。

 

次に、タクシーです。

タクシーを使用した場合、市内のレイキャビクまでの移動時間は約45~50分ほど。

バスと比べて、移動時間や待ち時間を短縮できるメリットはありますが、アイスランドのタクシー代は比較的高いので注意してください。

ただし、チップ料金はタクシー料金に含まれます。

 

次に、レンタカーを使用する方法です。

ケプラヴィーク国際空港の周辺にはレンタカー会社が複数あるので、気ままに旅したい人は、レンタカーを借りてみるのも良いでしょう。

また、アイスランド国内に鉄道はないので、楽に移動するには、レンタカーがおすすめの手段と言えます。

レンタカーの予約は、日本からインターネットで予約できるので、事前に予約しておきましょう。

レイキャビク|アイスランド旅行@ブループラネットツアー

アイスランドへ個人で行く場合に知っておきたいこと

アイスランドへツアーではなく個人で行く場合に知っておくべきこととして、次の2つがあります。

  • 治安
  • 支払い方法
  • レンタカーをレンタルする場合の免許

アイスランドに限らず、海外旅行に行く際には知っておきたい部分ではないでしょうか。

それぞれについて解説します。

 

まず、治安についですが、アイスランドの治安はとても良いです。

アイスランドは、世界で安全な国ランキングなんと15年連続1位。

世界で最も平和な国と言われています。

犯罪率は非常に低いので、他の国への旅行のように、常に気を張らないといけないような治安ではありません。

女性一人で夜歩いても安心な国です。

ただし、日本のようにバッグなどでお店の席を確保しておくような姿はないので、最低限の防犯対策はしておきましょう。

 

次に、支払い方法についてですが、アイスランドではクレジットカードでの支払いをおすすめします。

アイスランドはキャッシュレス化が進んでおり、ありとあらゆる場所でクレジットカード決済が可能です。

現金の場合、両替所や銀行で現地の通貨に両替しないといけません。

利便性も考えると、クレジットカードを使用した方が良いでしょう。

 

次に、レンタカーをレンタルするとき、アイスランドで車を運転するときの免許についてですが、日本の運転免許証だけでは免許証の証明にはなりません。

なぜなら、日本語で書かれている内容は、現地の人は読めないからです。

そのため、日本の運転免許証と免許証を翻訳したものを持っておきましょう。

レンタカー会社によっては、日本の免許証とパスポートがあればレンタカーを借りれる場合もあります。

しかし、確実性を考えるのであれば、国際運転免許証を用意しておいた方が良いでしょう。

アイスランドに行く際のビザの取得について

日本国籍であれば観光目的の旅行で90日以内の滞在であれば、ビザ取得の必要はありません。
ただし、アイスランドはシェンゲン協定に加盟しており、過去180日以内の滞在日数のうち、シェンゲン協定国各地の滞在合計数が3ヵ月を超えてはいけないと定められているので注意してください。
また、パスポートは、10年以内に発行されたもので、シェンゲン協定加盟国出国時から3カ月以上の有効残存期間が必要になります。

 

シェンゲン協定とは?

シェンゲン協定とは、加盟しているヨーロッパの国家間において、出入国検査(国境検査)なしで国境を越えることを許可する協定です。加盟国は、以下のとおり。

オー ストリア/ベルギー/デンマーク/チェコ/エストニア/フィンランド/フランス/ドイツ/ギリシャ/ハンガリー/アイスランド/イタリア/ラトビア/リトアニア/リヒテンシュタイン/ルクセンブルク/マルタ/オランダ/ノルウェー/ポーランド/ポルトガル/スロバキア/スロベニア/スペイン/スウェーデン/スイス

アイスランドへ個人で行く場合は30万円の費用を目安に!

アイスランドの捕鯨船|アイスランド旅行@ブループラネットツアー

今回紹介したように、アイスランドと日本の往復の航空券は、どの場所を経由したとしても、約15~20万近くかかります。

さらに、食事代やホテル代などを考えると、滞在日数によっても異なりますが、30万円ほど用意しておけば問題ないと言えるでしょう。

シーズンによって航空券の費用は異なるので、できるだけ費用を抑えたい場合はあえてベストシーズンからズラしてみるのも良いかもしれません。

ただし、個人で行く場合は、航空券の予約や現地の移動手段の予約などの手間がかかるので、ツアーも検討してみてください。

今長谷
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