
ウユニ塩湖旅行にかかる費用は?飛行機代の目安からおすすめのお土産まで紹介
ウユニ塩湖のあるボリビアは、日本の真裏に位置します。
そのため、日本の近くへ旅行にいくよりも、はるかに費用がかかります。
そのほか、ウユニ塩湖への旅行は数日かかるため、ホテル代も考えておかなければいけません。
そこで今回は、ウユニ塩湖旅行にかかる費用について解説します。
おすすめのお土産やホテル、それぞれの価格についても解説するので、費用計画を立てる際の参考にしてください。
ウユニ塩湖までの飛行機代などの旅行に必要な費用の目安
まず、ウユニ塩湖までの行き方について知っておきましょう。
ウユニ塩湖のある空港は、国際線専用の空港のため、日本からの直行便はありません。
ウユニ空港に行くには、日本からアメリカを経由する形になります。
もしくは、ペルーのリマを経由します。
その後、ボリビアのラパスにあるエル・アルト空港まで向かい、ラパスからウユニ空港までと、とても長旅です。
しかし、ウユニ空港についてからの移動にもお金がかかります。
ウユニ空港からウユニ塩湖までは直線距離で約80km離れているので、バスかタクシーを利用する他ありません。
移動時間は10分程度です。
では、実際にどの位の費用を用意しておくべきかというと、概算で50~60万円と考えておくと良いでしょう。
ただし、ツアーでウユニ塩湖に行く場合には、かかる費用が異なります。
日本から出ているツアーの場合、内容や期間、旅行会社によって異なりますが、往復航空券とホテル代込み、7~8日間の旅行で40~100万円です。
繁忙期の場合、100万円以上もかかるので、予算を抑えたい場合は、ウユニ塩湖へ行く時期を見計らった方が良いでしょう。
では、ツアーなどに頼らずに自分ですべて手配した場合ですが、実はツアーよりも高くなり、往復の航空券だけで40~50万円はかかります。
ホテル代は含まれていないので、宿泊も考えると、60万ほどは見ておいた方が良いでしょう。
ツアーの方が安いかつ安全で、航空券を自分で手配する必要もないので、ツアーへの参加をおすすめします。
ウユニ塩湖(ボリビア)の物価
観光に行く際には、飛行機代の他にお土産や食事、アクテビティなど、様々なところにお金がかかります。
そのため、物価についても知っておきましょう。
物価はその時の情勢によっても異なりますが、ボリビアの物価は、なんと日本の4分の1程度です。
一部代表的な物価を以下の表にまとめました(情勢などにより異なる可能性があります。)
商品 | 現地での価格 | 日本円にした場合 | 日本の相場 |
牛乳1リットル | 5ボリビア―ノ | 約85円 | 200円前後 |
コカ・コーラ2リットル | 11ボリビアーノ | 約180円 | 300円前後 |
鶏肉1キロ | 13ボリビアーノ | 約220円 | 1,000円前後 |
牛肉1キロ | 25ボリビア―ノ | 約400円 | 1,000円前後 |
玉ねぎ1キロ | 5ボリビアーノ | 約85円 | 200円前後 |
トマト1キロ | 6ボリビアーノ | 約102円 | 600円前後 |
キャベツ1玉 | 5ボリビアーノ | 約85円 | 100円前後 |
じゃがいも1キロ | 6ボリビアーノ | 約100円 | 400円前後 |
お米1キロ | 6ボリビアーノ | 約100円 | 500円前後 |
上記のように、日本と比べるとはるかに安いです。
レストランでは、定食が200円ほどで食べられます。
ある程度贅沢をしても、大きな費用負担にはなりません。
ウユニ塩湖でおすすめのお土産と価格
ウユニ塩湖へ観光に行くなら、お土産選びも忘れないようにしましょう。
ウユニ塩湖周辺には、おいしいお菓子のお土産も沢山あります。
おすすめのお土産や、その価格についても紹介するので、費用計画の一部として参考にしてください。
まず、最もおすすめしたいお土産が、ウユニ塩湖の塩チョコレートです。
ボリビアはチョコが有名で、様々なチョコレートが販売されているのですが、そのなかでもウユニ塩湖の塩チョコレートは大人気。
砂糖を使っていないビターなチョコレートで、苦みのなかに塩のブツブツを感じられます。
持ち運びも楽なので、お土産としてピッタリです。
価格は、大きさや購入する場所によっても異なりますが、大きい板チョコで500円前後、小さい板チョコで200円前後になります。
次におすすめしたいのも、同じチョコレートで、キアヌチョコレートと言われるものです。
キアヌとは、NASAも注目するスーパーフード。
スーパーフードということで、日本でも人気があります。
キアヌはボリビアでも生産されており、キアヌを練りこんだチョコレートがお土産として人気なのです。
チョコレートのタイプはいくつかあるので、お店で気に入ったものを購入してください。
価格は、チョコレートによっても異なりますが、200~300円ほどです。
ちなみに、チョコレートの他にも、キアヌを練りこんだクッキーなどもあります。
ここまでで2つのお土産を紹介しましたが、お土産を購入するときの注意点があります。
できるだけ、露店で購入しないことです。
露店では様々な雑貨や食べ物が販売されており、値段交渉ができるメリットもあります。
しかし、B級品が販売されているケースもあるのです。
安心できる質を求めるなら、信頼できる店舗での購入をおすすめします。
ウユニ塩湖のおすすめホテルと価格

ウユニ塩湖のホテルと言えば「パラシオ・デ・サル」が有名です。
※写真は塩のホテル「クリスタルサマーニャ」の客室
ウユニ塩湖には、塩のホテルと呼ばれる3つのホテルがありますが、「パラシオ・デ・サル」は一番の老舗。
ウユニ塩湖の特徴を活かし、壁も天井もテーブルもイスも塩でできています。
2004年の改装工事を経て、創設者の思いはそのままに、今では4500平方メートルの敷地を誇る、モダンな仕様のホテルとして生まれ変わりました。
価格は、その時によっても異なりますが、スタンダードルームで19,190~26,025円です。
宿泊人数や部屋のタイプによっても異なるので、事前に確認しておきましょう。
ウユニ塩湖のおすすめの食事と価格
ウユニ塩湖周辺の食事については、注意が必要です。
基本的にレストランなどの食事は、日本人の口に合いません。
観光客用のレストランであっても、日本人が美味しいと感じられるものは少ないです。
しかし、まったく美味しい食べ物がないわけではありません。
ボリビアの屋台は美味しいと評判。
とくにおすすめの屋台飯を紹介します。
1つ目は、エンパナーダ。
サクサクのパイ生地のなかに、細かくされた野菜やお肉が詰め込まれた食べ物です。
香辛料などで味付けされているので、日本人の口にも合います。
パイ生地の他にも、揚げたエンパナーダもあるので、食べてみてください。
価格は、サイズや屋台によって異なりますが、3ボリ~6ボリ(約51~102円)です。
次に、女性におすすめしたいのが、ボリパフェ。
名前のとおり、ボリビアのパフェです。
沢山のフルーツの上にアイスが乗せられているスイーツで、日本人旅行者の間では人気の一品。
屋台によってフルーツの種類やアイスの味は異なりますが、どの屋台においてもボリュームがあります。
価格はどの屋台においても、5ボリ(約85円)程度。
ちなみに屋台でそのまま食べる場合は、貯め水で洗った器やスプーンを出されるので、気になる人は使い捨ての器やスプーンをお願いしてみてください。
ウユニ塩湖観光は60万円あれば問題なし
ウユニ塩湖への旅行は、大体60万円ほどあれば問題ありません。
ホテルの宿泊や航空券の往復、食事代などを考えても、60万あれば困ることはありません。
現地での食事やお土産についても、ボリビアは物価が安いので、多少贅沢しても60万円で足ります。
ただし、ツアーで行く場合は、時期によっては100万を超えてしまうので注意しましょう。
ぜひウユニ塩湖へ行く際は、今回の記事を参考に、十分な費用を貯めて楽しんできてください。