正しく知って、楽しく山旅山旅

ご案内とご注意 快適なご旅行をしていただく為の大切な情報です。
下記の事項とコースの掲載事項旅行条件書を必ずお読み下さい

事前の準備

山を楽しむためにはご自身に合った山選びが大切

  1. トラベルギャラリーでは安全上の理由にて、ツアーご参加について一部年齢条件及び参加条件を設けております。お申し込みにあたり必ず歩行クラスのご案内をよくお読みの上ご自身の体力と経験技術に合うコースをお選びください。万が一、基準に達していないことがツアー出発日までに判明した場合、参加をお断りする場合があります。
    引率のガイド・添乗員は安全配慮義務があり、引率メンバーへの指示命令権を持っています。事故防止や円滑なツアー登山運営のためご理解とご協力をお願いします
  2. 健康に不安のある方、過去に重大な病気や怪我などを患われた方で山行中にその影響が出る恐れのある方、過去に高山病の症状が出た方や高山病の恐れのある方、心血管疾患・呼吸器系疾患・高血圧・糖尿病・消化器系疾患などの慢性疾患をお持ちの方は、必ず医師にご相談の上、お申し込み御参加ください。医師から運動を禁止されている方はご参加いただけません
  3. ご出発日までにガイドブック等で歩行時間・ルート・装備・危険情報等の情報を入手する等、お客様ご自身で事前の学習をしてください。
  4. 事前にお送りする装備リストを必ずご確認ください。ガイドや添乗員が服装・装備に不足があると判断した場合は、ツアー当日であってもご参加をお断りする場合があります。その際に発生する費用は全てお客様負担となりますので、準備不足となりませぬようお願いいたします。装備品でご不明な点はお問い合わせください。
  5. お客様がお申し込みの登山と同じ重量の荷物を背負い、余裕を持ってページに記載の歩行時間の1.3から1.5倍前後の行動時間で歩けるよう、事前に個人山行等でトレーニングをして、万全の状態でご参加いただけるよう努めてください。
  6. ツアー中は団体行動となります。明らかに自己中心的な行動や言動等、他の参加者に迷惑を及ぼす行為とガイド・添乗員が判断した場合、ツアー中であっても離団していただく場合や、次回からのご参加をお断り又は参加ツアーを制限させていただく場合がございます。
  7. お客様に事故等が発生した場合に要する費用は全てお客様負担となります。またお客様の過失によるハイキング中の事故や災害について、当社は一切責任を負いません。万が一に備え、保険にぜひご加入ください。なお、コースにより、全く加入されない場合やクレジットカード付帯保険のみで補償が充分でない場合は、ツアー参加をお断りする場合がございます。

無雪期の山歩き用服装・装備について

山歩きの服装・装備について

山歩きの装備と服装はコースや季節・天候・気象条件などによって大きく左右されます。次の案内を参考に、野外での様々な状況に対応できる装備と服装をご準備ください。 不明な点はお問合せ下さい。詳細は、出発前に送付する装備リストをご確認ください。

基本装備

●帽子
熱射病対策にハットかキャップは必ず用意してください。強風対策にキャップ止めが便利です。寒い時期は耳まで覆う防寒用帽子が役に立ちます。
●ザック
荷物を入れても約5Lくらいの余裕のあるサイズ。日帰りで20Lクラス、宿泊で35Lサイズ前後がお勧めです。
●長袖シャツ
転倒時のケガ予防や保温・UV対策のためにも、中厚の登山用長袖シャツをお勧めいたします。
●長ズボン
縦横に膝が楽に動かせる伸縮性と速乾性のある中厚生地の登山用パンツが歩行性も防寒性も良いです。
●サポートタイツ
ヒザ関節はもちろん、腰、骨盤、股関節付近のサポート効果があります。
●サングラス
紫外線から目を保護するのに有効です。
●手袋
風や雨に濡れると寒くなる場合や、転倒時のケガ予防のためにも必要。レイングローブとインナーがあれば最適です。
●ストック
歩行時(特に下り)に膝への負担を軽減します。2本あれば効果的です。
●登山靴
3シーズン用の登山靴で防水性にすぐれソールがしっかりしているもの。事前にソールの剥離を必ず確認してください。

雨天時の装備

天候悪化時のために直接身に着ける服装の素材は、速乾性のある化学繊維かウールのものに限定してください。綿や綿混紡の素材は濡れると乾きが遅く、体温を奪います。

●ザックカバー
ザックへの雨の侵入を防ぐ物。ザックは完全防水ではありません。
●雨具
上下別セパレート型。素材は中厚か厚手クラスのゴアテックス製が耐風性もありお勧めです。
●防寒具
天気が崩れると日中でも冷え込みます。防寒具は必需品です。歩行中はジャケットで、山小屋ではコンパクトダウンかフリースが最適です。
●スパッツ
足回りの汚れや靴への雨の侵入を防ぐ、あれば便利なものです。

登山の安全情報とご注意事項

  1. 原則雨天でも実施いたしますが、現地の天候やお客様全体のペース、交通渋滞遅延等によってはコースの変更や停滞、旅行の中止もあります。また、予定の変更に伴い目的の山に登頂できない場合もございます。ガイドと添乗員は全体の安全を最優先して行動しています。皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。
  2. 予定された登山コースや歩行時間は、悪天候の他、参加者全体の歩行ペース、その他の条件により大幅に変更になる場合があります。
  3. 行動中に身体に異常を自覚した場合は、速やかにガイドや添乗員にお申し出ください。体力不足や傷病等によりガイド及び添乗員の判断で登山の続行が難しいと判断した場合は下山をお願いすることがあります
  4. 行程の変更に伴い発生する費用は、理由の如何に関わらず、全てお客様負担となります。予めご了承ください

旅行中のマナーと環境保護

  1. 山小屋や宿泊先でのルールやマナーを守ってください。山に持ち込んだものは自ら持ち帰る「テイクイン、テイクアウト」が原則です。弊社が用意した弁当の空箱もお持ち帰りください
  2. 登山中のトイレはできるだけ携帯トイレをご準備し、ご使用ください。喫煙をされる方は指定された場所でお願いいたします。また山行中等の屋外でも、喫煙は周囲の方にご配慮ください
  3. 携帯電話のご使用や会話などは周囲の方にご配慮ください
  4. 決められた登山道を歩きましょう。また残雪期には雪の上をしっかりと歩いて、植生や周辺の土壌の変化を防止しましょう
  5. 外来種を持ち込まないように、ひとつの山行が終わったら靴裏の清掃をしましょう
  6. 植物の採取、動物に食べ物を与える事は禁止です。葉っぱ一枚、小石一つでも持ち帰らないでください
  7. ストックを使用する際は、植生を痛めないようにルールを守った歩行をお願いします。また、使用する場合は前後を歩く人の迷惑にならないように気をつけましょう
  8. 登山中のラジオや鈴は特に指定をしない限りご遠慮ください

高山病対策

標高が3000メートルを超える場合、高山病の注意が必要となります。個人差はありますが一般的に高山病は2800メートル位から症状が現れ始めます。初期症状としては頭痛、息切れ、倦怠感が現れます。症状が進みますと吐き気や不眠、運動失調などの症状が現れ、最悪の場合は肺水腫、脳浮腫といった命に関わる危険性も含まれます。急性高山病の症状がある場合、ガイドや添乗員の指示に従い下山していただきます。皆様のご理解、ご協力お願いいたします

実践高山病対策

出発前の体調を万全に風邪をひいたりして体調が悪いと高度障害は顕著に現れます。
出発前の体調を万全に整えて下さい
とにかくゆっくり歩くこれが1番大事です。ガイドはペースを考えて歩きますので指示に従ってください
水を飲む脱水症状にならないように意識して水を飲むようにしてください。高地では食事を含め1日3~4リットルの水分補給を心がけましょう
常に腹式呼吸を常に意識をして腹式呼吸をし酸素を取り入れます。コツは口をすぼめてゆっくり吐き出すことです
睡眠導入剤を飲まない高地では不眠に悩まされますが、入眠剤あるいは睡眠剤は飲まないようにしてください
飲むことによって呼吸が抑制され高度障害が進んでしまいます