野生の王国は地球を旅する決定版だった!ケニア&タンザニア

野生の王国は地球を旅する決定版だった!ケニア&タンザニア

「野生の王国」アフリカ。動物大好きだった私にとってアフリカのケニアとタンザニアは子供のころから最も行きたかった場所の一つ。
病気や治安、不潔な環境などマイナスイメージから、訪れるのを躊躇する人も多いアフリカですが、そもそもアフリカをひとくくりにするのは失礼な話。アジアにだっていろいろな国があるようにアフリカにもいろいろな国があります。古くからヨーロッパ人に人気だったケニアやタンザニアという東アフリカの旅行環境はイメージとはかけ離れたもので、ホテルやレストランは清潔で快適、食事も美味、フレンドリーなスタッフと旅行者が快適に楽しめる環境が整っていました。欧米人が数百年も前から観光目的で訪れていたアフリカですから、観光インフラや訪問客をもてなすホスピタリティが成熟しているのは当然と言えば当然ですね。
そして想像以上だったのは野生動物の世界でした。

一度は行きたかったケニア&タンザニア
あこがれた野生の動物が、見たこともない数で住む動物たちの世界

アフリカの位置はどなたもご存知でしょう。ケニア&タンザニアは南北で言えば赤道周辺のアフリカ中央部、そして東西で言えばインド洋に近く東部アフリカと呼ばれます。他にはウガンダやルワンダ、さらにエチオピアなども東部アフリカと呼ばれますが、今回はケニアとタンザニアを訪れました。
タンザニアにはアフリカ最高峰のキリマンジャロ山(5895m)もそびえますが、見渡す限りの地平線が拡がる草原、サバンナこそが東アフリカのイメージそのもの。
ライオンやヒョウなどの肉食動物、アフリカ象やカバなどの大型の草食動物、ヌーやシマウマはまさにおびただしい(夥しい)という表現がぴったりの巨大な群れ。
地球に残された最後の箱舟と呼ばれる野生の王国が拡がっていました。

東部アフリカへの道のり

ケニアなら玄関口は首都のナイロビ。タンザニアは事実上の首都はダルエスサラームですが、野生の世界を見る旅ならキリマンジャロ空港が便利です。これからの空港に向かう方法はいくつかあります。まず距離的に近くて本数も多いのは中東経由。ドゥバイやカタールなどを経由すれば日本からの乗り換えは中東での1回で済む場合もあります。
またアフリカのハブ空港と呼ばれるケニアの北に位置するエチオピア経由も便利。
ヨーロッパとの関係が深いですから、遠回りにはなりますがヨーロッパの各都市からも多くの飛行機が飛んでいます。ケニアとタンザニアの二か国を訪れるならナイロビに入って、キリマンジャロから出る、あるいはその逆など周遊にしたら便利です。
ケニアとタンザニアは陸路で国境を超えることが出来ます。

今回はカタールを経由してキリマンジャロ空港に到着、タンザニアを満喫して陸路でケニヤへ。たっぷりケニヤのサファリを楽しんでナイロビからカタール経由で帰国しました。

まず出発前に一仕事・・ふた仕事・・

ケニアとタンザニアは日本のパスポートをお持ちの方もビザ(査証)が必要です。
いずれの国もオンラインでのビザの取得が可能です。
ケニアは必ず現地に向かう前に取得が必要ですが、ビザの有効期間内(通常の観光目的のシングルビザ)であれば、タンザニアやウガンダとの複数の出入国に再度の取得は不要です。

タンザニアに関しては現地到着時にキリマンジャロ空港でアライバルビザと呼ばれる即日発給のビザの取得が可能でした(もちろん、事前取得の方が確実ですね)。

さらにもう一仕事・・が、予防接種です。
2020~2023年に問題となった新型コロナの予防接種はもう不要ですが、黄熱病の予防接種を済ませ、イエローカードと呼ばれる接種証明書の取得が必要です(必要なのはタンザニアやウガンダからケニアに入国の場合)。

この予防接種が意外に盲点で接種できる場所もかなり限られているうえ、予約が必要。その予約も場所によっては数か月前に枠が埋まっていることもあります。イエローカードは有効期限がない(一生ものです)のは嬉しいですが、接種から10日後から有効なのも注意が必要です。

ということで東アフリカを訪れる場合はビザとイエローカードの取得という手続きがありますので、十分余裕を持った計画が必要となります。

※ビザ(査証)も予防接種も変更が多いですので必ず最新情報をご確認ください(上記は今回の私の場合です)

ネイチャーガイド今長谷写真
ネイチャーガイド今長谷

私が住む福岡県の場合、黄熱病の予防接種は九州大学、福岡大学、そして久留米大学の各大学病院でのみ可能でした。しかも九州大学と福岡大学の接種可能日は月に数日のみ、さらに1日当たりの接種数も少なくて、2か月先まで枠がいっぱいでした。幸いなことに久留米大学病院は開院日なら毎日可能だったので、ほぼ希望通りに接種が出来ましたが、聞いたところでは毎日接種枠があるのは日本では東京に2か所と久留米大学の3か所のみだということです。東京や福岡にお住まいの方以外はかなり前に確認しないとお近くでの接種は難しくなる(東京や福岡まで行く)ことになりかねませんからご注意を!
さらにアフリカには限りませんがマラリアや破傷風、狂犬病など対策を考えても良い病気がありますが、とりあえず今回の東アジアの旅では必須ではないのでパスして現地へ!

まずはサファリへ!

よく聞く言葉のサファリとは現地の言葉(スワヒリ語)で「旅行」を意味します。
植民地時代にヨーロッパ人が動物を追って奥地に向かうことがサファリだったわけです。しかし今と決定的に違うことはその目的です。昔のサファリの目的はハンティング、つまり「狩り」。動物たちを銃などで倒して剥製にして壁に頭を掛けたり、皮を床に敷くのが目的だったわけですね。
現在はサファリでのハンティングはもちろん禁止ですので、目的は「ウォッチング」になります。

ここで勘違いしてはならないこと。あくまでも我々は訪問者であること。
彼らが住むサバンナは野生動物が生死をかけて生きる場所。
動物の生態に一切の影響を与えない行動は当然です。
あと当たり前ですが・・彼らは野生。サファリカーから降りるなんてもってのほかです。ある欧米の方がかわいいからと言って車を降りて、ライオンに襲われたニュースを聞きました。その方にはかわいいペットに見えたかもしれませんが、ライオンにとっては肉にしか見えないという話は現地では有名です。、

マナーとルールを守ればこれほど素晴らしい世界はありません。

ネイチャーガイド今長谷写真
ネイチャーガイド今長谷

BIG5という言葉をアフリカのサファリではよく聞きます。サファリで出会いたい5種類の動物でライオン、象、ヒョウ、バッファロー、そしてサイになりますが、実はこのBIG5はハンティング目的の時代に選ばれた5種類です。禁止になった現代は考え方も変わり、バッファローの代わりにチーターを入れたNEW BIG5が目的になりつつあると聞きました。

ということで観たい! BIG 5

広大なサバンナの野生動物たちですから、出会えるかどうかは運次第です。
動物園でも人工的に作られたサファリパークでもありません。
弱肉強食の世界で子孫を残すことに全力を傾けて生きる動物たちの世界です。

1種類でも多くの動物を見たいものですが、中でも見たいのは人気のBIG5+チーターでしょうか。ある程度の時間と場所に傾向はあります。
場所に関してはしっかりと住んでいる場所に行くこと。地域によってはもともと住んでいない種類もいるわけです。さらに時間なら特にライオンなど捕食者は朝夕の涼しい時間に活動が激しくなることが多いですね。
ライオン、象、ヒョウ、バッファローにサイのBIG5と、チーターは見たい動物の代表格で誰もがこの動物たちとの出会いを求めています。

私のBIG5

やっぱ王者 ライオン

やっぱ王者 ライオン

近くに来たら怖いほどの象

近くに来たら怖いほどの象

カバが最も危険とは聞くけれど

カバ

土管の中で寝てたヒョウ

ヒョウ・・チーターかも

そして最も感動したのがチーター

キリンやインパラにオリックス・・
湖には鳥たち・・・感動は次々に

実は UGLY(醜い)5 もいます
私は好きになれないネーミング・・失礼ですよね~?!

面積も環境も多様なサファリ
タンザニアを代表するサファリの地へ

タンザニアで有名な3つのエリアへ

①マニヤラ湖国立公園
草原(サバンナ)というよりマニヤラ湖の湖岸に広がる森が中心の国立公園でした。多くのヒヒのお出迎えに始まり、キリンや象などの姿も楽しめました。ここでは珍しい夜のサファリ(ナイトサファリ)も楽しめて、暗闇の中でくつろぐライオンの家族にも出会えました
②ンゴロンゴロ自然保護区
朝早くから訪れたこともあり多くの動物に出会えました。特にプレデター(捕食者)と呼ばれるライオンの姿をかなり見ることが出来ました。ヌーの子供を襲ったシーンは忘れられません。シマウマ、ヌーにカバ・・本当にものすごい数でした。
③セレンゲティ国立公園
タンザニアのハイライトと呼べる最大級の国立公園で、ほとんどの種類の動物たちをみることが出来ます。国境を挟んでケニアの代表格であるマサイマラ国立保護区と隣接しています。というか一つのエリアの中に国境が走っているだけで動物の世界には関係ない話ですね。後述する大移動(MIGRATION)の舞台です。

ケニアを代表するサファリの地へ

舞台をケニアに移します。

①アンボセリ国立公園
文豪のヘミングウェーがキリマンジャロの雪を執筆したことで有名な国立公園はキリマンジャロの絶好の展望地。頂上部の雪も確かに確認できます。山だけではなく動物群も豊かで何十頭という象の群れに、チーターのおそらく兄弟にも出会いました。
②ナイバシャ湖
こちらは公園ではないですが多くのアフリカの鳥たちを見ることが出来ますし、湖に浮かぶ島は公園ではない上、危険な動物も済んでいないということで歩くサファリも楽しめました。
③マサイマラ国立保護区
タンザニアのセレンゲティと国境で接する動物の天国で、今回は昼寝をするヒョウにも出会いました。セレンゲティとマサイマラでは季節によっては草食動物の大移動(MIGRATION)を見ることが出来ます。

ネイチャーガイド今長谷写真
ネイチャーガイド今長谷

季節により雨がふる場所が移り、雨後に生える草を求めて草食動物も移動します。不思議なことにその移動はタンザニアのセレンゲティ西部を7月に出発し、北へ移動。大型のナイルワニが口を開けて待つマラ河を超えてやがてケニヤのマサイマラへ。8月~9月を過ごした後、10~11月には南東へ移動を始めセレンゲティ東部へ。さらに半年後には再びセレンゲティ西部へという時計回りで移動を英語でMIGRATION(大移動)と呼びます。
とにかく数がすごいです。約二百万頭ものヌー、数十万頭のシマウマ、そして数え切れないほどのガゼルなどが移動し、その姿は人工衛星から見えるとか・・
特にナイルワニが待つマラ河を命懸けで超えて、多くの犠牲が出る姿は有名ですね。

動物の世界に迫る、6種類のサファリ

動物を見るのもいくつかスタイルがあります。

①カーサファリ
自動車に乗って楽しむ最も一般的サファリスタイルです。ほとんどが日本車の4WDで、天井が開けられるように改造されています。私が利用したのは最も一般的なスタイルで運転席+助手席+後方6席といった感じでした。

②ウォーキングサファリ
国立公園などは車から出て歩くのは禁止ですが、一部の許可された危険性がない場所では歩いてサファリを楽しめます。植物観察やバードウォッチング、安全な草食動物などを楽しみます。今回はケニアのナイバシャ湖で楽しみました。

③ナイトサファリ
保護区の中では夜間のカーサファリは禁止ですが、カーサファリを夜間行うスタイルで暗闇に住む動物たちの姿を楽しむことができる場所もあります。車のボンネット部分に席が設けられ、トーチライトでスタッフが動物を探してくれます。今回はタンザニアのマニヤラ湖で夜のライオンや象の家族に会うことが出来ました。

④ナイトウォッチング
車ではなく森の中のロッジから夜の動物たちの姿を楽しむスタイルです。多くのロッジは安全上の理由から周りにはフェンスがありますが、ナイトウォッチングが可能なロッジでは出かけることなく、好きなだけ動物の世界に身を置くことが出来ます。ロッジ前の水場に明かりを付けて水を飲みに寄ってくる動物の姿などが楽しめます。

⑤ボートサファリ
ボートに乗ってカバなどの水辺の動物やバードウォッチングを楽しみます。こちらもケニアのナイバシャ湖で楽しみました。

⑥バルーンサファリ
気球に乗って空から動物たちやサバンナの風景を楽しみます。天候が安定し、日の出も見られる早朝に行われ、約1時間の空の旅です。着陸後はサバンナでのスパークリングワイン付の朝食。何とも贅沢なサファリをケニアのマサイマラで楽しみました。

サファリカー

一番お世話になるのはやはりサファリカーですね。力強い4WD車で、天井部が大きく開いて安全に動物たちを見ることが出来ます。身長が足りない場合は、ドライバーガイドさんにはお断りを入れて、靴を脱いでシートの上に立つこともできます。またシートはローテーションで位置を変えた方がフェアーです。

サファリカーに乗って暗闇の世界へ。とっても運が良くて10頭ほどの象の家族、さらに5~6頭のライオンファミリーにも出会えました。

ナイトサファリ

ナイトサファリ

毎日快適なアフリカのサバンナの旅

アフリカというとなぜか日本人はマイナスなイメージを思い浮かべることが多いようです。しかし、そのイメージが誤ったものであることは100%断言できます。
もちろん、アフリカでも大都市に行けば治安も不安ですし、衛生上も問題がある場所がありますが、それは欧米でも全く同じ。

少なくともサアファリ目的で訪れる各地のホテルは快適そのもので清潔、いや豪華とさえいえるレベル。食事は肉料理が中心ですが味付けも良くてお酒とともに朝昼晩と楽しめます(朝は西欧米式のビュッフェ中心)。

そして何より素晴らしいのがアフリカの人々です。スタッフはいつも笑顔で我々に「ジャンボ(こんにちは)」と声をかけて歓迎してくれます。荷物などは持たせてさえくれません(もちろんチップは払いましょう)。
彼らはホスピタリティの教育が行き届いたからと思うでしょう?
違います・・みんなです。不意に訪れたローカルな市場でもそれは同じ。

アフリカの人は身体もがっしりして怖い?それは完全に間違ったイメージです。

他にもあります! 東部アフリカの楽しみ

アフリカ最高峰のキリマンジャロ(5895m)はタンザニアにありますが、国境に近いため、むしろケニアのアンボセリ国立公園からの方がその美しい姿を楽しむことが出来ます。天候が良ければ山頂の白い雪までしっかり見えますが、見えるかどうかは運次第ですね。

アンボセリ国立公園の動物たちのバックにそびえる雄姿はこれぞアフリカ!です。

キリマンジャロ

キリマンジャロ(アンボセリより)

マサイ村

マサイ族の村へ

マサイ族の村はキリマンジャロが見えるケニアのアンボセリ国立公園で訪れました。連絡もせずに不意に訪れましたが村の中の様子、民家の中(真っ暗でほとんど何も見えず・・子供たちの挨拶だけが聞こえてました)、火起こし、そして歓迎のダンスにお祈りを見せてくれました。ダンスの時のジャンプ力は半端ないです。

アフリカ大陸を北から南まで縦断する大地溝帯、いわゆるフォッサマグナ。
二つのプレートが引き裂いた巨大な谷でGREAT LIFT VALLEYと呼ばれます。ちょっと大きすぎて・・
でも世界で見ることが出来るのはアフリカとアイスランドだけの貴重な風景です。

大地溝帯

お土産屋

お土産屋

東アフリカのお土産屋はまるでヌーの群れと同じくとんでもない量の品物が並んでいます。主なものは動物たちをアートに表現した置物、絵画、さらにピカソにも影響を与えたという仮面ですね。その他にも生活雑貨などの日用品も見てるだけで楽しいです。タンザニアではやっぱりキリマンジャロコーヒーでしょうか。

特に手配しなくてもサファリへの移動中にはあちこちの道端で市場が開かれて、立ち寄ることが出来ます。その町に住む住民はもちろん、はるばる歩いてマサイの人々もやってきて家畜を売っていました。しつこく売りつけられることもなく(※)、ジャンボ!と言いながら歩けば笑顔あふれる市場を経験できました。

※国立公園のゲート付近にいる民芸品を売りに来る人たちはかなり販売に熱心です・・

市場

市場

Auther: ネイチャーガイド 今長谷 啓享

自分が行って楽しいと思える旅じゃないと作らない!というポリシーで現地調査・企画・手配を行い、現地の案内まで、ネイチャーガイドとして体験型で少人数のくつろぎの旅を提供。北極圏から南極大陸まで、歴史と文化に溢れる世界遺産からヨーロッパや南米アンデスの山々まで、海外への渡航歴200回以上、パリやベルギーにも駐在経験のある旅人。元山岳ガイドの経験も活かし「自然や世界遺産が好きな方々を体験型で少人数のくつろぎの旅の世界」へ今も日々案内中。

ケニアとタンザニア Q&A

パスポート入国時に6か月以上の残存期間があるものが必要です。
ビザ(査証)いずれの国も必要です。
オンラインで事前に取得が可能で、タンザニア50ドル、ケニア100ドル程度の手数料が発生します(変更有)。
尚、タンザニアに関しては到着空港で即日発行のビザ(アライバルビザ)の所得も可能ですが、かなり並ぶ場合があります(ケニアは必ず事前取得)。
公用語スワヒリが中心ですが多くの部族後が話されています。観光地では英語がほとんどの場合で通じます。日本語は通じません。
宗教プロテスタントとカトリックはありますがキリスト教、さらに特に海岸部を中心にイスラム教。
電圧・コンセント220~240ボルト/50ヘルツ コンセントはBF,B3, Cタイプなど色々なのでユニバーサルタイプ必須です。
貨幣それぞれの国でケニアシーリング、タンザニアシーリングという現地通貨がありますが、旅行者の場合はアメリカドルとクレジットカードでほとんどの場合は済ませることが出来ます。
チップ用に1ドル札はかなり多めにあると便利です。尚、お店によってはアメリカドルで支払ってもお釣りがシーリングでかえってくることがあります。
水道水の飲用不可(ミネラルウォーターを購入)
チップ必ずしも義務ではありませんが植民地時代からの習慣でチップは残っています。レストランでは飲食費の10%程度、ドライバーやガイドには20~30ドル/日が目安です。ホテルのポーターは一回1ドルですが、お部屋との往復になりますので1回の宿泊で2ドルが目安になります。
治安都市部では一人歩きはせず、昼間でも人が集まる場所では注意が必要です。サファリを楽しむような地域ではあまり神経質になる必要はありませんが、日本ではありませんから最低限の注意は払いましょう。
気候ほぼ赤道直下にあるため暑いイメージですが、標高が1700~2000m程度あるため日差しはきつくても意外なほど暑さはマイルドです。概ね1年を通して最低気温は10~15℃、最高気温は20~25℃。雨に関しては雨期が年に2回あり、雨量が多い大雨期が3~5月、小雨期が11~12月中旬になります。一日の気温差がやや大きいイメージです。
食事ホテルやロッジでは欧米式の食事とサービスいなります。朝食を含めて宿泊人数によってビュッフェとなります。夕食などは外でバーベキューが開かれるなど趣向を凝らした食事を楽しめます。ワニやダチョウのお肉が出ることもあります。
時差日本から6時間遅れです。サマータイムは不採用です。

持っていくものリスト 東アフリカのサファリの旅に行く準備

一般的な旅の必需品
パスポート、航空券、お金、靴(スニーカーなど歩きやすいもの)、めがね(スペアーも)・コンタクトレンズ、帽子、傘(折り畳み傘)、腕時計、スーツケース、ショルダーバッグ(リュックサック)、携帯電話(スマートフォン)、コンセントプラグ、上着、長袖シャツ、半袖シャツ、ズボン(スカート)、下着、靴下、タオル、常用薬、風邪薬や頭痛薬・胃腸薬などのお薬、カットバン、洗面用具(歯ブラシやヘアブラシなど)、化粧品(日焼け止め 男性なら髭剃り)、ハンドタオル(ハンカチ)、ティッシュ、筆記用具、カメラ、カメラの充電器、液体物機内持ち込み用ビニール袋、パスポートコピー、石鹸やシャンプー、ビニール袋

東アフリカ・サファリの旅で私が追加で持っていくもの
査証(ビザ)、イエローカード、フリースやセーターなどの防寒具(朝晩やバルーンサファリは意外に寒い)、ヘッドランプ(停電対策 今回も停電が1回)、スリッパ(備え付けがないホテルが殆ど、絨毯は場合が多いです)、防塵防水カメラ、望遠鏡(8~10倍)、サングラス、日焼け止め、リップクリーム、トイレットペーパー(備え付けがない場合もある)、マスクやスカーフなど砂塵除け(かなり必須)、耳栓、水着、多めの1ドル札(少なくとも宿泊数×2+アルファ)

今長谷
× 閉じる