フィンランドのおしゃれな街並みの特徴

フィンランドのおしゃれな街並みの特徴

おしゃれで自然が豊富なイメージの国「フィンランド」。

フィンランドでは北欧感たっぷりの街並みや歴史的建造物、美しい自然などを楽しめます。

本記事ではフィンランドの街並みについてまとめました。

  • フィンランドの魅力ある街並みの特徴
  • 【都市別】フィンランドの街並み
  • フィンランドの街の特徴

フィンランドの街並みからは、雄大な自然を楽しんだり、歴史や芸術を感じたりとさまざまな魅力を感じられるでしょう。ぜひフィンランドへ訪れる際の参考にしてくださいね。

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フィンランドの魅力ある街並みの特徴

フィンランドの魅力ある街並みの特徴を5つまとめました。

  • 木造建築が多い
  • ポルヴォー旧市街のエモい街並み
  • ネリスタン旧市街の歴史ある住宅街
  • ナーンタリ旧市街のカラフルな木造建築
  • ラウマ旧市街の絵画のような美しさ

フィンランドでは木造建築が多く、街並みからはエモさや歴史などを感じるでしょう。フィンランドの街並みから魅力や美しさをぜひ感じてくださいね。

木造建築が多い

フィンランドは、森林大国とも言われ森林面積が国土の7割を占めています。
そのため、フィンランドでは建築分野に使われる建築材料全体の4割が木材です。戸建住宅の約9割が木造と言われています。

更に、近年は建築のみならず、森林利用促進に関する法律やプログラムを整備しました。
そのため、公共建築やより規模の大きな建築物へも利用され、木造建築がより多くなったのです。

フィンランドの木造建築の温かみのある街並みをぜひ楽しんでみてください。

ポルヴォー旧市街のエモい街並み

18世紀には貿易の街として栄えた「ポルヴォー」。

ポルヴォー旧市街には、歴史ある木造住宅が数多く並んでいています。
フィンランド湾へとつづくポルヴォー川沿いには赤い木造の倉庫群が並んでいます。
倉庫群にはかつて輸入された商品や香辛料が貯蔵されていたようです。

静かな住宅地もパステルカラーで、時を飛び越えたようなエモさを感じられるでしょう。

歴史を感じながら散歩を楽しみ、おみやげを買ったりカフェ巡りをしたりするのがおすすめですよ。

ネリスタン旧市街の歴史ある住宅街

コッコラの街の西岸部に位置する「ネリスタンの旧市街」は、18〜19世紀に建てられた木造住宅が軒を連ねる歴史ある地区です。
石畳の通りを歩けば、ブティック風のお店やカフェ、レストランが軒を連ね、ゆったりとした時間を楽しむことができるでしょう。
また、旧市街には、1800年代初期に建てられ、4世代にわたって家族が住んでいた住宅を保存したK.H. Renlund博物館もあります。
この博物館では、当時の暮らしぶりを垣間見ることができ、コッコラの歴史や文化に触れる貴重な機会となるはずです。

ナーンタリ旧市街のカラフルな木造建築

カラフルな木造建築で有名な「ナーンタリ旧市街」。
多くのショップやアートギャラリー、レストランがあり、エンターテインメントやライブミュージックを楽しめるのが特徴です。
ナーンタリは、トゥルク市の隣にあります。
港の近くで食事やフィンランド南西沖の群島のサンセットを楽しめますよ。

ラウマ旧市街の絵画のような美しさ

フィンランドの南西岸、ヘルシンキから255kmの距離に位置する美しい港町ラウマ。その旧市街は、まるで絵画のような風景を見せてくれます。
曲がりくねった石畳の通りと狭い路地には、18〜19世紀に建てられたネオクラシック様式の木造住宅が軒を連ねており、時が止まったかのような雰囲気を醸し出しています。
ラウマ旧市街は、フィンランドでユネスコ世界遺産に登録された場所の一つであり、歴史に興味のある旅行者にとって必見の観光スポットです。
町を歩けば、古きよき時代の面影を感じることができ、ノスタルジックな気分に浸ることができるでしょう。木造住宅の美しい外観だけでなく、旧市街には魅力的なカフェやレストラン、ブティックも点在しています。
歴史的な建物の中で、美味しい料理やお買い物を楽しむことができるのは、ラウマ旧市街ならではの体験です。

【都市別】フィンランドの街並み

フィンランドの街並みの特徴を4つまとめました。

  • 首都ヘルシンキは芸術が溢れている
  • ロヴァニエミは近代的な街並みが特徴的
  • サーリセルカは自然豊富な静かな街
  • タンペレは都会と自然が融合された街並み

静かだったり芸術があふれていたりと街並みの特徴は都市によって異なります。

フィンランドの街並みの特徴をぜひしっかり押さえてくださいね。

首都ヘルシンキは芸術が溢れている

「ヘルシンキ」は、世界最北の100万人都市です。
ヘルシンキには、80以上の美術館・博物館があります。

ヘルシンキの美術館・博物館の中でもおすすめをご紹介します。

【アテネウム美術館】
ヘルシンキ中央駅の目の前に位置しています。

フィンランド最大のコレクションを収蔵。常設でゴッホやポール・セザンヌの作品もありますよ。

【ヘルシンキ現代美術館(キアズマ)】
アメリカの建築家スティーブン・ホールによって設計されました。

斬新な建物で、1960年以降の現代美術品も展示されています。

【ヘルシンキ市立美術館(HAM)】
ムーミン作品を展示する美術館です。さまざまなムーミン作品が無料公開されていますよ。

ロヴァニエミは近代的な街並みが特徴的

オーロラが見えることでも有名な「ロヴァニエミ」。ロヴァニエミでは近代的な街並みが特徴です。ロヴァニエミの近代的な建物をご紹介します。

【アルクティクム博物館】
ラップランドの歴史や生活を学べます。太陽の光が差し込むよう大きなガラスを何枚も使用した設計のため、博物館内部は明るく開放的です。

【ピルケサイエンスセンター】
森林の博物館でフィンランドを含めた北欧の森林を学べます。直接木に触れたり、植樹する際に使用する機械を見たりできますよ。

【コルンディ・ハウス・オブ・カルチャー】
小さな美術館とコンサートホールが併設されています。絵画や立体型のアートが多く展示されており、近代的北欧アートを楽しめますよ。

サーリセルカは自然豊富な静かな街

「サーリセルカ」は、オーロラの発生率が比較的高いと言われています。
オーロラを見るためには「空が暗いこと」が重要です。
サーリセルカは街灯が少なく、他の都市からも十分離れています。そのため、ホテルから数分歩いた場所でオーロラが鑑賞ができる場合もありますよ。

タンペレは都会と自然が融合された街並み

タンペレは、フィンランド第二の都市であり、工業都市として知られています。
しかし、この街は2つの湖と川に囲まれており、自然も感じられるのが特徴です。
また、ヘルシンキから約1時間半〜2時間でアクセスできるため、日帰り旅行も可能です。
タンペレは、都会と自然が融合した魅力的な街です。ぜひ訪れてみてくださいね。

フィンランドの街の特徴

フィンランドの街の特徴を2つご紹介します。

  • 電信柱がない
  • ゴミ箱が多く清潔

フィンランドは、街並みがきれいでスッキリしています。

フィンランド人は、景観や街並みにこだわる人が多く、日本とは異なる考え方を持っている人が多いです。街の特徴をまとめたので是非参考にしてみてください。

電信柱がない

フィンランドには電信柱がありません。
電気配線の全ては、地中に埋められているためです。

欧州では「無電柱化」が進んでいます。自然災害が多い日本では復旧や工事のしやすさから電信柱があります。

無電柱化のためには莫大な費用がかかりますが、フィンランドでは「景観を綺麗にするためにコストがかかるのは当然」という意識を持っています。

ゴミ箱が多く清潔

フィンランドにはゴミ箱が多く存在しています。
そのため、ゴミは道中に散らからず、景観をきれいに保てます。
日本ではコンビニくらいしかありません。
フィンランドでは、ヘルシンキを歩いていてもゴミ箱はすぐに見つかるでしょう。

フィンランドの街並みを楽しみましょう

フィンランドには、豊かな自然と歴史ある建築物、美しい街並みなど魅力はさまざまです。

バルト海の乙女とも言われる「ヘルシンキ」や旧市街が広がる「ポルヴォー」、近代的な「ロヴァニエミ」など歴史的な建造物と近代的な建築物が融合した街並みが広がっています。

本記事を参考にぜひフィンランドの街並みを楽しんでみてくださいね。