マダガスカルでおすすめの食べ物11選!マダガスカル料理はお米に合う

マダガスカルでおすすめの食べ物11選!マダガスカル料理はお米に合う

マダガスカルへの旅行を考える際に気になるのが、現地の料理です。
どんなに素晴らしい建物や自然があっても、料理が口に合わないと滞在が苦痛になってしまいますよね。
本記事では、マダガスカルの食べ物を11選ご紹介します。
マダガスカル料理はお米に合うものが多いので、日本人が観光に行っても楽しめるでしょう。

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マダガスカルの食べ物事情
マダガスカル料理と聞いても、多くの日本人はどんな料理かイメージできないかもしれません。
しかし、マダガスカルと日本には大きな共通点があります。
とくに主食です。
マダガスカルの主食はお米なので、日本人の口にもよく合うのです。
具体的にどのような特徴があるのか、以下で解説していきますので、「他国の料理は口に合わないのではないか…」と不安を感じている人は、参考にしてください。

マダガスカルの主食はお米

マダガスカルでは、日本のように主食としてお米を食べています。
マダガスカルはアジアとの結びつきが強く、稲作もアジアから伝わっています。
その理由は、マダガスカル人の祖先には、インドネシアやマレーシアから来たアジア人が多いためです。
インドネシアやマレーシアの人がどのような理由でマダガスカルに来たのかは不明ですが、マダガスカルはアフリカで一番アジアの文化を感じられる国です。

マダガスカル料理の特徴

マダガスカルではワンプレートが主流で、ご飯と肉や野菜料理を1つのプレートに盛ります。
過去にフランスの植民地だった影響から、フランス料理も各地で食べられるのがマダガスカルの魅力です。
マダガスカルのお米は日本のお米と比べてややパサパサしていて、水ではなくココナッツミルクで炊くのが一般的です。

マダガスカルの料理11選!

マダガスカルでよく食べられている料理を11種類紹介します。
日本人でも食べられるような料理はもちろんですが、マダガスカル独特の料理もあります。
以下でそれぞれの特徴を紹介しますので、ぜひマダガスカルに行った際には食べてみてください。

ルマザーバ(Romazava)

ルマザーバは、マダガスカルで主食のお米にかける汁料理です。
トマトベースの汁に肉や野菜を煮込んで作ります。
日本食で言うと、お味噌汁をご飯にかけて食べるのに似ていますね。
入れる肉や野菜は場所によって異なり、マダガスカルでは一般的な食べ物です。

キスー/キソア(Kisoa)

キスーやキソアは、マダガスカルでは豚を指します。
味付けはさまざまですが、少量のトマトと煮込むのがマダガスカルでは主流です。
豚の甘味とトマトの酸味が相まって、ご飯によく合います。
お店によってはキソアソス(Kisoa sauce)と記載されている場合もあります。

ラヴィトゥトゥ(Ravi toto)

ラヴィトゥトゥは、キャッサバの葉を砕いて豚肉と混ぜた食べ物です。
マダガスカルではラヴィトゥトゥは郷土料理として親しまれています。
家庭によっては豚肉の代わりに牛肉を使ったり、ピーナッツを砕いて一緒に炒めたり味が異なります。
独特な味なので、ラヴィトゥトゥに馴染みのない外国人観光客の間では好みが分かれる食べ物です。

アクー(Akoho)

マダガスカルでアクーは鶏を指します。
アクーという食べ物は、鶏をトマトと一緒に煮た食べ物です。
お店によっては、アクーソス(Akoho saosy、Akoho sauce)と記載されています。
マダガスカル南部でよく食べられたいた料理で、外国人観光客からも人気のある食べ物です。

プティケーニャ(Potikena)

プティケーニャは、ひき肉をそぼろ状にした食べ物です。
温かいご飯の上にかけて食べるので、日本人にとって食べやすい料理の1つです。
単にそぼろごはんと考えれば日本人にはかなり馴染みのある料理ではないでしょうか。
マダガスカルの他の料理が口に合わない人でも、プティケーニャであれば美味しく食べられるはずです。

ミサオ(Mi xao)

ミサオは、マダガスカルのパスタ料理です。
日本のパスタと異なり、炒めたパスタに塩味とカレー粉を少々入れて味付けするのが一般的です。
お店によっては目玉焼きを乗せたりひき肉を一緒に炒めたりと、独自のアレンジを加えます。

特殊な食材やスパイスを用いていないので、日本人でも食べやすい料理です。

コンコンブル(Concombre)

コンコンブルは、マダガスカルのサラダの一種です。
皮をむいたきゅうりと玉ねぎに、酢、塩、水を混ぜて作ります。
コンコンブルはマダガスカルの地方で野菜不足を補うために誕生したサラダと言われています。
大衆食堂では大きなボウルにコンコンブルが大量に入っていて、肉料理などの口直しに重宝される食べ物です。
お店によってはレモン風味の味付けもあります。
さっぱりするので、日本のサラダと浅漬けの中間のような存在です。

モサキーキ(mosakiky)

モサキーキは、マダガスカルの人気料理です。
肉を串に刺し、シンプルに塩味のみで焼き上げます。
マダガスカルではモサキーキはおもてなし料理として提供されたり屋台で食べられたりします。
新鮮な肉を使っているので、日本の串焼きよりも美味しく感じますね。

スープシノワーズ(Soupe chinoise)

スープシノワーズは、マダガスカル定番の麵料理です。
直訳すると「中国の汁」となるとおり、白湯スープベースで作られています。
そのままあっさり食べたり醤油を加えて醤油ラーメンとして食べたり、色々な楽しみ方ができます。
一般的な食堂では30円〜100円程度で食べられるので、マダガスカルに旅行に行く際はぜひとも食べたい一品ですね。

マサガ

マサガはマダガスカルの生ガキのことです。
マダガスカルでは、生ガキを歩き売りしている姿をよく見かけるほど一般的な食べ物です。
1ダース食べても30円程度なので、経済的な点も見逃せません。
生ガキが好きな人は、マダガスカルのマサガを楽しんでみましょう。

ラヌフラ(Rano vola)

ラヌフラは、マダガスカルのお茶です。
ご飯を炊いた鍋にお湯を注いで作られます。
お米が味のベースになっているので、日本人にとってはどこか馴染みのある味に感じるでしょう。
注文する際は、ラヌ(水)と言うとラヌフラが出てきます。

マダガスカルの食べ物は日本人に合いやすい

マダガスカルは主食がお米という共通点があるとおり、日本人の口に合いやすい食べ物が多いのが特徴です。
基本的にはお米に合う料理が一般的ですが、パスタやラーメンのような麺料理もあります。
マダガスカルへ旅行に行く際は、美しい自然だけでなく現地の料理も楽しんでみましょう。
とは言え、マダガスカルのローカル料理で食あたりになる可能性もあります。
やはり日本とは衛生管理の部分なども異なるので、旅行中の料理はレストランなどで食べるようにしましょう。
もし食べ物で不安がある場合は、ツアーなどを利用してガイドさんに聞きながら料理を楽しんでください。
自分だけの判断で不安なものは、すべて聞きながら食べると良いですよ!