スイス・ハイキング

街から写真を撮るだけでは物⾜りない。
⼭上ロッジに泊まり朝焼けに染まる
マッターホルンを間近で⾒たい。

オレンジ⾊の光を放ち、⽬を覚ますマッターホルン。
今もその光景が⽬に焼き付いて離れない。

まだ太陽が眠っている時間に⽬覚め、ツェルマット⼭上のロッジから⼀歩外に出る。
ひんやりとした空気と静けさが私の体を起こした。まだ暗い⼭道を少し歩くと、誰もいないステリゼー湖のほとりに辿り着いた。

「⼤⾃然に囲まれ、清々しく、とても気持ちが良い朝。なんて贅沢だろう。」

そんなことを考えながらしばらくすると、空が段々明るくなり、⽬の前に聳え⽴つマッターホルンの頂きが、内側から燃えているようにオレンジ⾊に輝きだした。
そのオレンジの輝きは時間の経過とともにマッターホルン全体にゆっくりと広がっていく。
そして太陽が完全に起き上がると、氷河を纏う元のマッターホルンの姿を取り戻した。
ふと気がつくと湖の⽔⾯には、まるで鏡で映しているかのように⽬覚めたばかりのマッターホルンが浮かび上がっていた。
その2つのマッターホルンを眺めながら、その神秘的な光景に体が震えた。

「ツェルマットの町から⾒るマッターホルンとは⽐べものにならない。」

それからというもの、朝焼けに染まるマッターホルンが忘れられない。

スイスを旅するなら外せない時期と⾒所

【花と緑を⼀番楽しめる時期は7⽉〜8⽉】

スイスの⼤⾃然を楽しむのは、7⽉下旬から8⽉がオススメです。
なぜなら、天候も安定しており、ゲンチアナ(リンドウ)、アルペンアスターなどの⾼⼭植物がとても綺麗だからです。
運が良ければ、歌の題名でも知られ、絶滅危機にあるエーデルワイスを⾒ることができます。
また、⾒渡す限りに広がる緑の草原も太陽の光に反射して⾊鮮やかです。

野生のエーデルワイス

美しい緑の中で

⽇本を出発し、中東を経由してドゥバイまで約11 時間。
そこから4,5 時間ほどでスイスの⽞関⼝であるチューリッヒに到着します。
今回はまずはサンモリッツを訪れてからツェルマットに⾏き、最後にグリンデルワルドまでの間でハイキングを楽しみます。
例えば、サンモリッツでは路線バスでプントムライユまで移動して、ロープウェイでムオスムライユへ⾏き、ここからチェアリフトの駅「アルプラングアルト」まで絶景とフラワーハイキングを楽しみます。三つのエリア全てで絶景とお花の中のハイキングです。

【氷河特急に乗るならサンモリッツからツェルマットまで全線乗車】

⻑さ136m で⾼さ65m のランドヴァッサー橋やオーバーアルプパスヘーエ峠など、氷河特急からの⾞窓を余すことなく満喫するなら、⼀部区間ではなく全線乗⾞しないと勿体ないです。
そこでスイス⻄部にあるベルニアアルプス⼭群の中⼼地、サンモリッツから終点のツェルマットまで氷河特急に乗⾞します。
サンモリッツは、標⾼4049m のピッツベルニナや3937m のピッツロゼック、⼤きな湖の美しい姿が有名な⼭岳リゾート地の⼀つです。

氷河特急

ランドバッサー橋

オーバーアルプヘーエ峠を通過

ツェルマットに到着

【街並みが美しいツェルマット】

⾃動⾞の使⽤は禁⽌され、電気⾃動⾞や⾺⾞のみが街中を⾛るという空気や⾃然を⼤事にした街です。
⽇本⼈観光客も多く、街にはマッターホルンを写真に撮るために⽇本⼈が集まる橋があり、その橋は「⽇本⼈橋」とも呼ばれています。
ツェルマットの街でオススメなのはお⼟産屋さんや街から⾒える景⾊だけではありません。
伝統や⽂化が残る街並みはこの街の魅⼒の⼀つです。昔の⽊造の穀物倉庫や家が並んでいます。
⿏返しがついた⼩屋など、今の時代ではなかなか⾒ることができない街並みを散策しながら楽しむことができます。

ツェルマットのネズミ返しの小屋

自動車を締め出して、ヤギも歩くメインストリート

【⼭上ロッジ、フリュアルプ⼩屋からの景⾊は病みつきに】

ツェルマットから地下登⼭鉄道とロープウェイを乗り継いでブラウヘルドへ⾏きます。
ブラウヘルドから⼭上ロッジの「フリュアルプ⼩屋」までは約2.5km あり、⼭上ロッジまでは1 時間半ほどのハイキングを楽しみます。
ハイキング中はエーデルワイスなどの⾼⼭植物や角度の良いマッターホルンなどスイスアルプスの絶景を肌で感じられます。

エーデルワイス!

振り返ればマッターホルン この角度がBEST!

⼭上ロッジ、「フリュアルプ⼩屋」に泊まるには数ヶ⽉前からの予約が必要で、簡単に泊まることができません。
このロッジは数年前にリノベーションされていて、⽔洗トイレやシャワー(有料)など設備も整っているので、共同ですが快適に過ごすことができます。
部屋によっては窓からマッターホルンを⾒ることができ、⼭上ロッジのテラスに座り、時間とともに変化する美しいマッターホルンをビール⽚⼿に眺めるのも楽しみの⼀つです。

小屋の高峰にはマッターホルン

小屋の楽しみは絶景以外にも!

基本的にツインルームです

部屋によってはマッターホルンビュー

さらに、ロッジから⾒える夜空に散りばめられた星々は格別です。
わざわざ歩いて行かなくても小屋を一歩出れば・・そこは星空の下
翌朝はロッジから少し歩いた場所にある湖から、朝焼けに染まるマッターホルンと⽔⾯に映る真っ⾚に染まるマッターホルンの2つを間近で⾒るという最⾼の瞬間を味わうことができます。

【グリンデルワルドから⼤迫⼒の氷河と秘密の滝を⽬指す】

グリンデルワルドから列⾞で3454m の⾼さの名峰ユングフラウヨッホに⾏くことができます。
そこで世界遺産のアレッチ氷河を⽬の前で感じ、スフィンクス展望台や氷の宮殿と呼ばれるトンネルを観光でき、天候が良ければ雪の上も歩け
ます。
その後、登⼭鉄道の駅「アイガーグレッチャー」で降りて。カフェで昼食。ここのソーセージは絶品です!
昼食後は「クライネシャイデック」まで約1時間かけて名峰ユングフラウ、そしてアイガーからメンヒを覆う氷河の景⾊の中をハイキングを楽しめます。

名物のソーセージ料理

氷河と名峰、そして花だらけ

クライネシャイデックからそのままグリンデルワルドに戻るのはもったいないです!
お隣のラウターブルンネンの谷へ列⾞で移動し、名峰ユングフラウ、メンヒ、アイガーの氷河が溶け出した⽔が流れる地中の滝「トゥル
ンメルンバッハの滝」を⾒学します。
洞窟の中で⾒る様々な⾓度から出るトゥルンメルンバッハの滝の⽔量と⽔しぶきからは⼤⾃然の⼒を感じ、洞窟全体が揺れているように感じるほどの⽔の流れる⾳は迫⼒満点です。

【登⼭初⼼者でも楽しめるのが良いところです】

今回ご紹介した内容は初⼼者の⽅にもオススメなコースです。
基本的には100 年以上の歴史がある列⾞、バス、ロープウェイで移動ができ、全てを交通機関から⾒るだけでは勿体無いので、⼀部分をハイキングで楽しむような内容です。
遠くからと近くからの両⽅でスイスの⼤⾃然を感じとることができます。
また、今回ご紹介した旅では、高山病の危険性が増えると言われる標⾼2800m を超える場所での宿泊はございません。

【スイスでの旅の⽣活】

7⽉下旬〜8⽉の気温のイメージは⽇本でいうと春ぐらいです。ただ朝は5℃で昼間は20℃というように1⽇の温度差があるので服装は重ね着を基本にすると過ごしやすいです。
⾬が降る可能性があるので、⾬合⽻も持って⾏きましょう。

⾷事はイタリア、ドイツ、フランスなどの近隣国の影響を受けています。ピザやパスタ、チーズやソーセージなどを⾷べることができます。
事前に予約しているお店に⾏くことももちろん良いのですが、その⽇の気分で⾏きたいお店へ⾏くことも旅の楽しみです。
例えば、地元のレストランへふらっと⽴ち寄り、アラカルトメニューを楽しむこともオススメです。
⼭を登りながら途中で⾵や空気を感じながら⾷べるおにぎりや⼭上のカフェで景⾊を⾒ながら常温のホップが⾹る濃い味わいのビールを飲む。そんな⾷事の楽しみ⽅もあります。

⽔は飲むことができますが、お腹の弱い⽅はミネラルウォーターが良いでしょう。

のどが渇けば山中のカフェで・・・

山の風に吹かれての食事はまた格別です

花のギャラリー

エーデルワイス
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