ガラパゴス諸島へ行くときの服装と持ち物|持ち物の禁止ルールについて
ガラパゴス諸島は、年間を通じて暑い場所です。
日本のように四季はなく、大きく雨季と乾季に分けられます。
日本と異なる環境であるため、どのような服装で何を持っていけば良いのかわからない人もいるでしょう。
そこで今回は、ガラパゴス諸島へ行くときの服装や持ち物について解説します。
特別な持ち物はありませんが、反対に持っていってはいけないものもあるので、必ずチェックしておきましょう。
ガラパゴス諸島へ行くときの基本的な服装
基本的にどの時期に行っても暑いので、Tシャツとズボン程度で良いでしょう。
上から一つずつ解説していくと、まず、シャツは半袖で構いません。
ただし、雨季は少し涼しくなるので、長袖も持っておくと良いでしょう。
上着については特に必要はありません。
雨季の場合は、一応持っておいても良いでしょう。
下は、長ズボンではなく短パンがおすすめです。
膝まで水に浸かることもあるので、短いかつ乾きやすい素材を選びましょう。
靴は、スニーカーとマリンシューズを持っていきましょう。
スニーカーは街歩き用として、マリンシューズは海の周辺を歩く用としてもっていってください。
ちなみに、ビーチサンダルは滑りやすいのでおすすめしません。
クルーズ中の服装
クルーズ船に乗船中の服装についても解説します。
船内は基本的に過ごしやすい環境なので、簡単なシャツや短パンで問題ありません。
ただし、船内のレストランを利用する際は、長袖に長ズボンが良いでしょう。
その他、靴などは自由なもので構いません。
ガラパゴス諸島に持っていくと便利なアイテム
ガラパゴス諸島に行く際、必須ではないもののもっておくと便利なアイテムを紹介します。
持っておくと必ず役立つので、荷物に余裕があるのであれば、ぜひ持参してください。
まずは、ポケットWiFiです。
海外ではフリーWiFIが使えるところが限られているので、スマートフォンをよく使うのであれば、ポケットWiFiはもっておいた方が良いでしょう。
次に、変圧器。
エクアドルの電圧は日本と異なるので、何か日本の電化製品を持ちこむのであれば、変圧器は持っておきましょう。
次に、ガラパゴス諸島を歩くときに持っておいた方が良いのが、以下の4つです。
- 日焼け止め
- サングラス
- 防止
- 雨具
ガラパゴス諸島は紫外線指数がとても高いです。
そのため、日焼け対策は必須と言えます。
日焼け止めを用意する場合は、SPF30以上のものを選んでください。
雨具は、乾季の時期に持っておいた方が良いです。
ガラパゴス諸島の乾季は毎日のようにスコールが降るので、突然の雨に対処できるようにしておきましょう。
ガラパゴス諸島を楽しむときに持っておいた方が良い物
ガラパゴス諸島を存分に楽しむには、以下の4つのアイテムがあるとストレスなく楽しめます。
- 虫よけグッズ
- 防水カメラ
- 酔い止め薬
- ビニール袋
ガラパゴス諸島のいたるところでは、蚊やブヨが発生します。
そのため、虫よけグッズを持っておきましょう。
防水カメラは、シュノーケリングなどのアクティビティで役に立ちます。
ガラパゴス諸島の動物は、陸地だけではありません。
海の中にも様々な動物がいます。
海の中の魚やアシカなども感動できる絶景です。
防水カメラであれば、このような水中の思い出も残しておけます。
そして、船酔いしやすい人は、酔い止め薬を持っておきましょう。
ガラパゴス諸島にある島々を移動する際は、ボートがメインです。
移動中は波の影響でかなり揺れるので、酔いやすい人は大きく影響を受けてしまうでしょう。
最後に、ビニール袋です。
ビニール袋は、島々を移動する際のボートで持ち物が濡れないように対策できます。
また、ガラパゴス諸島はゴミのポイ捨てが禁止されているので、何かしらのゴミが発生してしまった際にも役立ちます。
ガラパゴス諸島に持っていくお金について
海外旅行でクレジットカードを使用する人は多いと思いますが、ガラパゴス諸島でクレジットカードが使えるのは、レストランかスーパー位しかありません。
少しずつクレジットカードが使えるお店は増えてきていますが、それでもまだどこでも使えるというほどではありません。
ガラパゴス諸島の入島料は現金のみ
ガラパゴス諸島に入島するには、エクアドル政府が定める ガラパゴス諸島国立公園入島税が発生します。
料金は、以下のとおりです。
- 大人(12歳以上): お一人様 100ドル
- 子供(2~11歳): お一人様 50ドル
- 幼児(2歳未満): 無料
この料金は、ガラパゴス初老の空港に到着時に現金で支払います。
クレジットカード払いは対応していないので、空港到着前に現金を用意しておかなければいけません。
ガラパゴス諸島の貨幣
エクアドル国内は主に5ドル札、10ドル札、20ドル札が出回っています。
エクアドル本土では、100ドル札、50ドル札を使えるところが大型スーパーマーケットなどと限られています。
ガラパゴス諸島においては100ドル札、50ドル札の利用も可能です。
コインについては、1セント、5セント、10セント、25セント、50セント、1ドルとあります。
また、硬貨はアメリカのものをエクアドルで使用することはできますが、エクアドルの硬貨を国外で使うことはできません。
硬貨はアメリカとエクアドルで製造されたものがあり、エクアドルの米ドル硬貨は、エクアドルを出ると使用できないのです。
アメリカ硬貨とエクアドル硬貨の見分け方は、硬貨に大きく数字が刻まれているのがエクアドル硬貨で、そうでないのがアメリカ硬貨になります。
また、硬貨は日本で両替できませんので滞在中に使い切るようにしてください。
ガラパゴス諸島の持込禁止について
島に生息するすべての生物が固有種であり、ガラパゴス諸島にしか存在しません。
そのため、生態系を脅かす可能性のあるものはすべて持込禁止です。
例えば、果物や野菜も持込禁止となっています。
もし持込禁止のものを知らずに持っていってしまった際は、ガラパゴス到着時の荷物検査で没収されます。
ガラパゴス諸島で守るべきルール
ガラパゴス諸島へ持込禁止の物について解説しましたが、その他にもガラパゴス諸島には細かいルールが定められています。
持込禁止以外のルールもしっかり守って過ごすようにしてください。
- 食べ物の持込禁止
- 外からの植物や動物の持込禁止
- 遊歩道を外れない
- 動物に触れない
- 動物にエサを与えない
- 動物の撮影時にフラッシュを使用しない
- ガラパゴスの自然のものを採取しない
- 落書きをしない
当たり前の内容もありますが、なかには知らずに破ってしまう人もいるので、注意してください。
ガラパゴス諸島は持ち物に注意!
少しでも忘れ物があると、不便に感じてしまいストレスになってしまうかもしれません。
ただし、持込禁止の物もあるので、事前に確認しながら荷物の整理を行いましょう。
服装については細かい決まりはありませんが、暑い場所なので、涼しい服装かつ紫外線対策を行ってください。
服装も荷物も万全な準備をして、ガラパゴス諸島を楽しみましょう。