アイスランド旅行の費用目安は?現地の物価やホテル・食事代も紹介

アイスランド旅行の費用目安は?現地の物価やホテル・食事代も紹介

アイスランドは物価が高い国として知られています。

そのため、アイスランド旅行に行く際に、費用の不安を感じる人もいるかもしれません。

そこで今回は、アイスランド旅行の費用目安について紹介します。

アイスランドに行く飛行機代から現地の物価情報、ホテルや食事代などの目安も紹介するので、アイスランド旅行計画の参考にしてください。

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アイスランド旅行の費用目安は?

アイスランド旅行でかかる費用の目安は、当然ながら滞在期間によって異なります。
今回は、5日滞在した場合の目安を紹介します。
旅行にかかる費用に含まれるのは、以下の5つです。

 航空券代
 現地での交通費
 宿泊代
 食費
 アクティビティ代
 お土産代

上記の5つから費用目安を考えると、大体20~30万円あれば問題ありません。
食費やお土産については個々で使う金額は変わってくると思いますが、20万円用意しておけば「予想していたよりもお金が足りない」といったことにはならないでしょう。

アイスランドまでの飛行機代の目安

前提として、日本からアイスランドへ行くには、乗り継ぎが必要になります。
日本からアイスランドへの直行便はありません。
また、日本からアイスランドへ行く場合、13~15時間はかかるので、1日は飛行機の中で過ごすと考えてください。
5泊した場合であれば、5泊7日と想定しておきましょう。
気になる飛行機代の目安ですが、大体往復12~20万円の幅です。
航空会社や時期によって10万近い差が生まれるので、アイスランドへ行く際には、狙っている時期の航空券がどの位の費用になるか、事前に確認しておきましょう。

アイスランド現地の物価は高い?

アイスランドの物価は高いイメージですが、実際は日本とそこまで大きく変わりません。
時期によっても異なりますが、日本と比べた場合の価格の目安は、以下のとおりです。(2023年時点)

 サンドイッチ…298クローナ/約286円
 コーラ500ml…150クローナ/約144円
 牛乳1L…155クローナ/約149円

とはいえ、日本も決して物価が安いわけではないので、諸外国と比べるとアイスランドの物価は高いと言えます。
そして注意しておきたいのは、アイスランドは物価が高いのではなく、単に安いお店が少ないのです。
そのため、観光スポットにあるようなレストランのほとんどは、比較的高くなっています。
以下では、アイスランドのホテル代や食事代などについて解説します。

アイスランドの通貨は「クローナ」

まずはアイスランドの通貨について知っておきましょう。
アイスランドの通貨は「クローナ」と呼ばれます。
スウェーデンなども「クローナ」と呼ばれる通貨が使われていますが、アイスランドの「クローナ」とは別物です。
ちなみに、アイスランドのクローナは、海外の銀行でほとんど取り扱いがなく、両替ができないケースがほとんどなので、アイスランド旅行の際は現地通貨を持て余さないようにしましょう。

アイスランドのホテルは安い場所もある!

アイスランドのホテル代は、1泊大体5000~10000クローナです。
日本のホテルとそこまで大きく変わりません。
5000~10000クローナのホテルであれば、とくにストレスなく過ごせる環境です。
ただ、費用を抑えるのであれば、コテージやゲストハウスなどを探してみましょう。
コテージやゲストハウスのような宿泊施設であれば、ホテル代を抑えられます。

アイスランドのレストランは高い!

アイスランドの外食代については、注意してください。
先述したように、レストランは安いお店がありません。
相場は、大体一皿2000~4000クローナです。
日本円で2000~4000円なので、日本でも比較的良いお店のレベルになります。
現地の人も頻繁に外食はしないそうです。
そのため、アイスランド旅行で数日滞在する場合は、ある程度自炊を考えた方が良いでしょう。

アイスランドで自炊するなら安いスーパーを見つけよう!

アイスランドのレストランは高いので、数日滞在するならスーパーで食材を購入して、自炊をしましょう。
しかし、スーパーにも高い・安いがあります。
比較的安いとされているスーパーは「Nettó」「Krónan」「Bónus」というお店です。
反対に「10-11」というスーパーは、アイスランドで一番高いチェーンスーパーと言われているので、費用を抑えたい場合にはおすすめしません。

アイスランドでお酒を飲むならハッピーアワー

アイスランド旅行でお酒を楽しみたい場合は、注意してください。
まず、お酒は国営のÁTVR 又は Vínbúðinというお店でのみ販売されています。
スーパーの棚にはお酒のような飲み物が並んではいるものの、ノンアルコールです。
そのため、滞在時にお酒が飲みたいと思ったら、買い込んでおくか、パブやバーに行くしかありません。
そして、パブやバーの価格ですが、大体ビール1杯で1000クローナです。
レストランと同様、比較的高い価格設定になっています。
しかし、お酒を諦める必要はありません。
レイキャビク市内のバーの多くは、ハッピーアワーがあります。
ハッピーアワーを狙っていけば、費用を抑えてお酒を楽しめます!

アイスランドのカフェは日本のお洒落なカフェレベル

アイスランドのカフェでのんびりコーヒーを楽しみたい人もいるかと思います。
しかし、カフェに関しても、比較的高めの価格です。
お店によって異なりますが、ラテやカプチーノで大体600クローナ、紅茶で400クローナ、コーヒーが200~500クローナです。
日本のちょっとお洒落なカフェと同じ位の価格だと考えておくと良いでしょう。
しかし、コーヒーは、ホテルの無料サービスで用意されている可能性が高いです。
また、銀行や一部のスーパーでお客様用の無料コーヒーが飲める場合もあります。
カフェの雰囲気というよりも、単純に「コーヒーが飲みたい」という場合であれば、無料サービスを利用した方がお得です。
ちなみに、アイスランドではお水を購入する必要はありません。
アイスランドの水道水はとても綺麗でおいしいお水なので、水道水で十分です。

お土産代も日本と大きく変わらない

アイスランドのお土産屋の価格も、日本の観光スポットのお土産屋さんとそこまで大きく変わりません。
品質の良いお土産用のチョコレートなどで、大体1000~1500クローナです。
ばらまきお土産として使えそうなチョコレートボックスは、2000クローナ程度。
一見高いようにも思えますが、日本のお土産屋さんも同じ位の価格ではないでしょうか。
一点注意したいのは、衣類です。
アイスランドでは、衣類に多額の税金がかけられています。
例えば、Levi'sのジーンズは、スカンジナビア諸国や英国の4割増の値段で売られています。
ただし、アイスランドのレイキャビク市内には、地元のデザイナーが個人で経営しているショップもあるので、個人店をのぞいてみるのも良いでしょう。
また、週末に開催されているKolaportið Flea Marketという蚤の市は、値切り交渉が可能なので、アイスランドで週末を過ごす際には、ぜひ立ち寄ってみてください。

アイスランド旅行で気を付けるのは飛行機代とレストラン代!

アイスランドの物価は高いとされていますが、日本とそれほど変わりません。
予算計画を立てるにあたって気を付けておきたいのは、飛行機代とレストラン代です。
飛行機代は時期によって異なるので、必ず確認しておきましょう。
また、アイスランドのレストランは高いので、中長期滞在するのであれば、自炊を考えた方が良いです。
その他の物価については日本の感覚で予算を用意しておけば問題ありません。
ぜひ予算計画をしっかり立てて、アイスランドで不自由ない観光を楽しみましょう!
今長谷
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