ノルウェーの都市まとめ！魅力的なノルウェーの都市もご紹介

ノルウェーの首都であるオスロ。
ノルウェーの中でも最も大きい都市であり、歴史ある建築物やアートなど、さまざまな観光スポットがあります。
なかでも、世界的画家として知られるムンクがほとんどの生涯をこのオスロで過ごしたことでも有名な都市です。
また、大ヒットディズニー映画「アナと雪の女王」のモデルとなった都市としても知られています。

さらに近年では、オスロで2030年までに世界で初めてゼロエミッション都市になることを目標に掲げていることでも注目を浴びています。
もし実現できれば、世界初の「オール電化の交通システムを持つ都市」として名を残すでしょう。

2023年時点ですでにフェリーのほとんどが電動化されており、ほかにも海上輸送を行う船舶でも電動化を進めているようです。
この取り組みは、CO2排出量や騒音の削減、都市の空気の質の改善にもつながるとして期待されています。

ベルゲンはノルウェーの第2の首都といわれています。
小規模ながらまるで中世にタイムスリップしたような街並みが世界中から人気を集めています。
また、ベルゲンには世界遺産に登録されているブリッゲンがあり、フォトジェニックスポットとしても人気です。
ベルゲンは写真映えする街並みを横目に、海沿いを歩くのもおすすめの楽しみ方。
ケーブルカーにのってフロイエン山に登れば、ベルゲンの美しい街並みを一望することもできますよ。

世界最大の大きさを誇るフィヨルド（ノルウェー語で“入り江”という意味）に面した小さな村、フロムもおすすめ。
フィヨルドとは、氷河による浸食作用により形成された複雑な地形の湾や入り江のことです。
フロムで見るフィヨルドの景色は、まさに言葉を失う美しさ。
一生のうち一度は目にしておきたい絶景です。

せっかくフロムを訪れたなら、フロム鉄道に乗車してみましょう。
ソグネフィヨルドの沿岸にあるフロム駅と、山の上にあるミュルダル駅を結ぶ鉄道です。
およそ40分間の乗車で、フロムの深緑やショース滝などといった壮大な自然を堪能できますよ。

オーロラが見える都市として有名なのがトロムソです。
冬に訪れると、美しい自然現象を見ることができます。
トロムソに来たなら、ぜひシンボルである北極大聖堂にも足を運んでみましょう。
ユニークで現代的なデザインの協会は、トロムソの美しい景観を彩るひとつのアート作品のようです。

世界自然遺産にも登録されている「ガイランゲルフィヨルド」は、全長16kmにも及ぶ大規模な入り江です。
「ガイランゲルフィヨルド」には、オスロやベルゲン、またはオーレスンから、バスや列車で行くことができます。
深いブルーの海を囲うように山々が連なっており、そのあまりの美しい景観に「フィヨルドの真珠」とも言われています。
大自然の強い力が織りなす景観は、まさに神秘。
また、切り立った山々から流れ落ちる数々の滝も必見です。
船に乗って山々の美しい景観を眺めることもできます。

「リーセフィヨルド」では、ぜひスリル満点のプレーケストーレンを訪れてみてください。
オスロから飛行機で約1時間、西海岸の街スタヴァンゲルからアクセスできます。

海に突き出すように鋭く切り立つ岩プレーケストーレンは、約600mの高さを誇ります。
スリリングな景色に、なかには「説教台」と呼ぶ人もいるようです。
6月～9月頃まではハイキングができます。
2時間ほどの道のりを登れば、頂上へたどり着きますよ。
岩の頂上から見下ろす大自然の風景は、息をのむほどの美しさです。
歩くのが難しい方には、クルーズ船に乗っていくこともできます。

ベンゲルに来た際にはフロイエン山に行くのがおすすめ。
ベルゲンの乗り場から山頂までケーブルカーで5分ほど乗ると頂上へつきます。
山頂ではベルゲンの街を一望できるまさに人気の観光スポットです。
夏限定でオープンするレストランもあるので、ゆっくりの絶景を堪能するなら夏に訪れるのがいいでしょう。
特に夜景は、ライトアップされた街並みが水面に映り、煌びやかな景色を眺められます。

また、フロイエン山には登山道も整備されており、過ごしやすい季節であればハイキングもおすすめです。
いくつかのコースがあるので、途中で見たい景色が見られるコースを選んで歩くことができますよ。
歩く時間も1時間ほどなので、整備された道で無理なく楽しみながらハイキングが楽しめるでしょう。

ノルウェーはどの都市に訪れても、その都市ならではの魅力に出会うことができます。
壮大な自然とその都市で暮らす人々が築いた文化が共存するノルウェー。
季節ごとに変わる景色もまたノルウェーの魅力です。
きっと訪れるたびにノルウェーの新しい魅力に出会えるはず。
ノルウェー旅行に行くのであれば、ぜひこの記事を参考にしてください。