イタリア都市別の美しい街並み。都市別の特徴は?

イタリア都市別の美しい街並み。都市別の特徴は?

イタリアは街並みがとても美しいため、ただ歩くだけでも異国情緒溢れる雰囲気を楽しめます。
美術館が多く点在しているイタリアですが、街こそが芸術といっても過言ではありません。
そこで今回はイタリア都市別のおすすめの街並みを紹介します。
ぜひイタリア旅行に行く際は、カメラを持って街並みを沢山思い出に残してください。

→チロル&ドロミテとイタリアを巡るツアーの詳細はこちら

イタリア人気都市別の街並み

イタリアの人気都市はいくつもありますが、そのなかでもとくに街並みが美しいと人気の都市を選んで紹介します。
それぞれの都市で街並みに特徴があるので、まずはどの都市にどのような特徴があるかを知ってください。

ローマの街並み

ローマは、ローマ建築発祥地で、世界遺産や中世建築物が多くみられます。そのため、観光地も多いです。
街には、ベージュやブラウン、オレンジなどの外観が特徴の建物が立ち並び、絵に描いたような景色が見られます。カラフルでありながらも伝統的な街並みは、他の国とは違った情緒を感じられるでしょう。

フィレンツェの街並み

フィレンツェのドゥオモ
観光都市として有名なフィレンツェは、花の都の別名を持ちます。名前のとおり美しい街並みを誇る都市で、街中が美術館のようです。
立ち並ぶ建築物は、ルネサンス時代から残っているものや世界遺産として登録されているものなどもあります。アイボリーや薄いブラウンなどの外壁で、素朴さや温かさを感じられる都市です。

ベネチアの街並み

ベネチアは、水の都として知られている街で、貿易都市としての歴史があります。
車の乗り入れができないベネチアでは、運河を使った水上バスやゴンドラでの移動がメイン。だからこそ見られる優雅な景色は、まるでドラマや映画、童話の世界に入ったような気持ちになれます。
また、そんな運河のなかに並ぶのは、オレンジや赤などカラフルな外観の建物。水の青色とのコントラストがとても美しいです。

カモーリの街並み

イタリア北部にあるかモールは、小さな港町です。そんな港町に立ち並ぶのは、オレンジや赤など、暖色を基調とした建物たち。
丘陵地に並ぶ建物は、高さや階数さえ違うものの、同じ色合いで統一感を見せ、どこか安心を感じられます。

オストゥーニの街並み

ブーリア州には、美しい街並みが沢山あります。そのなかでも多くの観光客が訪れるオストゥーニは、白を基調にした建物が立ち並び、とても幻想的な街並みを見せてくれます。
小さな窓やアーチ型のデザインが外観を一層華やかにし、まるで絵画を見ているような気分になるでしょう。ちょっとした路地で写真を撮るだけで、映え写真になること間違いありません。

都市別おすすめの映える街並み

イタリアの街並みは、つい映え写真を撮りたくなる場所ばかりです。美しい街並みの中で撮影した写真は、まるで映画の主人公になったような気持ちにさせてくれるでしょう。
そのなかでも今回は、とくにおすすめの映える街並みを7つ選びました。
ぜひイタリア旅行に行く際には、おしゃれな写真を撮ってきてください。

チネチッタ|ローマ

まさに映画のような写真を撮影するなら、ローマにあるチネチッタをおすすめします。チネチッタは、ローマ郊外にある大規模映画撮影所で、1937年に設立されました。
日本では映画『テルマエ・ロマエ』の撮影場所として知られています。
撮影所の見学はガイドツアーへの参加で可能。敷地内には映えるスポットばかりなので、ぜひ様々な場所で撮影してみてください。
厳密には街並みではありませんが、ローマならではの映えスポットとして紹介させていただきました。

ナヴォーナ広場|ローマ

ローマの街並みを楽しみながら散歩するなら、ナヴォーナ広場がおすすめです。サンピエトロ広場からナヴォーナ広場へ行く道には、雑貨屋や洋服屋、カフェなどもあるので、散歩しながら街並みを楽しめるでしょう。
とくにおすすめなのが、広大な広場の中心にある『四大河の噴水』。バルニーニの最高傑作ともいわれる男性の彫刻の前で写真を撮れば、イタリアならではの芸術写真ができあがるでしょう。

ロコロトンド旧市街|プーリア州

美しい街並みが多く並ぶプーリア州のなかで、ロコロトンド旧市街は必ず訪れておくべきスポットです。イタリアの美しい村百選にも選ばれている町で、教会やバロック様式の邸宅が立ち並びます。
白を基調にした建物はもちろんですが、さりげなく飾られているカラフルな花の街並みも美しいです。テーマパークのようにも見える美しい街並みは、写真を撮らずにはいられません。

オストゥーニ|プーリア州

先述したオストゥーニも、おすすめスポットとして改めて紹介します。プーリア州のオストゥーニは、「白い町」として知られる、白一色の町です。
旧市街には小路が多くあり、まるで迷宮のようでもあります。ハイシーズンには10万人以上の観光客が訪れる場所なので、ぜひ一度足を運んでみてください。
ちなみに、旧市街の白い壁は、石灰乳による石灰で、毎年白く塗り替えられています。塗り替え時期は毎年6月頃。そのため、夏のシーズンに行けば、真っ白な塗りたての建物を見られます。

カモーリ|リグーリア州

オストゥーニに続き、カモーリの街並みもおすすめ映えスポットとして、改めて紹介します。カモーリはのんびりした海沿いの町で、黄色やオレンジ、赤や緑などのカラフルな建物が街並みを彩っています。
このようにカラフルな建物が建てられたのは、漁に出た漁師が仕事を終えて帰るとき、遠くからでも自分の家がわかるようにするためだといわれています。
しかし、海沿いの町であるため、昔は海賊からの襲撃に悩まされたこともあったそうです。そのときに防御のために建てられたのが、ドラゴン城と呼ばれる要塞。カモーリのカラフルな街並みとは異なり、ゴツゴツした重厚な岩で作られており、とても歴史を感じます。
ドラゴン城横の広場には、今でも大砲台が置かれているので、映画のワンシーンのような写真を撮影できるでしょう。

ブラーノ島|ベネチア

ベネチアにあるブラーノ島は、カラフルな街世界ベスト10にも入るほど、綺麗な街です。街を見渡すとまるでアニメや漫画の世界にいるような気分になります。
とてもカラフルでかわいい街並みですが、上記のカモーリと同様、カラフルな建物は漁師が迷うことなく自分の家に帰るためだそうです。
ぜひ漁師の雰囲気を感じられる海と合わせて、カラフルな街並みを撮影してください。

レプッブリカ広場|フィレンツェ

フィレンツェといえば、ドゥオーモ広場やシニョーリア広場が有名ですが、その中間にあるのが「レプッブリカ広場」です。
レプッブリカ広場は映画のロケ地としても使われたことがあり『ハンニバル』や『冷静と情熱のあいだ』で登場しているそうです。
なかでも映えスポットとしておすすめなのが、広場の中心にあるメリーゴーランド。
とくに夜のメリーゴーランドは月とのコラボレーションが美しいです。

イタリアの街並みを楽しむ旅

イタリアには食や芸術など、さまざまな楽しみ方があります。
しかし、今回紹介したような美しい街並みも忘れてはいけません。
日本では感じられない美しい街並みがいくつもあるので、ぜひイタリアの思い出として訪れてください。
映え写真が撮れるスポットも多いので、女子旅も盛り上がるでしょう。
ただし、歴史ある建築物は写真撮影が禁止な場合もあるので、事前に確認しておいてください。
通常の街中での撮影であれば問題ないので、ぜひイタリアの街並みで映え写真を撮影しましょう。
今長谷
× 閉じる