ケニアの有名なものとは?世界遺産や国立公園を紹介

ケニアの有名なものとは?世界遺産や国立公園を紹介

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ネイチャーガイド今長谷

こんにちは!ネイチャーガイドの今長谷です。

ケニアで有名なものは、食べ物や文化だけではありません。豊かな自然や力強く生きる動物たちを見たり、歴史や趣を感じたりできる有名なものが多くあります。

思わず心に刻んでしまうほどの景観と感動を見て感じられるケニアの有名なものを紹介しています。

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ケニアの有名なものランキング

ケニアの有名なものには、体験を通して得られるものが多くあります。
大人も子どもも楽しめる観光となるよう、ケニアの有名なものを紹介しましょう。

肉食動物との遭遇のチャンス!ゲームサファリの楽しみ方

ゲームサファリでは、野生動物の観察や撮影を車に乗ったまま行えます。
子どもを連れたアフリカゾウの群れや、縞模様が美しく濃さの違うシマウマなど、様々な動物たちの様子を見ることが可能です。
ゲームサファリは、動物たちが活発に動き出す早朝・夕方に多く行われます。
昼間や午後の時間でもゲームサファリは可能であり、目撃情報を基にして動物たちがいる場所に案内されます。運が良い時は、ライオンやヒョウなどの肉食動物に出会えるかもしれません。

ゲームサファリ

ゲームサファリ

ナクル湖の風景

ナクル湖は、ナイロビの北西の大地溝帯の谷にある湖で、世界遺産にも登録されている湖です。
ナクル湖周辺は、動物の保護・管理を目的としており、全体が柵で囲われています。
湖には、以前はフラミンゴが集まることで有名でしたが数が激減しています。その一方、湖にはカバやペリカンが生息しており、内陸の方には白サイなど野生動物・鳥類もいるため、バードウォッチングも楽しめます。

ナイロビのジラフセンターでロスチャイルド・キリンとのふれあい

ジラフセンターはナイロビ国立公園の西側にあり、絶滅機器があるロスチャイルド・キリンを繁殖・飼育している施設です。ジラフとはキリンのことです。
施設内にいるキリンは3ヶ月から20歳までの10頭が飼育されており、各キリンに名前をつけるなど愛情たっぷりに可愛がられています。
観光客が自らキリンに餌をあげることができる体験場所もあり、観光の際には貴重な思い出になるでしょう。
キリンを間近で見て顔や体の模様を観察できたり、2階のテラスに出るとキリンと同じ目線に立ったりできます。
ジラフセンターで働くスタッフから、キリンの生態や触れ合い方を教えてもらうことが可能です。

シェルドリック動物孤児院での保護動物たちのケアと再野生化

シェルドリック動物孤児院は、ケニア全土のゾウやサイなどの子どもを集めた施設です。
ナイロビ国立公園付近に立地され、24時間体制で動物たちの様子をチェックしており、午前中であれば自由に施設訪問を行えます。
シェルドリック動物孤児院は、密漁などによって親を失くした子どもの動物たちの心身ケアや世話を行い、ある程度まで成長すると野生へと戻すことが目的です。

空からの冒険 バルーンサファリで見る野生動物の世界

バルーンサファリでは、気球に乗って空から野生動物を観察できます。
1日で1番気候が安定しており、野生動物の動きが活発化しやすい早朝に行われることが一般的です。
日中では見られない動物たちの動きや群れの習性を知ることもでき、上空の澄んだ空気を吸い込みながら、キリマンジャロ山などの景観を楽しめます。
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車で動物の世界を楽しむのは昼間のゲームサファリに、夜のナイトサファリ。さらにナイバシャ湖ではボートサファリにウィーキングサファリ。さらに欠かせないのは空から楽しむバルーンサファリです。バーナーの爆音と逆に無音の空中の時間。感化には広大なサファリとその中を走る動物たち。終了後は朝食に、朝からスパークリングワインも準備されています。

ケニアの有名な世界遺産

ケニア国内には、有名な世界遺産が数多くあり、情報や写真では感じられない感動をもたらしてくれるかもしれません。
ここからは、ケニアの有名な世界遺産を紹介しましょう。

160万年前の人類と出会う!トゥルカナ湖国立公園群

トゥルカナ湖国立公園群は、世界最大の砂漠湖を中心とした世界遺産です。
1980年代に約160万年前の人類の化石が発見された場所であり、古生物学の研究を行うためにも重要となりました。
トゥルカナ湖国立公園群の周辺は、シビロイ国立公園、セントラル・アイランド国立公園、サウス・アイランド国立公園の3つで構成されています。
ただし、現地の荒れ果てた様子から、観光地化はされていません。

世界遺産に登録された街並み、ラム旧市街

ラム旧市街地は、かつてアジアに対するアフリカ大陸の玄関口でもあり、世界文化遺産として登録されました。
14世紀にはアラビア交易の拠点として建設され、スワヒリ系の文化と建築技法が市街地に広がっています。
スワヒリ族の伝統建造物が多く残されており、スワヒリ文化が基づいていると感じさせるでしょう。

野生動物の宝庫、大地溝帯にあるケニアの湖沼群

大地溝帯にあるケニアの湖沼群は、アフリカ大陸を南北に縦断している巨大な谷です。
ボゴリア湖・エレメンタイタ湖・ナクル湖の浅い湖を含んだ広大な湖沼群は、世界遺産として登録されています。
湖には、フラミンゴを始めとした数百羽の鳥類が生息していることでも有名です。
また、サイやキリンなどの哺乳類も生息しており、野生動物の研究にも注力されています。

赤道直下の氷河、ケニア山国立公園

ケニア山国立公園は、標高3,350m以上の高さであるケニア山を中心とした国立公園です。
赤道直下の国でありながら、アフリカ大陸第2位の高峰を誇り、頂上には氷河があります。
ケニア山国立公園では、バッファローやヒョウなどの動物が生息しているため、迫力のある景観と合わせて動物たちの様子を見ることができます。
山の高さから、本格的な登山に訪れる人も少なくありません。

16世紀に築かれた石垣、ティムリカ・オヒンガ考古遺跡

ティムリカ・オヒンガ考古遺跡は、16世紀に築かれたといわれる石垣の遺跡です。
集落を取り囲むように「オヒンガ」と呼ばれる石壁が点在しています。
石垣を造った意味は、集落の住民や家畜を守る役割を果たすためです。
接着剤などは使用せず、石のバランスのみで構成された建築技法で、保存状態の良い遺跡とされています。

牢獄から公園へ、モンバサのジーザス要塞

モンバサのジーザス要塞は、東アフリカで最も古い港町のある都市モンバサにあります。
16世紀頃、支配していたポルトガル人によって、インド洋の海上貿易を守るために建造されました。
ルネサンス様式で造られた要塞は、真上から見ると人間の形に見えるとされています。
しかし、18世紀にイギリスの統治下となると牢獄として使用されました。
現在は、一般公開されていたり、公園として開放されたりしています。

ケニアの有名な国立公園

ケニアの有名なものの中には、国立公園があります。
動物の生態や自然の豊かさをダイレクトに知ることができる場所です。
ケニアに来た際には、必ず押さえておきたい有名な国立公園を紹介します。

サファリで出会う感動、マサイマラ国立保護区

マサイマラ国立保護区はサバンナ草原が広がり、ライオンなどの肉食動物とキリンなどの草食動物が生息しています。
数十万頭にも上るシマウマや、ヌーの群れの大移動が見られることで有名です。
動物を近くで観察できるサファリができたり、空から見下ろすバルーンサファリもできたりします。
サバンナの大草原に沈む真っ赤な夕日と、草木の匂いを感じられる国立保護区です。

アンボセリ国立公園

アンボセリ国立公園は、タンザニア国境に近く、多くの動物が生息するケニアでも人気の観光地です。
特に、アンボセリ国立公園にはアフリカゾウが多く、大きなゾウの群れにひょっこりと見える小ゾウを見つけると笑顔になれます。
また、優雅に歩くキリンの姿や、ライオンやチーターの姿を見ることもあるかもしれません。
地球最大数といわれる陸上の哺乳類を見学するのであれば、アンボセリ国立公園がおすすめです。

多様な鳥類が生息、ナクル湖国立公園

ナクル湖国立公園は、世界遺産に登録されている大地溝帯にあるケニアの湖沼群の一つです。
ピンク色のフラミンゴや白色のフラミンゴが集まる湖として有名であり、ソーダ性の湖にいる魚やプランクトンを求めて、多くの鳥類も集まります。
様々な種類の鳥が集まるため、バードウォッチングを行う場所として最適です。
また、水辺ではカバやサイなどの動物を目にすることもあります。
湖・草原地帯・森林地帯のあるナクル湖国立公園は、各々が持つ美しい景観を楽しめるでしょう。

ケニア観光は有名なものから見ていきましょう

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ネイチャーガイド今長谷

ケニアは、有名なものが多くあり、観光スポットとして世界遺産や国立公園を訪れる人が多いです。
豊かな自然と多くの動物たちの様子を知ることができるため、有名な人気の観光スポットには、ぜひ行ってみてください。
ケニアの大地と歴史を感じられます。

Auther: ネイチャーガイド 今長谷 啓享

自分が行って楽しいと思える旅じゃないと作らない!というポリシーで現地調査・企画・手配を行い、現地の案内まで、ネイチャーガイドとして体験型で少人数のくつろぎの旅を提供。北極圏から南極大陸まで、歴史と文化に溢れる世界遺産からヨーロッパや南米アンデスの山々まで、海外への渡航歴200回以上、パリやベルギーにも駐在経験のある旅人。元山岳ガイドの経験も活かし「自然や世界遺産が好きな方々を体験型で少人数のくつろぎの旅の世界」へ今も日々案内中。

今長谷
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