ケニア観光のおすすめスポット!自然を楽しめるスポットを厳選

ケニア観光のおすすめスポット!自然を楽しめるスポットを厳選

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ネイチャーガイド今長谷

こんにちは!ネイチャーガイドの今長谷です。

ケニアには観光スポットが多数あるため、行き先が決まらずに迷ってしまう人も少なくありません。まずは、各観光スポットの特徴を知ってから、行き先を決めてみてください。自然と動物を一緒に楽しめる場所や、ケニアの町並みを感じられる観光スポットを紹介します。

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ケニアは自然と動物の宝庫

ケニアは、多くの野生動物が生息する観光スポットが多くあり、アフリカを代表する保護区や国立公園があります。
野生動物の中には、ゾウ・キリン・バッファローなどが群れを成して生きている姿を見ることができるため、迫力ある光景となるでしょう。
また、ケニアは山・川・海などの美しく雄大な景色を楽しめます。
動物たちが暮らす草原や森林地域、釣りを楽しめる渓流に、美しいサンゴ礁が生息する海に面した高級リゾート地があるなど、自然と動物の宝庫である国です。

自然と動物を楽しめるケニアのおすすめ観光スポット

ケニアは、自然豊かで野生動物を見ることができる観光スポットが多くあります。
一度は足を運んでほしい観光スポットを紹介しましょう。

野生動物を見られるアンボセリ国立公園

アンボセリ国立公園には、野生動物が多く生息しています。
アフリカゾウやキリンなどが自由に歩いており、キリマンジャロ山を背景にして草原が広がる公園に迫力を感じられるでしょう。
アンボセリ国立公園で見られる野生動物の中には、アフリカを代表するようなライオン・ヒョウ・シマウマ・ハイエナなどがいます。
普段では見られない野生動物たちの生活を垣間見たり、観察をしたりする場所としてピッタリです。
特に、群れを成しているゾウの中には、小ゾウを連れた様子を見られる確率が高いなどもできます。
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動物との出会いを楽しむのに最もポピュラーなのがゲームサファリ。天井が開く4WDに乗って動物たちの世界へ向かいます。日本にもサファリパークと呼ばれる観光地がありますが、最大の違いは彼らは野生であること。まさにサファリに生きる動物たちです。もちろん車から降りることは禁止されています。車を走らせて動物との出会うチャンスを待つ。いつ会えるか分からないのも大きな違いでしょう。だからこそこのスタイルをゲームと呼びます。日本のサファリパークはゲームではなく動物園ですね。

フラミンゴが集まるナクル湖国立公園

ナクル湖国立公園は、世界遺産登録をされている湖の一つであり、フラミンゴの大群が飛来してくる観光スポットです。
現地でしか見られない体の色がピンクのフラミンゴ、白色のフラミンゴの観察を行えます。
フラミンゴ以外にも、様々な野鳥や哺乳類たちが、水辺で暮らしている様子を近くで見られることもケニアのおすすめ観光スポットです。
ナクル湖国立公園は小規模な国立公園ですが、湖を見渡せる展望台があります。
水辺に集まるフラミンゴや湖の遠くまで見渡せるなど、一望することができるでしょう。
但し・・付近の生活用水が流れ込みその数は減る一方です。

世界最大の大きさ・熱を感じられるサハラ砂漠

サハラ砂漠は、米国とほとんど同じ広さの砂漠です。
アフリカ大陸の3分の1を占めていることから、世界最大の砂漠ともいわれています。
サハラ砂漠の砂は、細かく軽いサラサラとしたオレンジ色であることが特徴的です。
風が吹いた際に、映画のような砂紋を作り出すため、ファンタジーの世界に入り込んだ間隔になるかもしれません。
サハラ砂漠の夜は真っ暗ですが、美しい星空が広がり時折たくさんの流れ星を見ることができます。
早朝、広大な砂漠に朝日が昇る瞬間は、忘れられない景色となるでしょう。

アフリカならではの動物がいるサンブル国立保護区

サンブル国立保護区は、赤道を挟んだ場所に位置しています。
国立保護区内には、シマウマ・ライオン・キリン・ヒョウなど、アフリカを代表する動物たちを見ることができるため、人気が高い観光スポットです。
現地のシマウマは、ハッキリと細かな美しい模様を持っていたり、網目模様を持つキリンがいたりします。
見慣れた動物たちと比べて、違いを探したり改めて美しさを感じたりできるでしょう。
また、木に登ってくつろぐヒョウを見るチャンスがあることも、人気の一つです。
ただし、地上に降りて歩いているヒョウに遭遇する場合があるため、ご注意ください。

自然を楽しめるアバーディア国立公園

アバーディア国立公園は、森林を保護している国立公園です。
国立公園内には、高床式のロッジがあるため、アバーディア山脈一体の森林・滝・渓谷など、壮大な自然を上から楽しめます。
ロッジや木の上などの高い場所からは、森林に生息するヘビやジャネットなどを観察するには打ってつけです。
また、周辺に集まるキャット・ヒョウなども見られるため、自然の景観と合わせて動物たちを見る楽しみや感動を得られるスポットになっています。
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サファリを楽しむスタイルは色々ですが、特にアバーディアで楽しみたいのはロッジサファリです。ここでは宿泊するロッジの周りに動物たちが集まり、車からの世界とは違う動物たちの姿を楽しめます。さらにここでは宿泊しますので昼間とはまた違う夜の動物たちも楽しめます。

ワイルドな自然が残るツァボ国立公園

ツァボ国立公園は、草原・ブッシュ地帯・岩山・川など、様々な自然環境の様子を見ることができる国立公園です。
アフリカゾウが多く生息していることが特徴的です。
透明な湧水が出る泉「ムジマ・スプリングス」では、カバが生息しているため水中で散歩をする様子も楽しめます。
また、「バオバブの木」としても有名であり、樹齢1,000年以上の巨大な木も点在していることから圧倒されるかもしれません。
ツァボ国立公園は、観光客に開放していない場所もあり、巨木と合わせて緊張感のあるワイルドな自然を感じられるでしょう。

草食動物が多いナイバシャ湖

ナイバシャ湖には、低いソーダ性の水にカバが生息しています。
ボートに乗ってカバの観察をしたり、湖で釣りを楽しんだりできる観光スポットです。
ナイバシャ湖の周りには、シマウマやキリンなどの草食動物が生息しており、沖の島にも肉食獣はいないため、気軽に出歩けます。
ウォーキング サファリを楽しみたい人や、様々な野鳥が飛び交う様子を見るバードウォッチングを楽しみたい人におすすめです。

より身近に自然と動物を感じられるため、ケニアへ観光に訪れた際はぜひ足を運んでみてください。
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ナイバシャ湖でウォーキングサファリ。ここで「お!」と思った人は気が付いた人ですね。ゲームサファリなどでは決して車から降りてはいけない決まりなのに歩ける?
草食動物のみが住むナイバシャの湖に浮かぶ島には危険な動物がいないため、例外的に歩くことが可能なのです。

ケニアの文化を感じられる観光スポット

ケニア南部からタンザニア北部一帯にはマサイ族の村があり、ケニアの文化を感じられる観光スポットとして人気です。
先住民族の生活風景やマサイ族の儀式など、ケニア民族ならではの文化を見ることができます。
マサイ村は、ケニアの多様で豊かな文化を伝える観光村でもあるため、観光客が訪れるとケニアの伝統音楽とダンスで歓迎してくれます。
マサイ族と一体感になれる体験ができるでしょう。

繁栄した都市ナイロビ

ナイロビは、鉄道工事のために作られたキャンプ地でしたが、東アフリカの中で最も繁栄した都市です。
国際都市としても認められており、国連の出先機関などの国際関連の本部を多く設置しています。
市内は、ナイロビ国立公園を始めとして、動物孤児院・博物館などの観光名所が揃っているため、多くの動物を見ることができるでしょう。

象徴の港であるモンバサ

モンバサは、ケニア最古の港町の一つであり、重い歴史を持つ港です。
港町は、諸外国と争奪し合った歴史と400年間「奴隷貿易の拠点」であった歴史があり、モンバサを見下ろすように城砦が建っています。
城砦「フォート・ジーザス」は、二つの歴史の象徴とされています。
モンバサは、イスラムが混ざりあった独特な雰囲気を持つ港町で、豊かな海鮮料理やヘルシーで優しい料理が多くのレストランで提供されています。

ユネスコ世界遺産ラム島旧市街地 中世イスラムの息吹

ラム島は、モンバサと同様にケニア最古の港町の一つです。
ヨーロッパや中国など、多くの国と貿易を交わして栄えた港ではあるものの、繁栄した象徴はほとんどありません。
代わりに、素朴で穏やかな雰囲気を感じさせる港町となり、移動手段を徒歩・ロバの乗馬を中心としています。
また、ラム島にはユネスコ世界遺産に指定されている旧市街地があり、イスラム風の石造りである街並みは、中世時代のイスラムを体感させてくれるでしょう。

ケニア観光で知っておくべきポイント

ケニア観光に向かう前に、快適で安全に過ごせるように、ケニアの内情を知っておくことも大切です。
ここからは、ケニアの観光シーズン・注意点について解説します。

ケニア観光のおすすめシーズン

ケニア観光に行くのであれば、6月〜10月頃がおすすめシーズンです。
雨の少ない乾季の時期で野生動物が集まりやすいため、サファリツアーなどに最適な時期でもあります。
また、首都ナイロビは標高1,600mに位置していることから、年中涼しく快適に過ごしやすいです。

ケニア観光の注意点

ケニア観光をする際は、以下の注意点を意識しましょう。

  • スリ
  • 強盗
  • ひったくり など

ケニアは治安が良いと言える場所が少なく、観光客を狙った犯罪が多発しています。

人混みを歩いていると、鞄の底を破かれて中身がなくなっていたケースや、拳銃を用いた路上強盗が行われるケースなど危険な場面が多いです。

ケニア観光を行う際は、治安情報の確認をしたり安全対策をしたりして、徹底しましょう。

ケニア観光を安心・安全に楽しみましょう

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ネイチャーガイド今長谷

ケニアは自然と動物を楽しめる観光スポットが多くあり、訪れた人に感動や驚きを感じさせてくれます。
日本国内では見られない自然環境や動物たちの様子、ケニアの文化を知って観光を楽しんでくださいね。
危険な場所を知り尽くしたスタッフが同行し、動物との出会いを存分に楽しまるツアーはケニアには特にまマッチしますね。

Auther: ネイチャーガイド 今長谷 啓享

自分が行って楽しいと思える旅じゃないと作らない!というポリシーで現地調査・企画・手配を行い、現地の案内まで、ネイチャーガイドとして体験型で少人数のくつろぎの旅を提供。北極圏から南極大陸まで、歴史と文化に溢れる世界遺産からヨーロッパや南米アンデスの山々まで、海外への渡航歴200回以上、パリやベルギーにも駐在経験のある旅人。元山岳ガイドの経験も活かし「自然や世界遺産が好きな方々を体験型で少人数のくつろぎの旅の世界」へ今も日々案内中。

今長谷
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