スイス観光でおすすめのスポット6選!倍楽しむためのポイント

スイス観光でおすすめのスポット6選!倍楽しむためのポイント

スイスは世界遺産も多く、いくつもの見どころがあります。
また、地域によってもいくつもの観光スポットがあり、どこに行くべきか悩んでしまう人もいるでしょう。
そこで今回は、スイス観光でおすすめのスポットについて解説します。
スイス観光を楽しむためのポイントも合わせて

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スイス観光は大きく4つに分かれる

スイスの観光地は、大きく分けると4つあります。

  • スイス南部
  • スイス中央部
  • スイス西部
  • スイス東部

まずは、各地域の特徴を紹介しましょう。

スイス南部

スイス南部は、ゴツゴツした大岩がありますが、山間には風情のある村が多くあります。
冠雪したアルプス山脈が望めるため、視点によっては山や自然の美しさを感じる観光地がメインです。
各山間では、フラン護憲・ドイツ語圏・イタリア語圏のコミュニティがあり、各々の文化・言語・伝統が異なるという特徴があります。
西欧の持つ文化の幅広さを感じられるかもしれません。

スイス中央部

スイス中央部は、ユングフラウ・アレッチを見られるほか、街並みが揃った美しいバーゼル・ベルンなどが見られます。
アルプスで初めての世界遺産としても有名で、人気の高い名所が多くあるため、景観を楽しめる地域です。
ヨーロッパらしい外観の街並みをゆったり楽しみたい方へ、スイス中央部をおすすめします。

スイス西部

スイス西部は、古い村の玄関口として知られ、美しく雄大なアルプスや絶景の葡萄畑が見られます。
レマン湖沿いには、中世ヨーロッパ時代から建築されている建物が並び、街のシンボルとなる大噴水がしぶきを上げて、観光客を出迎えてくれるのも嬉しいですね。
旧市街地には狭い路地が多くありますが、中世の建築物をカフェにしていたり、アンティークショップが点在していたりします。
スイスの観光地を散策しながら、良い雰囲気を持った現地にしかないお店探しもおすすめです。

スイス東部

スイス東部には、高級リゾート地サンモリッツや金融の街チューリッヒなどがあります。
豪華な街並みが多いと感じる中で、アルプスの少女ハイジの舞台となっているマイエンフェルトもあるため、歴史的な建物から自然の豊かさも感じる観光地です。
特に、スイス最大の鉄道駅であるチューリッヒ中央駅は、スイスと隣国を繋ぐ国際列車のターミナル駅でもあります。
ヨーロッパの広さや、日本とは異なる自然を楽しめるでしょう。

スイス観光で必ず訪れておきたいスポット

スイスの観光に訪れた際は、必ず行っておきたい下記のスポットがあります。

  • スイスを代表するユングフラウヨッホ
  • アルプス山脈で有名なマッターホルン
  • 世界一遅い特急氷河特急
  • 山岳風景を楽しめるベルニナ急行
  • 世界遺産の旧市街ベルン
  • アルプスの少女ハイジの故郷マイエンフェルト

それぞれの特徴や歴史、見どころについて解説します。

スイスを代表するユングフラウヨッホ

スイスを代表とするユングフラウヨッホは、日本からのスイス観光のコースに含まれている人気スポットです。
ユングフラウヨッホは、スイスの中で最も標高が高く、自然の豊かさ・雄大さが広がっています。
1912年から開通している鉄道は、今もなお美しい自然の景色の中を走行しており、絶景列車としても有名です。
ヨーロッパ最高地点に設立しているユングフラウヨッホ駅に着くまでに、アイガー・メンヒ・ユングフラウの頂上近くを通ります。
また、ユングフラウヨッホ駅に隣接するスフィンクス展望台は、全面がガラス張りであり、アレッチ氷河の絶景を眺めることが可能です。

アルプス山脈で有名なマッターホルン

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アルプス山脈で有名なマッターホルンは、東西南北の壁と4つの尾根から構成されているピラミッド形の山です。
ヘルンリ尾根・ツムット尾根・リオン尾根・フルッケン尾根が繋がっているため、直線状で見ると綺麗なピラミッドに見えるでしょう。
マッターホルンの展望台周辺には、初心者でも楽しめるハイキングコースなどがあります。
観光に訪れる季節によっては、鮮やかな草原や純白の雪原が楽しめるかもしれません。

世界一遅い特急氷河特急

スイスの鉄道の中でも、世界一遅いと言われる特急列車・氷河特急はツェルマットからダウォス間を運行している観光列車です。
マッターホルン・ゴッタルド鉄道とレーティッシュ鉄道の路線を、約7〜8時間かけて走行します。
走行中は、車窓から見える景色を楽しめ、列車に滞在中はスイスの食事をたっぷり楽しむことが可能です。
氷河特急は、1年中運行をしていますが、夏季最大4往復・冬季は1〜2往復しています。
季節による景色の違いを楽しむために、特急氷河特急を含むツアーをご希望される方は、事前にご相談ください。

山岳風景を楽しめるベルニナ急行

スイスの山岳風景を楽しめるベルニナ急行も、人気スポットとして押さえておきたいですね。
世界遺産にも登録されているベルニナ急行の車窓からは、山間の急流や氷河、牧草地帯などが見られます。
路線の開通時は、石橋やトンネルなどを豊富に用いているため、高低差・起伏に富んでいるルートは、アトラクションに乗っているようです。
ダイナミックな山岳風景を楽しめるベルニナ急行も観光スポットとして、おすすめします

世界遺産の旧市街ベルン

観光スポットとして、多くの人が訪れる世界遺産の旧市街ベルンにも、ぜひ足を運んでいただきたいですね。
ベルンは、スイスの首都ではありますが、森に囲まれた静かな街です。
1983年に文化遺産登録されたベルン旧市街地は、中世ヨーロッパの歳を発展させるきっかけを作った街でもあります。
レンガの屋根の街並みや、約6kmのヨーロッパ最長であるアーケードなどは、物語に出てくるような雰囲気を感じられるでしょう。
街の建物は、建てられた当時の状態からほとんど変わらず、今では外観を生かしたカフェやアンティークショップなどになっています。

アルプスの少女ハイジの故郷マイエンフェルト

大人であれば、誰もが一度は見たことのある名作『アルプスの少女ハイジ』の故郷マイエンフェルトも、必ず訪れておきたいですね。
作品の舞台にもなったマイエンフェルトは、ハイジに関連するものが多くあります。
ハイジハウスやハイジの泉などがあり、知っている内容だからこそ感じられる気持ちがあるでしょう。
ご家族でマイエンフェルトに訪れた際に、お子様も一緒に楽しむことができるかもしれません。
マイエンフェルトは、ワイン産地でもあるため、美しく広がる葡萄畑の景色もあります。
ハイジの世界と合わせて、ぜひハイジの故郷マイエンフェルトを堪能してください。

スイス観光を楽しむためのポイント

スイス観光を楽しむためのポイントとして、訪れるシーズンや滞在中の注意点に気をつけるなどがあります。
ここからは、スイス観光を楽しむためのポイントを詳しく解説しているので、スイス観光を検討している方はぜひ参考にしてください。

スイス観光におすすめのシーズン

スイス観光におすすめのシーズンは、夏季5月〜9月頃・冬季12月〜2月です。
夏季は温かい気候の時期であるため観光中の移動も快適に過ごせて、冬季はため息が出るほどの純白に包まれた雪原を見ることができるでしょう。

スイス観光を楽しむのに必要な日数

スイス観光を満喫・楽しむためには、4泊〜5泊を目安とした日数がおすすめです。
列車移動がメインになりやすいスイス観光は、長距離移動になる場合があるため、滞在中の時間にも影響します。
駅や列車に乗るまでの時間を考えると、余裕を持った日数が必要になるでしょう。

寒暖差に注意

スイスは、寒暖差にも注意しなければなりません。
日本と同様に四季があるスイスですが、東西南北の地域によって標高が異なるため、気候も大きく変動するからです。
観光に訪れる地域や、土地に合った服装の準備をおすすめします。
ただし、山岳部だけではなく、真夏の平地でも10度を下回る場合もあるため、重ね着ができる服があると安心ですね。

軽犯罪に注意

スイスの観光中は、軽犯罪にも注意しましょう。
ヨーロッパの中でも、スイスの治安はトップレベルですが、どうしても軽犯罪が起こる場合があります。
日常生活でもスリや置き引きなどはあるため、観光客だからこそ手荷物はしっかり持ったり、コインロッカーを利用したりすることがおすすめです。
また、列車の乗車中も居眠りや景色の撮影中も注意しておきましょう。

スイス観光は世界遺産をメインに楽しむのがおすすめ

スイスは、自然豊かな場所だけではなく、歴史ある建物が多くあります。
街によっては、当時の状態のままであるため、自然の景色を楽しみながら街の雰囲気を堪能できるでしょう。
スイスの観光に訪れた際は、世界遺産に登録されている旧市街地ベルンや、アルプス山脈で有名なマッターホルンなどに、ぜひ足を運んでくださいね。
ただし、スイス観光を楽しむために、観光に行く時期を考えたり軽犯罪への警戒をしたりすることも大切です。
今長谷
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