ニュージーランドでおすすめの温泉!日本以上に楽しめる温泉一覧

ニュージーランドでおすすめの温泉!日本以上に楽しめる温泉一覧

ネイチャーガイド今長谷写真
ネイチャーガイド今長谷

温泉大国といえば「日本」であるというイメージを持っているのではないでしょうか。
実は、ニュージーランドも知る人ぞ知る温泉大国なのです。
特に、ニュージーランドの「ロトルア」は温泉旅行で欠かせない観光スポット。
そこで今回は、ニュージーランドの「ロトルア」でおすすめの温泉を紹介します。
ニュージーランドの観光に行った際には、ぜひ温泉を堪能してきてください。

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ニュージーランドの温泉街「ロトルア」とは?

ニュージーランド ロトルア緑色の温泉
オーストラリアの東側、環太平洋火山帯に位置するニュージーランドの「ロトルア」は、世界屈指の温泉街として知られています。
地熱活動が活発なロトルアでは沢山の温泉が湧き、日本の有名温泉地・別府とは姉妹都市。
世界的にも有名な温泉があるため、世界中から多くの観光客が集まる人気スポットです。

ニュージーランドで行ってみたいおすすめの温泉5選

温泉大国ニュージーランドでおすすめの温泉を5選紹介します。

ロトルアの有名な温泉から、景色が素晴らしい温泉や珍しい温泉まで選びました。

  • ポリネシアンスパ
  • ヘルズゲート温泉
  • マヌピルアサーマル温泉
  • ワイタンギ炭酸温泉
  • ケロセネ温泉

日本でまだあまり知られていない温泉もあるので、ぜひ観光の際には一度訪れてみてください。

ロトルアの温泉といえば「ポリネシアンスパ」

ロトルアの温泉の中でも最も人気なのが「ポリネシアンスパ」です。

ロトルアの中心部にあり、露天風呂からロトルア湖を一望できます。

温泉に浸かりながら見渡す限りの絶景を堪能できる、この上なく贅沢な時間を過ごせるでしょう。

ロトルアは空気が澄んでいることもあり、夜の時間帯の入浴であれば、美しい夜空を堪能することもできます。

また、露天風呂だけでなく、石造りの温泉や貸切の個室風呂などがあり、温泉の温度も8段階に分かれているので、自分の好みで楽しめるのも人気の理由です。

  • 営業時間:8:00~23:00
  • 入場料:15ドル〜

歴史ある泥温泉「ヘルズゲート温泉」

ニュージーランドの泥温泉といえば「ベルズゲート温泉」が有名です。

「ヘルズゲート温泉」は、かつてニュージーランドの先住民であるマオリ族が健康や傷を癒すための湯治場だったという歴史があります。

泥には美肌効果もあり、その効果の高さから最大2分までと入浴時間が決められているほど。

せっかく来たなら一度は訪れてみたい温泉です。

  • 営業時間:8:30~20:30
  • 入場料:75ドル

絶景を堪能する「マヌピルアサーマル温泉」

「マヌピルアサーマル温泉」は、ロトルア湖の北岸、オハウ海峡を挟んで繋がっている「ロトイティ湖」を一望できる絶景温泉です。

5段階の温度で天然温泉を楽しめます。

温泉で体がほてってきたら、目の前の湖に飛び込むといった楽しみ方も有名です。

プールサイドには軽食やデザートなどを提供するカフェや、バーベキューができる場所もあるため、家族や友人たちと賑やかに過ごすこともできます。

  • 営業時間:8:00〜22:00
  • 入場料:25ドル

ニュージーランドでもレアな「ワイタンギ炭酸温泉」

ニュージーランドでも珍しい炭酸温泉なら「ワイタンギ炭酸温泉」がおすすめです。

私有地だった土地から炭酸温泉が湧き出たため、地主さんが一般開放したようです。

しっかりと管理されており、清潔に保たれています。

まだ多く知られておらず、観光客が少ないため、ゆったりとした時間を過ごせるでしょう。

  • 営業時間:7:00〜21:00
  • 入場料:8ドル

知る人ぞ知る秘境温泉「ケロセネ温泉」

自然界が生み出した「ケロセネ温泉」は、知る人ぞ知る秘境の温泉です。

川が温泉になっているため、無料で利用できる地元民にはお馴染みの温泉スポット。

ただし、更衣室などはないため、事前に水着を着用していくのがおすすめです。

温泉である川周辺に堆積している泥で天然泥パックもできます。

  • 営業時間:24時間
  • 入場料:無料

ニュージーランドにはなぜ温泉文化がある?

ニュージーランドの温泉文化は、かつて先住民であるマオリ族が培ってきたもの。
環太平洋という土地柄から、火山帯上で湧き出る温泉は「大地の神様からの贈り物」として、古くから大切にされてきました。
マオリ族にとって温泉は、崇拝するものであり、同時に生活に欠かせないものだったのです。
その名残りが、今のニュージーランドの温泉文化として残っています。

ニュージーランドで温泉に入る際の持ち物リスト

ニュージーランドの温泉では、水着の着用が必須であり、日本とは異なるスタイルで入浴します。

当然、裸では入浴できないので気を付けてください。

ニュージーランドの温泉を堪能する際には、以下のものを持参しておきましょう。

  • 水着

ニュージーランドの温泉は混浴である場合がほとんどなので、水着の着用が必須。

現地でのレンタルは日本人のサイズがなかったり、透けやすい生地感だったりすることもあるため、持参しておくのが安心です。

  • タオル

入浴後のタオルは現地によってレンタルできますが、ない場合もあるため、あらかじめ持参しておきましょう。

  • ビーチサンダル

温泉から出てトイレなどに行く際に履きます。

  • ビニールバッグ

タオルなど、入浴時に持っておきたい荷物を持ち運ぶ際に重宝します。

ニュージーランドのロトルアで温泉と合わせて寄っておきたいスポット

ニュージーランドのロトルアを訪れた際、寄っておきたいおすすめの観光スポットを紹介します。

  • テ・プイア
  • マオリコンサート
  • ホリデイイン

温泉地として有名なロトルアですが、せっかくなら古き良き歴史を感じるスポットも見ていきましょう。

テ・プイアの間欠泉

ロトルア観光に来たなら必ず行っておきたいのが「テ・プイア」です。
テ・プイアにあるポフツ間欠泉は、1日に何度も熱湯を噴き上げる有名な観光スポット。
噴き上がる熱湯の高さは30mほどになることも。
想像を絶する迫力のポフツ間欠泉は必見です。

先住民文化を満喫できるマオリコンサート

ニュージーランドの先住民マオリ族の文化を満喫する「マオリコンサート」もおすすめです。
マオリコンサートでは、伝統踊りである「ポイ」のパフォーマンスを目の前で鑑賞したり、地熱を活かして作る伝統的な「ハンギ料理」を味わったりして、当時の生活を体感できます。
マオリコンサートは、観光地やホテルなどさまざまな場所で開催されています。
観光のスケジュールに合わせて見に行けるのも魅力的です。

ロトルアに宿泊するなら「ホリデイイン」

ロトルアで宿泊する際は、「ホリデイイン」がおすすめです。
ファカレワレワ地熱公園付近に位置し、緑豊かな環境で穏やかに過ごすことができます。
観光地へ無料のシャトルバスも運行しており、充実した観光旅行を楽しめるでしょう。
温水プールやフィットネスセンターも無料で利用できるのも嬉しいポイント。
観光の合間にスタイリッシュな空間で非日常を味わってみるのもおすすめです。

温泉と文化2つの魅力を楽しめるニュージーランド

ニュージーランドのロトルア観光では、日本人の馴染み深い温泉を堪能でき、古き良きマオリ族の文化にも触れられるという楽しみ方ができます。
ニュージーランドの景色に、日本の馴染みある温泉が湧き立つ硫黄の匂いといった、感じたことのない不思議な感覚で、まさに非日常を堪能できるでしょう。
今回紹介した以外にもロトルアにはいくつかの温泉があるので、自分のお気に入り温泉を見つけるのもおすすめです。
ぜひ今回の記事を参考にしながら、ニュージーランドでの温泉旅行を楽しんでください。
Auther: ネイチャーガイド 今長谷 啓享

自分が行って楽しいと思える旅じゃないと作らない!というポリシーで現地調査・企画・手配を行い、現地の案内まで、ネイチャーガイドとして体験型で少人数のくつろぎの旅を提供。北極圏から南極大陸まで、歴史と文化に溢れる世界遺産からヨーロッパや南米アンデスの山々まで、海外への渡航歴200回以上、パリやベルギーにも駐在経験のある旅人。元山岳ガイドの経験も活かし「自然や世界遺産が好きな方々を体験型で少人数のくつろぎの旅の世界」へ今も日々案内中。

今長谷
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