ニュージーランドの言葉は3つ!挨拶で使われる言葉や会話のマナーも紹介!

ニュージーランドの言葉は3つ!挨拶で使われる言葉や会話のマナーも紹介!

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ネイチャーガイド今長谷

ネイチャーガイドの今長谷です。

ニュージーランドに行く際には、現地の言葉を知っておきましょう!
一般的な挨拶の言葉はもちろん、現地ならではの言葉を知っておくと、ニュージーランドの人たちとグっと距離が縮まります。
合わせて、今回はニュージーランドの会話などのマナーについても紹介するので、これからニュージーランドに行く人は、ぜひ確認しておきましょう。

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ニュージーランドの公用語は3つ

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ニュージーランドでは、公用語が3つあります。
基本的に使われているのは英語なので、英語が話せれば問題なく過ごせるでしょう、
さらに公用語と使われているのが「マオリ語」と「ニュージーランド手話」なのです。
それぞれがどのような場面で使われているのか、特徴などについて解説します。

最も多いのは英語

ニュージーランドで最も多く使われている言語は英語です。
街中の標識や看板などは、ほとんど英語で記載されています。
そのため、英語を話せれば問題なく過ごせるでしょう。
しかし、ニュージーランドは少し異色で「ニュージーランド英語」という、独特の英語も使われます。
ニュージーランド英語は、イギリス英語式で、発音や言い回し、イントネーションが多少独特です。

ニュージーランド先住民のマオリ語

マオリ語は、ニュージーランドの先住民、マオリ族が使っていた言葉です。
マオリ族は初めてニュージーランドに降り立った先住民で、その言語が今も使われています。
一時はマオリの文化が消滅しそうになっていましたが、危機感を抱いたマオリ族がマオリ語の教育を進めたために、現在も残っていると言われています。

ニュージーランド手話が公用語!?

ニュージーランドは、手話が公用語とされている珍しい国です。
2006年から公用語として認められ、ニュージーランドでは2万人以上が手話を使っていると言われています。
ニュージーランド手話はイギリスの手話をベースに、アメリカの手話やマオリの踊りの動きを取り入れているそうです。
当然ではありますが、手話は国によって異なるので、日本の手話は通じません。

ニュージーランドで覚えておきたい挨拶言葉や日常言葉

ニュージーランドでは、マオリ語とニュージーランド英語を覚えておくと良いでしょう。
一般的な英語でも伝わりますが、ニュージーランド英語は多少独特です。
以下では、挨拶言葉や日常言葉などを紹介します。

マオリ語の挨拶

マオリ語は、とても特徴的な言語です。

ほかのどこの国でも使われていない言語なので、細かくまで覚えておく必要はないでしょう。

しかし、挨拶を覚えておいた方が現地の人と仲良くなれます!

基本的な挨拶をまとめたので、ぜひ使ってみてください。

 

表記 読み方 意味
Kia ora! キオラ! こんにちは
Kei te pēhea koe? ケイ テ ペヘア コエ? 元気ですか?
Ka kite anō カキテ アノ また会う日まで、さようなら
Ae アエ はい
Kao カオ いいえ
Morena モレナ おはよう
Kapai カパイ ありがとう
E pai ana エ パイ アナ どういたしまして

「さようなら」については「カキテ アノ」のほかに、相手が立ち去る場合に「Haerera(ハレラ)」と言ったり自分が立ち去る場合に「Enohor(イノー ラ)」と言ったりすることもあります。

ニュージーランド英語のスラング言葉

ニュージーランドでは、独特な英語がいくつかあります。

一般的な英語で通じるので、特別に覚えておく必要はありますが、少しでも覚えておけるなら使ってみましょう!

以下に、いくつかのニュージーランド言葉をまとめました。

表記 意味
Chur / Cheers ありがとう/どういたしまして
Ta ありがとう
Eh? だよね?
Sweet as 問題ないよ
Togs 水着
Bloody 本当に!?

「Sweet」の含まれる言葉が「問題ない」だったり「血」を表す「Blood」が含まれる言葉が驚きの意味だったり、ニュージーランド英語のスラングは一般的な英語とは大きく異なります。

これらをいくつか知っているだけでも、現地の人との会話がスムーズになるでしょう。

ニュージーランドの挨拶「ホンギ」

ニュージーランドに限らず、海外での挨拶はハグをしたり頬にキスしたり、何かしらのボディタッチがあるケースが多いです。
なかでもニュージーランドにおいてはかなり特殊で「ホンギ」と呼ばれる挨拶をします。
ホンギは、マオリ族の文化で、鼻と鼻をそっとぶつける挨拶です。
お互いに生命の息を分かち合い「仲間になった証とする」という意味があるそうです。
しかし、日本人からすれば、鼻と鼻をぶつけあうのはキスに近い行為で、抵抗を感じる人もいるでしょう。
ただ、安心してください、日本人であればそこまでする必要はありません。
握手程度で問題ないでしょう。
また、ホンギはコロナウイルスの影響でもあまり使われなくなり、ニュージーランドのアーダーン首相が提案していた代わりの挨拶「イーストコースト・ウェイブ」が使われるケースも多いです。
「イーストコースト・ウェイブ」もマオリ族の伝統的な挨拶で、相手の顔を見て自分の眉毛だけをクイッとあげます。
これだけで現地の人にはしっかり伝わります。

ニュージーランドで覚えておきたい会話のマナー

ニュージーランドに限らず、海外は日本と異なる文化があります。
とくにニュージーランドは、会話のマナーが日本と異なる部分が多いです。
現地で失礼のないように、いくつかのマナーを覚えておきましょう。

食事中は会話を楽しむもの

ニュージーランドでは、食事中は会話を楽しみます。
日本では、食事中にあまり話していると「黙って食べなさい!」と言われるかもしれませんが、ニュージーランドは食事中に些細な会話も話すのです。
反対に、静かに黙々と食べることの方がマナーとしては悪いとされているそうなので、日本とは真逆になります。

食事中に人前に手を伸ばさない

ニュージーランドでは、食事中に人前に手を伸ばすのはマナー違反です。
例えば、調味料などが奥の席にあった場合、日本人の感覚では手を伸ばして取ってしまいますよね。
人に頼んで取ってもらうのが申し訳ないために自分で取ってしまいますが、ニュージーランドではNG。
助けが必要な時には助けを求めあうことが大事という文化が根付いているので、現地の人からすると「なぜ取ってほしいと伝えないの?」と思われてしまうのです。

目を見て人と話す

ニュージーランドでは、目を見て人と話すのがマナーです。
日本人の場合は、威圧感を与えないためだったり、大事なときだけ目を合わせたりしますが、ニュージーランドは通常の会話でも目を見ます。
目を見て話さないと「話を聞いていない」「愛想が悪い」と思われてしまうので、現地の人と話すときは必ず目を見るようにしましょう。

お願いとお礼を必ず伝える

ニュージーランドでは、些細なお願いをするときの言葉や、そのときの感謝の言葉をとても大事にします。
そのため、お店で注文する際にも「Please」が必須です。
「Please」がついていないと失礼にあたります。
また、注文を受け取る際にも「Thank you」と、感謝を伝えることが基本です。
日本でも同じようにお願いしたり感謝したりしますが、日本人の場合は「丁寧な人」という印象ではないでしょうか。
ニュージーランドでは、「丁寧」ではなく、お願いや感謝が当たり前なのです。

ニュージーランドの言葉を知って距離を近づけましょう

ニュージーランドは、挨拶の言葉もマナーも日本とは多少異なります。
現地ならではの言葉やマナーを理解していれば、ニュージーランドの人との距離をグッと近づけられるでしょう。
現地の人と仲良くなれれば、それだけ観光も楽しくなるので、ぜひ今回の記事を参考にして実践してみてください!
Auther: ネイチャーガイド 今長谷 啓享

自分が行って楽しいと思える旅じゃないと作らない!というポリシーで現地調査・企画・手配を行い、現地の案内まで、ネイチャーガイドとして体験型で少人数のくつろぎの旅を提供。北極圏から南極大陸まで、歴史と文化に溢れる世界遺産からヨーロッパや南米アンデスの山々まで、海外への渡航歴200回以上、パリやベルギーにも駐在経験のある旅人。元山岳ガイドの経験も活かし「自然や世界遺産が好きな方々を体験型で少人数のくつろぎの旅の世界」へ今も日々案内中。