ニュージーランドおすすめの自然スポット！広大な自然が残っている理由は？
ネイチャーガイド今長谷
ネイチャーガイドの今長谷です
ニュージーランドには1日では周りきれないほどの自然スポットがあります。
そこで、今回の記事ではニュージーランドのおすすめ自然スポットを紹介します。
どのような自然があるのか、なぜこんなにも自然が残されているのか？についても解説するので、ぜひニュージーランド観光に行く事前知識として参考にしてください。
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ニュージーランドで見られる自然にはどんな場所がある？
海や山だけではなく、氷河に森林、星空まで、自然の宝庫と言っても過言ではありません。
以下では、ニュージーランドの特徴的な自然について解説します。
火山
そのため、火山や間欠泉などが見られます。
観光名所として有名なタウポ湖は、約2,000年前に起きた世界最大級の火山噴火によってできた湖です。
山・氷河
南島のマウントクック山はニュージーランド最高峰の山として有名です。
また、南島にはフォックス氷河やフランツ・ジョセフ氷河なども見られます。
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ニュージーランドの氷河には大きな特徴があります。それは標高です
海のそばという標高が低い場所にさえ多くの氷河が流れています。降水量が多い地方の氷河ですから動きが速いのも特徴と言えるでしょう。
森林
原生林では、野鳥や昆虫のほか、日本では見られないような植物も多くあります。
まるでジャングルをイメージさせるような原生林は、ニュージーランドの貴重な自然です。
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かつてはニュージーランドは全て原生林に覆われていましたが、西洋人が入植して以来すっかりその姿を変えてしまった歴史があります。
いまニュージーランド本来の姿を残すのは南島のさらに南部の国立公園の中になります。ぜひ南島に行って美しい風景をお楽しみください。
牧草地
広々とした牧場では、羊・牛・鹿・ヤギ・ラマなどが見られます。
現地では、ファーム体験なども行っています。
ビーチ・湖
そのため、さまざまなビーチや火山活動によってできた湖を楽しめます。
また、ニュージーランドのビーチは特徴がさまざまで、黄金色の砂浜や黒砂のビーチなどがあります。
星空
とくにテカポ湖の星空は、知っている人も多いのではないでしょうか。
テカポ湖の星空は、世界一美しいと評されるほどの満天の星空です。
夜空を眺めるだけで、宇宙にいるような感覚を味わえます。
ニュージーランドおすすめの自然スポット
以下では、「火山・氷河・森林・牧草地・湖・星空」に分けて、具体的なスポットを紹介します。
それぞれのスポットを巡って、ニュージーランド旅行を十分に堪能してください。
火山のエネルギーを感じる「トンガリロ国立公園」
火山活動による温泉やエメラルドブルー火口湖など、ニュージーランドの自然が生んだありとあらゆる自然を堪能できるスポットです。
ニュージーランド随一「タスマン氷河」
辺り一面白銀の世界で、幻想的な体験ができます。
初心者用のトレッキングコースもあるので、氷河が初めての人でも安心して観光できます。
ニュージーランドのジャングル「ザ・キャズム」
中に入ると、ミルフォード・サウンドの風景とはまったく異なる原生林が広がっています。蔦・木々・岩などの一つひとつから、古くからのニュージーランドの自然の名残を感じられます。
オークランド中心部から近い牧草地「Cornwall Park」
オークランド中心部から車で15分のこの牧草地には、放牧されている羊や牛が沢山います。
放牧エリアも自由に入れるので、羊と一緒に撮影ができるかもしれません。
アクティビティも楽しめる「ワカティプ湖」
綺麗なエメラルドブルーの湖は見るだけでも満足ですが、時期によってはアクティビティも楽しめます。
湖を見ながらショッピングをするも良し、ジェットボードに乗るも良し。
景観だけに留まらないスポットです。
言わずと知れた満天の星「テカポ湖」
テカポ湖は、世界一美しい星空と言われており、世界初の星空世界遺産として検討されているほどです。
星空観賞のツアーは年間を通して行われているので、ニュージーランドに行ったら1度は見てきてください。
ニュージーランドの自然が美しい理由
ニュージーランドの自然が美しいまま残されている理由は、主に5つあります。
- 奇跡的な位置
- 人口が少ない
- 哺乳類が存在していなかった
- 手つかずの島国だった
- 人々の自然への意識が高い
ニュージーランドの自然が残されている理由には、歴史的背景もあるのです。
それぞれについて具体的に解説していくので、これから観光に行く人は、ぜひ自然を大事に鑑賞を楽しんでください。
奇跡的な位置
ニュージーランドの自然が多く残っているのは、位置が関係しています。
ニュージーランドがある位置が、奇跡的に自然環境に適しているのです。
とくに特徴的なポイントとして、以下の4つがあります。
- 南極と赤道のちょうど真ん中にあり、大気の流れや海流の影響を受けやすい
- ローリング40により雨が多く、温帯性雨林地が作られる
- 南からの冷たい風で氷河が生み出される
- 2つのプレートの境界線にあることで火山や温泉ができる
ニュージーランドを取り巻くいくつもの環境が、多くの自然を残しました。
人口が少ない
2021年の調査では、512万人しか人が暮らしていないとわかっています。
日本でいうと、福岡県以下の人口しかいないのです。
人が自然に与える影響が少ないために、今も多くの自然が存在しています。
ちなみに、ニュージーランドの電力は80%ほどが自然再生エネルギーです。
工業地帯もほとんどないので、公害問題もほとんどないそうです。
哺乳類が存在しなかった
哺乳類が少なかったために、当時暮らしていた動物が捕食されることなく暮らしていけたのです。
しかし、先住民のマオリ族が移住することにより、ニュージーランドの自然が大きく破壊されてしまった過去もあります。
手つかずの島国だった
諸説ありますが、約8,000年もの間はまったく侵入者がいなかったそうです。
当時の名残で、現在でも古い生態系が残っています。
また、ニュージーランドでしか見られない貴重な動植物もあります。
自然への意識が高い
なぜなら、先述したマオリ族やさらに入植した西洋人の自然破壊を教訓としているからです。
現在のニュージーランドでは、DOCと呼ばれる環境保護賞のサインがあったり、刻印全体の環境保護の啓発運動が活発に行われていたり、環境保護を徹底しています。
住民だけではなく企業の自然保護への活動も盛んで、国全体が一丸となって自然を守っているのです。
ニュージーランドは後世に残すべき自然
息をのむほどの絶景スポットは、一生の思い出になるかもしれません。
そして、なにより大事なのは、これからも自然を守っていくことです。
今ニュージーランドにある自然も、住民たちが大事にしてきたからこそ残っています。
そのため、ニュージーランド観光に行く際は、自然を壊さないようにルールを徹底してください。
今後もニュージーランド観光を楽しめるように、一人ひとりがルールを守りましょう。
自分が行って楽しいと思える旅じゃないと作らない！というポリシーで現地調査・企画・手配を行い、現地の案内まで、ネイチャーガイドとして体験型で少人数のくつろぎの旅を提供。北極圏から南極大陸まで、歴史と文化に溢れる世界遺産からヨーロッパや南米アンデスの山々まで、海外への渡航歴200回以上、パリやベルギーにも駐在経験のある旅人。元山岳ガイドの経験も活かし「自然や世界遺産が好きな方々を体験型で少人数のくつろぎの旅の世界」へ今も日々案内中。
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