アイスランド観光で絶対見ておきたい世界遺産と絶景スポット

アイスランド観光で絶対見ておきたい世界遺産と絶景スポット

アイスランドには、いくつもの絶景スポットがあります。
アイスランドの首都であるレイキャビク市内に関しては、街を歩くだけでも楽しめるほどです。
しかし、海外旅行に行くのであれば、やはり有名なスポットを訪れてみたいですよね。
そこで今回は、アイスランドの世界遺産や絶景スポットについて紹介します。
アイスランド観光の際は、ぜひ立ち寄ってみてください。

→アイスランド観光 絶景に舞うオーロラツアーの詳細はこちら

アイスランドで見ておくべき世界遺産

アイスランドで世界遺産に登録されている場所は、次の3つがあります。

 シンクヴェリトリル国立公園
 スルツェイ島
 ヴェトナヨークトル国立公園

それぞれの特徴や、楽しみ方について以下で解説します。

ダイビングまで楽しめるシンクヴェトリル国立公園

シンクヴェトリル国立公園は、2004年に文化遺産として登録された公園です。
930年に世界最初の民主議会「アルシング」が開かれた場所としても知られています。
このシンクヴェトリル国立公園でとくに注目するべきポイントが「ギャウ」です。
ギャウとは、大地の裂け目で、シンクヴェトリル国立公園ではユーラシアプレートと北米プレートがぶつかりあってできるギャウが見られます。
しかも、この大地の裂け目は泳ぐことも可能。
透明度の高い氷河の溶け水のなかで、シュノケーリングやダイビングを楽しめるのです。
世界遺産としてはもちろん、ダイビングスポットとしても人気があります。

人の近づけないスルツェイ島

スルツェイ島は、2008年に自然遺産として登録された無人島です。
1963年に噴火してできた島で、現在は自然保護の観点から守られています。
そのため、人の上陸はできません。
現地でも近くからスルツェイ島を見るようなツアーは行われていないようなので、遠くから眺める程度になってしまうでしょう。
しかし、まったく人の手が加わっていない島なので、遠くから眺めるだけでも特別な雰囲気を感じられます。

アイスランドの観光スポットでも有名なヴェトナヨークトル国立公園

ヴェトナヨークトル国立公園は、2019年に自然遺産として登録された公園です。
とても大きな公園で、ヨーロッパで2番目に大きい公園と言われています。
ヴェトナヨークトル国立公園から見られる大きな氷河や氷河湖は圧巻なので、ぜひ見てみてください。
より氷河を楽しむのであれば、氷の洞窟がおすすめ。
氷の洞窟は、スーパーブルーと呼ばれる透き通るような青い氷の洞窟です。
11月~3月の期間にツアーなどでの参加でなければ入れないので、冬の時期にアイスランドに行く際は、ぜひ行ってみましょう。

アイスランド観光で見ておきたい絶景スポット

アイスランド観光で見逃せないスポットとして、8スポットを紹介します。
数日間滞在する場合は、いくつものスポットを回ってみてください。
いずれも映えるスポットなので、スマートフォンやカメラを忘れずに持っていってくださいね!
また、寒い場所もあるので、手袋をつける際は、スマートフォン対応の手袋がおすすめです。
以下で、おすすめ絶景スポットの特徴を紹介します。

黄金の滝「グトルフォス」

グトルフォスは、アイスランド語で「黄金の滝」を意味する滝です。
ラング氷河から溶け出した水がヴィータ川に流れ込んでいる大きな滝で、その大きさは幅約70メートル、落差約30メートルもあります。
グトルフォスの近くには遊歩道が整備されているので、近くから滝を見ることも可能。
晴れた日には虹が見られることもあり、最高の絶景を堪能できます。

ロマンチックな風景も楽しめる「セリャランズフォスの滝」

セリャランズフォスの滝は、アイスランドの南海岸に位置する、落差60メートルの大きな滝です。
瀧の裏側には小道があり、滝を裏側から見れます。
とくにおすすめなのは、夜の時間帯です。
夜は滝周辺がライトアップされるので、昼間とは違うロマンチックな滝の風景を見られます。
広大な自然とお洒落なライトのコラボレーションは、幻想的な姿を見せてくれます。

オーロラ観測だけじゃない!「グロッタの灯台」

グロッタの灯台は、レイキャビクの西に位置する灯台で、オーロラ観測のスポットとして有名です。
レイキャビクから一番近いオーロラ観測スポットなので、冬の時期には多くの観光客が集まります。
しかし、オーロラの時期以外のグロッタの灯台もおすすめ。
グロッタの灯台から見える夕陽は、とても美しいです。
ファクサフロイ湾の水平線に沈む夕日の美しさは、なんとも言えない自然の絶景を堪能できるでしょう。
その他、夜の満天の星空を眺めるにもおすすめのスポットです。

SF映画のような異世界「ナゥマスカルズ地熱地帯」

ナゥマスカルズ地熱地帯は、文字通り地熱活動が活発なエリアです。
このエリアでは、いたるところから高温のお湯が湧き出る沼があります。
広大な土地からボコボコとお湯が湧き出る光景は、まるでSF映画で出てくる惑星のようです。

火山に入れる!?「スリーフヌカギグル火山」

アイスランドにはいくつもの山がありますが、そのなかでもとくに面白味があるのが、スリーフヌカギグル火山です。
なんと、スリーフヌカギグル火山では、火山の火口内部まで入れます。

火山の中に入れる体験ができるのは、世界でもスリーフヌカギグル火山だけです。
火山内部で降りていけるのは、120mまでで、ちょっとしたスリルも味わえます。
他では絶対にできない体験なので、ぜひ行ってみてください。

世界最大露天風呂「ブルーラグーン」

アイスランドの観光スポットとしても外せないのが「ブルーラグーン」です。
ブルーラグーンは、世界最大の露天風呂で、なんと約700平方メートルもあります。
単純に温泉を楽しめるだけではなく、サウナや打たせ湯、水上バーなどもあります。
広々と広がる温泉自体も絶景ですし、温泉から眺められる景色も楽しめるでしょう。
ぜひアイスランドのアクティビティの一つとして、訪れてみてください。

写真家なら一度は訪れておきたい「アウスビルギ渓谷」

アウスビルギ渓谷は、自然豊かな大きな渓谷です。
渓谷内部には、柳、モミ、カラマツ、マツなどがそびえたっており、広大な自然を堪能できます。
渓谷の形もユニークで、緑とのコラボがとても美しいです。
プロ・アマ問わずに写真家から人気のスポットなので、ぜひ最高の一枚を撮影してきてください。

黒い砂浜「ブラックサンドビーチ」

ブラックサンドビーチは、文字通り、黒い砂浜が広がる海岸です。
とくに「レイニスフィヤラ」は、観光客に人気があります。
見どころとしては、レイニスフィヤラのブラックサンドビーチにある、海から突き出た巨大な岩の柱「レイニスドランガル」と六角形の柱が並んでいる玄武岩、絶壁の洞窟に面したところにある「レイニスドランガル岩柱群」です。
この3つは、太陽の光を浴びてしまった不注意なトロールが化石化した残骸と言い伝えられています。
独特な風景から、映画やテレビ番組でも使われているスポットなので、ぜひ実際の目で見てみてください。

アイスランドは景色だけでも楽しめるスポット

今回、世界遺産を合わせて全11つの絶景スポットを紹介しました。
このように、アイスランドは絶景スポットを回るだけでも十分楽しめます。
今回紹介したスポットを回るだけでも、数日滞在しなければ回り切れません。
アイスランドでは、いくつものアクティビティも楽しめますが、ぜひ時間がある時には絶景スポット巡りも楽しんでみてください。