フランスの美術館一覧|とくにおすすめの5つも紹介
フランスは、世界的にも有名な美術館が豊富にあり、全46館あります。
宮殿を利用している美術館が多く、美術作品と合わせて、内観・外観も鑑賞が可能です。
フランスの美術館46館から、おすすめの美術館を紹介していきます。
フランスの美術館全46館一覧
- ルーヴル美術館…「モナリザ」「ミロのビーナス」などの有名作品が展示
- オランジュリー美術館…「ピアノに寄る少女たち」「睡蓮」などの作品が展示
- オルセー美術館…19世紀美術専門の美術館で、印象派・ポスト印象派の作品を中心にして展示
- パリ市立近代美術館…「青い目の女」などの作品が展示
- ポンピドゥー・センター…現代アート・著名アーティストなどの作品が10万点以上が所蔵
- ロダン美術館…彫刻家ロダンの「考える人」などが展示されており、ロダンの美術コレクションも展示
- ヴェルサイユ宮殿美術館…元ルイ14世の所持していた宮殿であり、「ナポレオンの肖像画」「マリーアントワネットと子どもたち」などが展示
- マルモッタン・モネ美術館…クロード・モネや印象派画家たちの作品が展示
- リヨン美術館…古代エジプト時代~20世紀のモダン・アートまでの作品が展示
- ピカソ美術館…画家ピカソの絵画が展示・所蔵
- ルーアン美術館…18世紀の部屋が再現されており、絵画・彫刻・デッサンなどの作品を展示
- ファーブル美術館…1828年に開館され、ファーブルの作品を中心に多数の画家の作品を展示
- レンヌ美術館…14世紀~現代アートの絵画1,000点以上を所蔵
- ボナ美術館…17世紀、19世紀の絵画や美術作品が展示・所蔵
- マルセイユ美術館…1862年~1869年に建築され、エコール・ド・プロヴァンス画家たちの作品を中心に展示
- ボルドー美術館…1800年代に建設され、画家ルノワールやマティスなどの作品を所蔵
- モーリス・ドニ美術館…画家モーリス・ドニの作品を中心に、ナビ派の画家たちの作品が展示
- リール宮殿美術館…中世~20世紀を中心にした、絵画・彫刻・デッサンなどが所蔵されており、ヨーロッパの美術を鑑賞できる
- ランス美術館…中世~近代の絵画が所蔵されており、ロマン主義・写実主義・印象派・自然主義などの19世紀の美術作品が多い
- ナンシー美術館…15世紀~17世紀の都市城壁のが残され、19世紀絵画などが所蔵
- ナンシー派美術館…ナンシー派の芸術家たちの作品が所蔵・展示されており、工芸品・ガラス製品・陶器・などが展示
- カンペール美術館…15世紀~近代絵画1,200点、デッサン2,000点が所蔵されており、地方の民族衣装や家具なども展示
- ナント美術館…13世紀の中世~19世紀のフランス絵画、近現代までの作品が展示
- クールベ美術館…画家ギュスターヴ・クールベの生家が美術館となっている。伝統絵画の美意識や印象派にも影響を与えた、写実作品や風景がなどの軌跡を振り返られる
- ギュスターヴ・モロー美術館…ギュスターヴ・モローの邸宅が美術館となっている。モローの作品14,000点以上が所蔵
- グラン・パレ…1900年のパリ万博博覧会のメイン会場でもあった。現代まで定期的に大規模な美術展が開催
- マルロー美術館…フランスで最も豊富な印象派絵画を所蔵
- ジヴェルニー印象派美術館…自然豊かな丘の斜面に建つ美術館。開放的な場所であるために、印象派絵画の美しさが際立つ演出がされている
- カン美術館…16世紀ヴェネチア派の絵画・デッサン120点を中心に、フランス国内の協会やルーヴルなどの美術館から作品を集め、所蔵・展示
- シャルトル美術館…旧司教の宮殿に建てられた美術館であり、16世紀~19世紀の絵画や現代美術作品を所蔵・展示
- グラネ美術館…14世紀~20世紀の美術作品を所蔵されているが、セザンヌを中心に「セザンヌ・コレクション」に力を入れている
- フェルナン・レジェ美術館…画家フェルナン・レジェの陶器を中心とした作品が展示
- ボナール美術館…画家ジヴェルニー、セザンヌ、マティスなどの作品が所蔵・展示されている。さらに、国際映画祭の地・カンヌからも近い場所に立地
- マティス美術館…絵画・デッサン・彫刻などの美術作品所蔵されている美術館でありながら、考古学博物館にもなっている
- シャガール美術館…画家シャガールの絵画を中心に所蔵・展示されている。美術館では珍しく撮影許可が出されている
- ジャックマール・アンドレ美術館…画家ボッティチェリの「聖母子」、画家レンブラントの「エマオの巡礼者たち」などが展示
- リール・メトロポール現代美術館…画家ピカソ、ブラック、ローレンスなどの絵画が所蔵
- グルノーブル美術館…13世紀〜20世紀までの900点以上の美術作品を展示している。ゴーギャンやピサロの作品も含まれる
- モンマルトル美術館…19世紀~20世紀にモンマルトル後で活動した芸術家の美術作品が所蔵
- ガリエラ宮モード美術館…服飾の作品と歴史を合わせて展示
- ドラクロワ美術館…画家ウジェーヌ・ドラクロワの絵画・直筆の手紙・デッサンなどを展
- イヴ・サンローラン美術館…20世紀を代表する、デザイナーのイヴ・ローランの作品や軌跡を展示
- セルヌッチ美術館センター…1898年から立地されており、アジア美術品を展示
- ジャン=ジャック・エンネル美術館…マイナーな美術館ではあるが、人も少なくゆっくり鑑賞できる
- プティ・パレ美術館…19世紀後半~20世紀初頭の美術作品を展示
- ルイヴィトン財団美術館…モダン・アート、音響を使用した作品、瞑想の4つのジャンルに分けて展示
フランスのおすすめ美術館5選
フランスに行くなら、必ず押さえておきたい美術館が5つあります。
アクセス情報を含めて、下記で紹介していきます。
パリの代表「ルーヴル美術館」
ルーヴル美術館は、パリを代表とする美術館でもありますが、景観の一つとしても非常に有名です。
広大な広さを持つ美術館は、無数の数の部屋がまるで迷路のように入り組んでいます。
モナリザを始めとして、多くの美術作品を見て回るには数日かかるため、十分な時間を作って行きましょう。
地下鉄の利用 | 地下鉄1号線・7号線でパレ・ロワイヤル/ミュゼ・デュ・ルーブル駅で下車後すぐ |
バスの利用 | 21・24・27・39・48・68・69・72・81・95番に乗車
バス停ミュゼ・デュ・ルーブルで下車 |
車の利用 | 地下駐車場の利用が可能
美術館の西側ジェネラル・ルモニエ通りからアクセスができる |
シャルル・ドゴール空港の利用 | PERのB2・B4線に乗り、シャトレ・レ・アール駅で下車
地下鉄シャトレ駅から1番線・14番線に乗り換え 地下鉄1番線の場合は、パレ・ロワイヤル-ミュゼ・デュ・ルーヴル駅で下車 地下鉄14番線の場合は、ピラミッド駅で下車 オペラを背にしてまっすぐ進み、突き当り |
オルリー空港の利用 | PERのC線シャン・ド・マルストゥール・エッフェル方面行きに乗車
サン・ミッシェル-ノートル・ダム駅で下車 バス停留所サン・ミッシェルで、サン・ラザール行の27番バスに乗車 ピラミッド前の停留所ミュゼ・デュ・ルーヴルで下車 |
水上バス(バトビュス)の利用 | 1週にかかる時間は約1時間40分
ルーブル美術館へは、ケ・フランソワ・ミッテラン沿いのルーヴル乗り場で下車 |
公式ホームページ | https://www.louvre.fr/en |
三大美術館の一つ「オルセー美術館」
オルセー美術館は、ルーヴル、ポンピドゥーセンターに並ぶパリの三大美術館でもあります。
ゴッホやモネなどの印象派コレクションが、多数所蔵されているためおすすめです。
駅として利用されていた建物を再利用しており、アーチ状の構造も楽しめるでしょう。
地下鉄の利用 | 12番線ソルフェリーノ駅より徒歩約5分 |
公式ホームページ | https://www.musee-orsay.fr/fr |
館内も楽しめる「ポンピドゥー・センター」
ポンピドゥー・センターは、パリ市内の古い地区に建つ大きな美術館です。
ピカソやマルセルの作品など、多数の画家の作品が展示されています。
また、屋内の空間を活用して、館内のエレベーターなどの設置や色分けをして、館内を含めて鑑賞できるようになっているのです。
地下鉄の利用 | ・ランビュトー/11番線
・オテル・ド・ヴィル/1、11番線 ・シャトレ/1、4、7、11、14番線 |
鉄道の利用 | シャトレ・レ・アール/A、B、D線 |
バスの利用 | 29番・38番・47番・75番 |
自転車の利用 | 駐輪ポイント 4020番、27(カンカンポワ通り27番地)
駐輪ポイント 3014番、34(グルニエ・サン=ラザール通り34番地) 駐輪ポイント 3010番、46(ボーブール通り46番地) |
公式ホームページ | https://www.centrepompidou.fr |
王宮として使われていた「ヴェルサイユ宮殿美術館」
ヴェルサイユ宮殿は、王宮として使用されていた場所です。
ルイ14世が実際に使った物なども、美術作品の中で展示されています。
また、ナポレオンゆかりの品も美術館に所蔵されています。
電車の利用 | RER C線/ ヴェルサイユ= リヴ・ゴーシュ=シャトー駅で下車
モンパルナス駅から/SNCFヴェルサイユ=シャンティエ駅で下車 サン=ラザール駅から/SNCFヴェルサイユ=リヴ・ドロワット駅で下車 |
バスの利用 | ポン・ドゥ・セーヴルから/RATP 171番ヴェルサイユ=プラス・ダルム行に乗車 |
車の利用 | 高速道路A13号線(ルーアン方面行き)ヴェルサイユ=シャトー。
プラス・ダルムに有料駐車場有。 |
公式ホームページ | https://www.chateauversailles.fr |
ピカソ作品が多数「ピカソ美術館」
ピカソ美術館は、フランス南部の都市ヴァロリスに建つ国立美術館です。
ピカソは、ヴァロリスに滞在して創作活動を行っていたことから、ピカソの作品が多数所蔵されています。
また、美術館内の礼拝堂の壁面には、「戦争と平和」が展示されており、戦争と平和 国立ピカソ美術館と呼ばれているのです。
地下鉄の利用 | 1番線 :サンポール停留所から乗車
8番線 :サン・セバスティアン・フロワサール停留所から乗車 8番線 :シュマンヴェール停留所から乗車 |
バスの利用 | 29:ヴィエイユ デュ タンプル通り から乗車
96:サン クロード から乗車 75:ランビュトー アーカイブ から乗車 69、76、96:ヴィエイユ デュ タンプル通り – 4 区市庁舎から乗車 67、72:ヴィエイユ デュ タンプル通り – 4 区市庁舎から乗車 |
車の利用 | ・テンプル公共駐車場
・マレ駐車場 ・駐車場 Beaubourg Clock ・Parc Saint Antoine ・リヴォリ・セバストポル駐車場 ・ロバウ・リヴォリ駐車場 |
公式ホームページ | https://www.museepicassoparis.fr/fr |
まとめ
ルーヴル美術館・オルセー美術館・ヴェルサイユ宮殿美術館・ピカソ美術館・ポンピドゥー・センターがおすすめです。
パリの三大美術館と言われる美術館も含まれていることから、素敵な時間を過ごせるでしょう。
ぜひパリに行く際は、今回紹介した美術館にも立ち寄ってみてください。