エベレスト街道で見られる主な植物|とくに見ておきたいのはラリーグラス
ネイチャーガイド今長谷
ネイチャーガイドの今長谷です!
エベレスト街道をトレッキングする際には、周囲の植物にも目を向けてみましょう。
エベレスト街道では、さまざまな植物を見られます。
日本で見られるような花もあれば、エベレスト街道でしか見られないような花などさまざまです。
そこで今回は、エベレスト街道で見られる主な植物やおすすめの花について紹介します。
ぜひトレッキングを楽しむだけではなく、珍しい花々にも目を向けてみてください。
→ネパール 絶景のエベレスト街道&パラクピーク登頂ツアーの詳細はこちら
エベレスト街道で主に見られる植物
エベレスト街道で見られる主な植物を紹介します。
以下で紹介する植物のほかにも珍しい植物がみられるので、ぜひトレッキングの際は植物に目を向けてみてください。
自然が好きな人や花や草に詳しい人にとっては、植物を眺めながらのトレッキングもひとつの楽しみになるのではないでしょうか。
以下で紹介する植物のほかにも珍しい植物がみられるので、ぜひトレッキングの際は植物に目を向けてみてください。
自然が好きな人や花や草に詳しい人にとっては、植物を眺めながらのトレッキングもひとつの楽しみになるのではないでしょうか。
りんごの花
エベレスト街道には、りんごの花が咲いています。
これは、日本の協力によるアップルプロジェクトによるものです。
日本の協力なしでは見られない花なので、トレッキングをしながら日本とネパールの繋がりについても考えさせられます。
これは、日本の協力によるアップルプロジェクトによるものです。
日本の協力なしでは見られない花なので、トレッキングをしながら日本とネパールの繋がりについても考えさせられます。
シャクナゲ/ラリーグラス
ネパールといえばシャクナゲが欠かせません。
シャクナゲは、ネパールの国花だからです。
そのため、エベレスト街道では、真っ赤なシャクナゲがいたるところで見られます。
ちなみに、日本ではシャクナゲと言われていますが、ネパールでは「ラリーグラス」と呼ばれています。
シャクナゲは、ネパールの国花だからです。
そのため、エベレスト街道では、真っ赤なシャクナゲがいたるところで見られます。
ちなみに、日本ではシャクナゲと言われていますが、ネパールでは「ラリーグラス」と呼ばれています。
アセビ
アセビは、日本の低い山や中くらいの山でも見られる花です。
日本でも自生する花で、エベレスト街道でも多くみられます。
ちなみに、アセビは有毒植物として、多くの殺虫剤などにも利用されている植物です。
日本でも自生する花で、エベレスト街道でも多くみられます。
ちなみに、アセビは有毒植物として、多くの殺虫剤などにも利用されている植物です。
スミレ
スミレも日本では有名な花で、エベレスト街道でも見られます。
しかし、若干種類が違うのか、日本のスミレとは少し違うように見えます。
ぜひエベレスト街道に行く際は、どのスミレの種類なのか確認してみてください。
しかし、若干種類が違うのか、日本のスミレとは少し違うように見えます。
ぜひエベレスト街道に行く際は、どのスミレの種類なのか確認してみてください。
野いちご
エベレスト街道には、野いちごもあります。
野いちごはなかなか日本では見られないので、エベレスト街道ならではの植物といえるでしょう。
エベレスト街道沿いでも多く見かけるわけではないので、注意しながら探してみてください。
ただし、どんなリスクが潜んでいるかわからないので、自己判断で摘んで食べないようにしましょう。
野いちごはなかなか日本では見られないので、エベレスト街道ならではの植物といえるでしょう。
エベレスト街道沿いでも多く見かけるわけではないので、注意しながら探してみてください。
ただし、どんなリスクが潜んでいるかわからないので、自己判断で摘んで食べないようにしましょう。
ブルーポピー
トゥクラやロブチェあたりでは、ブルーポピーが見られます。
ブルーポピーは名前の通り青い花で、綺麗に咲いている時期はとても美しい水色の花びらを見せてくれます。
ただし、ブルーポピーが見られるのは主に雨期です。
雨期のトレッキングは避けたほうが良いので、見られる機会は少ないでしょう。
ブルーポピーは名前の通り青い花で、綺麗に咲いている時期はとても美しい水色の花びらを見せてくれます。
ただし、ブルーポピーが見られるのは主に雨期です。
雨期のトレッキングは避けたほうが良いので、見られる機会は少ないでしょう。
サクラソウ
サクラソウは、日本の高原でも見られる花です。
日本では埼玉県と大阪府の花に指定されているので、親近感を持つ人もいるのではないでしょうか。
エベレスト街道で咲いているサクラソウも、特別日本と異なる部分はなく、イメージ通りの薄紫の花びらを見せてくれます。
日本では埼玉県と大阪府の花に指定されているので、親近感を持つ人もいるのではないでしょうか。
エベレスト街道で咲いているサクラソウも、特別日本と異なる部分はなく、イメージ通りの薄紫の花びらを見せてくれます。
ワラビ
シダ植物の一種である、ワラビも自生しています。
ワラビは食用として調理されることもあり、実際にエベレスト街道のワラビも食べられます。
ワラビは食用として調理されることもあり、実際にエベレスト街道のワラビも食べられます。
ヒマラヤリンドウ
ヒマラヤリンドウは、現地の人にとって大変重宝されている花です。
なぜなら、ヒマラヤの薬草として使われているからです。
日本でも薬草として使われており、お腹の調子が悪くなったときに飲むと効果があるといわれています。
主にエベレストのチュクンピーク周辺に自生しており、比較的簡単に見つけられます。
なぜなら、ヒマラヤの薬草として使われているからです。
日本でも薬草として使われており、お腹の調子が悪くなったときに飲むと効果があるといわれています。
主にエベレストのチュクンピーク周辺に自生しており、比較的簡単に見つけられます。
ネパールとラリーグラス
先述したように、ラリーグラスはネパールの国花であるため、山中に多く咲いています。
日本でも見られる花ですが、ネパールに咲いているラリーグラスのなかには10mを超えるほどの大木もあり、花も手毬のようにとても美しいです。
ぜひエベレスト街道をトレッキングする際は、ラリーグラスを見ておきましょう。
日本でも見られる花ですが、ネパールに咲いているラリーグラスのなかには10mを超えるほどの大木もあり、花も手毬のようにとても美しいです。
ぜひエベレスト街道をトレッキングする際は、ラリーグラスを見ておきましょう。
エベレスト街道でラリーグラスを見られる時期と場所
エベレスト街道でラリーグラスを見られるのは、主に3月~4月の間です。
この時期には沢山のラリーグラスが咲き誇り、標高2,000m~4,000mあたりのヒマラヤ山脈を見事の赤やピンクに染めます。
ラリーグラスを見られる場所は、主に以下の2つです。
- アンナプルナエリア
- ゴラパニエリア
とくにゴラパニエリアでは、山全体が赤く染まるほどのラリーグラスが咲き誇ります。
エベレスト街道といえば、標高の高い位置から見える山々の景色が有名ですが、ラリーグラスを目的に歩いてみるのも良いでしょう。
エベレスト街道の自然の絶景を楽しめるスポット
エベレスト街道には、植物以外にも自然が織りなす美しい景色を楽しめるスポットが点在しています。
いくつかのスポットを紹介するので、ぜひ写真におさめて旅の思い出としてください。
いくつかのスポットを紹介するので、ぜひ写真におさめて旅の思い出としてください。
タムセルクの朝日
ナムチェバザール付近にある丘からは、山の間から朝日の閃光が洩れだしたようなとても神秘的な光を見られます。
位置によって見られるかどうかは異なりますが、なかなか狙って見られるものではありません。
位置によって見られるかどうかは異なりますが、なかなか狙って見られるものではありません。
アマダブラムの存在感
ナムチェバザールを過ぎたあたりでは、標高6,812mほどあるアマダブラムの山が見えます。
単独峰として堂々と存在するアマダブラムの存在感はとても素晴らしいです。
まるで映画の山を見ているかのような気持ちになります。
写真に残しておけば、エベレスト街道を思い出せる印象的な1枚になるでしょう。
単独峰として堂々と存在するアマダブラムの存在感はとても素晴らしいです。
まるで映画の山を見ているかのような気持ちになります。
写真に残しておけば、エベレスト街道を思い出せる印象的な1枚になるでしょう。
アマダブラムの夕焼け
ディンボチェあたりまで進むと、アマダブラムはとても近くなってきます。
そこで見ておきたいのは、アマダブラムの夕焼けです。
単純に近くに見えるアマダブラムの迫力もさながら、夕焼けで表情を変えた景色はとても美しいです。
天気が晴れていれば、黄金色に輝くアマダブラムを見られる可能性もあります。
時間とともに表情を変えるアマダブラムを見ながら、トレッキングを楽しめるでしょう。
そこで見ておきたいのは、アマダブラムの夕焼けです。
単純に近くに見えるアマダブラムの迫力もさながら、夕焼けで表情を変えた景色はとても美しいです。
天気が晴れていれば、黄金色に輝くアマダブラムを見られる可能性もあります。
時間とともに表情を変えるアマダブラムを見ながら、トレッキングを楽しめるでしょう。
ディンボチェからチュクンに向かって見えるヒマラヤヒダ
ヒマラヤの山々の絶景を楽しむなら、このスポットがおすすめです。
ディンボチェはすでに4,000mを超える標高なので、山ならではの美しい風景が見られます。
それだけではなく、チュクン方面へ行けば、美しいヒマラヤヒダを望めます。
反対側には標高8,000mを超えるローツェが見えるので、どこを見渡しても美しい光景しかありません。
ディンボチェはすでに4,000mを超える標高なので、山ならではの美しい風景が見られます。
それだけではなく、チュクン方面へ行けば、美しいヒマラヤヒダを望めます。
反対側には標高8,000mを超えるローツェが見えるので、どこを見渡しても美しい光景しかありません。
美しい山の風景を楽しむならエベレスト遊覧飛行もおすすめ
エベレスト周辺の美しい景色を楽しむなら、遊覧飛行もおすすめです。
前提として、トレッキングはある程度体力があり、慣れている人でなければできません。
高山病になる危険性もあります。
遊覧飛行でれば、体力に自信がない人でも山々の景色を楽しめるでしょう。
ツアーによって遊覧飛行がついているかどうかは異なるので、ツアー会社に確認してみてください
前提として、トレッキングはある程度体力があり、慣れている人でなければできません。
高山病になる危険性もあります。
遊覧飛行でれば、体力に自信がない人でも山々の景色を楽しめるでしょう。
ツアーによって遊覧飛行がついているかどうかは異なるので、ツアー会社に確認してみてください
エベレスト街道の植物を楽しむならトレッキングがおすすめ
エベレスト街道の植物を楽しむなら、トレッキングツアーをおすすめします。
トレッキングツアーであれば、比較的軽装で気軽に植物を観察できます。
また、ツアーであればポーターが荷物を持ってくれるので、前に進むことだけではなく、周囲を見渡す余裕もできるでしょう。
また、ガイドがいれば、日本では見られないような植物についても教えてくれます。
さまざまなエベレスト街道の魅力を知るためにも、個人ではなくツアーでのトレッキングを利用してください。
トレッキングツアーであれば、比較的軽装で気軽に植物を観察できます。
また、ツアーであればポーターが荷物を持ってくれるので、前に進むことだけではなく、周囲を見渡す余裕もできるでしょう。
また、ガイドがいれば、日本では見られないような植物についても教えてくれます。
さまざまなエベレスト街道の魅力を知るためにも、個人ではなくツアーでのトレッキングを利用してください。