ネパールに来たなら食べておきたい!おすすめグルメ

ネパールに来たなら食べておきたい!おすすめグルメ

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ネイチャーガイド今長谷

ネイチャーガイドの今長谷です!

ネパール料理と聞くとカレーやナンをイメージする方が多いのではないでしょうか。
スパイシーな味付けを想像するかと思いますが、実は日本人の口に合うちょうどいい辛さの料理が多くあります。
今回は、現地で味わってほしいネパール料理を紹介します。
ネパール旅行へ行く際は、ぜひ今回の記事を参考にネパールグルメを楽しんでください。

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ネパールのおすすめグルメ|サラダ

ネパールはベジタリアンの方が多く、料理も野菜を使ったものが多いです。
とはいえ、サラダばかりではなく、じゃがいもやブロッコリーなどをスパイシーな味付けでおかずとして食べています。
以下では、野菜を使ったネパールのおすすめグルメを紹介します。

アル・アチャール

アル・アチャールは角切りの茹でじゃがいもとキュウリにスパイスで味付けした料理です。
クミンやターメリックがカレー風味を引き立て、まるでカレー味のポテトサラダ。
ネパール語で「アル」とは「じゃがいも」、「アチャール」は「漬物」という意味です。
じゃやがいもはネパールでよく食べられている野菜であり、サラダとしてはもちろん、おやつとしても愛されています。

チュカウニ

チュカウニはじゃがいもとヨーグルトにスパイスを合わせた料理です。
ヨーグルトのさっぱりとした酸味とじゃがいものまろやかさが、スパイシーな料理をマイルドにしてくれます。
箸休めや付け合わせとしてよく作られていますが、ボリュームもあるため軽食としても親しまれています。

ネパールのおすすめグルメ|スープ

日本にあるネパール料理店ではカレーを出しているお店を見かけることが多いのではないでしょうか。
インドではカレーですが、ネパールにおいては「カレー味」というのが主体となっています。
以下では、ネパールで親しまれているおすすめのスープ料理を紹介します。

ギャコック

ギャコックは、野菜とお肉、春雨や卵などを数種類のハーブと岩塩でシンプルに味付けされた料理です、
もともとはチベットの宮廷で食べられていた鍋料理ですが、日本でいう寄せ鍋に近いイメージ。
柔らかくなるまで煮込んだお肉や野菜はいくらでも食べられてしまいそう。
スパイスは控えめになっているため、少しスパイス疲れを感じたらギャコックを頼んでみてはいかがでしょうか。

ダルバート

ダルバートというのはカレー味の豆スープとご飯、アチャールという漬物と、おかずのタルカリをワンプレートで合わせた料理です。
ダルバートの「ダル」は、レンズ豆やひよこ豆などをたっぷり入れたカレー味のスープで、「バート」はご飯のことを言います。
日本人から見るとカレーのようですが、現地では豆のスープやポタージュといったポジションで愛されています。

ネパールのおすすめグルメ|肉料理

ベジタリアンなネパール人ですが、ちゃんとお肉料理もあります。
ネパールのお肉料理は、歯ごたえ重視。
決して柔らかくなく、程よい硬さで歯ごたえがあるのが特徴です。
以下では、スパイスがたっぷりと使われるネパールのお肉料理を紹介します。

セクワ

セクワは、鶏肉や羊肉、水牛などの肉を串焼きにして調味料に漬け込み、炭火で焼いたスパイシーな串料理です。
調味料には、ガラムマサラやにんにく、唐辛子などが入っており、炭火でじっくりとあぶるため、外はカリッ、中はジューシーになっています。
お酒のおつまみとしてはもちろん、ご飯が進む味です。

バフチリ

バフチリとは、水牛の干し肉を使った炒め料理です。
日本のイメージでいうと、ピリ辛な酢豚のような一品。
水牛の干し肉は、下味をつけて乾燥させており、噛めば噛むほどに旨味を感じられます。
スパイシーな餡が具材とよく絡む、現地でも人気の肉料理です。

ネパールのおすすめグルメ|主食

ネパールの主食は、日本と同じように現地のお米「ネパール米」や、じゃがいもや豆、麺類です。
主食は辛さ控えめとなっており、スパイシーなおかずとよく合うようになっています。
以下では、ネパールの主食料理を紹介します。

チャウミン

チャウミンは、たまねぎやキノコ、鶏肉やパプリカなどが入った、日本でいう焼きそばのような料理です。
日本ではソース味が主流ですが、ネパールではスパイスを使ったカレー味となっています。
スパイスの配合はお店によって異なるため、店ごとに違った味を楽しめるのも魅力。
比較的控えめな辛さなので、辛い物が苦手な人でも食べやすいメニューです。

ブテコバット

ブテコバットは、人参やグリーンピース、肉を塩コショウでシンプルな味付けで仕上げたネパール風の焼き飯やチャーハンといった料理です。
油をたっぷり使って炒めることから、フライドライスと呼ばれることもあります。
パラっとした食感のネパール米は、チャーハンやカレーによく合うのが特徴。
シンプルな味付けゆえに、シンプルな味わいを楽しめる一品です。

ネパールのおすすめグルメ|スイーツ

ネパールで親しまれているスイーツは、水牛の濃厚なミルクを使ったものや、甘い揚げ菓子などさまざまなものがあります。
中には、日本人の口に合うものや、辛い料理の後に食べたくなるようなスイーツもあります。
以下では、ネパールでおすすめのスイーツを紹介しましょう。

ズーズーダウ

ズーズーダウとは、水牛のミルクから生まれたヨーグルトです。
水牛のミルクは高級モッツァレラチーズなどにも使われているほど濃厚な味わい。
ヨーグルトの王様とも呼ばれるズーズーダウは、濃厚な水牛のミルクを100%使用し、たっぷりの砂糖と合わせたスイーツです。
まるで濃厚チーズケーキのような感覚で食べられます。
ズーズーダウはネパールにあるバクタプールでしか食べることができないそうです。
ネパールに訪れた際にはぜひ味わってみてください。

セルロティ

セルロティは、お米を使ったもちもちとした食感のドーナツです。
ネパール米を粗く潰したうえで、米粉と合わせて作られているため、米粉特有のもちもち感と、お米のプチプチ感を楽しめます。
日本では味わえないような、まるで新感覚スイーツを食べている気分になるでしょう。

日本人が食べやすい!ネパールのおすすめグルメ

ネパールのほとんどの料理にスパイスが使われていますが、隣のインドとは異なり、香辛料が強すぎないため、基本的には日本人の味覚とも相性がいいです。
ネパール料理はインド料理の影響を受けているようなイメージですが、インドだけでなく、中国やチベットの食文化も融合されています。
そのため、日本人好みの味付けの料理が多くあるのです。
以下では、特に日本人が食べやすいネパールグルメを紹介しましょう。

モモ

モモとは、野菜やひき肉を薄皮で包んで蒸した、中国でいう小籠包です。
巾着状に包んだものや、餃子のように挟んだもの、皮に生地が練りこんであるものなど、さまざまな形状で売られています。
形だけでなく、お店によっては味も変わるため、色んなモモを食べ比べてみるのも楽しいかもしれません。
モモにはピリ辛のチリソースがついてくるので、味変して食べるのもおすすめです。
ネパールでは軽食扱いされるモモですが、1人前あたり10個程あるため、ちょっとだけ食べたいという人はハーフを注文するといいでしょう。

チャタモリ

チャタモリとは、卵やひき肉、みじん切りにした野菜やカレーなどを乗せて食べるお好み焼きのような料理です。
パリっと香ばしく焼き上げられた生地の上に具材を乗せて食べるため、ネパールのピザとも呼ばれています。
軽食やおやつとして食べるのがおすすめです。

ネパールグルメは日本人の口に合うものばかり

ネパール料理は、スパイスがふんだんに使われていますが、辛い物ばかりではなく、日本人好みの味付けになっているものも多くあります。
紹介したネパール料理の中には、ネパールで行われるお祭りや行事などでもよく売られています。
ネパールでは頻繁にお祭りが開催されるため、食べられる機会も多いです。
ネパール旅行に行く際は、ぜひ色んなグルメを堪能してください。
Auther: ネイチャーガイド 今長谷 啓享

自分が行って楽しいと思える旅じゃないと作らない!というポリシーで現地調査・企画・手配を行い、現地の案内まで、ネイチャーガイドとして体験型で少人数のくつろぎの旅を提供。北極圏から南極大陸まで、歴史と文化に溢れる世界遺産からヨーロッパや南米アンデスの山々まで、海外への渡航歴200回以上、パリやベルギーにも駐在経験のある旅人。元山岳ガイドの経験も活かし「自然や世界遺産が好きな方々を体験型で少人数のくつろぎの旅の世界」へ今も日々案内中。

今長谷
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