ナミビア観光のおすすめスポットと見どころを一挙紹介

ナミビア観光のおすすめスポットと見どころを一挙紹介

ネイチャーガイド今長谷写真
ネイチャーガイド今長谷

こんにちは!ネイチャーガイドの今長谷です。

アフリカ南西部に位置する「ナミビア」。

ナミビアは、大自然を満喫するのにおすすめの観光地です。

中でも、世界遺産にも登録されているナミブ砂漠で見られる景色はまさに圧巻。

本記事ではナミビア観光の見どころや外せないスポットについてご紹介します。

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  • ナミビア観光の見どころ
  • ナミビア観光で外せないスポット
  • ナミビア観光は砂漠が目玉

本記事を読んで、ぜひナミビアを訪れる際の参考にしてくださいね。

ナミビア観光の見どころ

ナミビア観光の見どころは大きく分けて5つあります。

  • ナミブ国立公園内の朝日
  • 美しいナミブ砂漠
  • 満点の星空
  • 野生の動物が暮らすサファリ体験
  • 歴史を感じられる部族

ナミビアには広大な砂漠や迫力満点のサファリなど多くの見どころがあります。

ぜひナミビアを訪れる際の参考にしてください。

ナミブ国立公園内の朝日:デッドフレイで迎える絵画のような朝

ナミブ砂漠の奥深くにある「ソススフレイ」。
その近くの砂丘群の中には、白いエリア「死の沼地:デッドフレイ」があります。
デッドフレイは太古の川が干上がった跡で、約千年前に枯れた木がそのままの姿で立っています。
朝日直後の数分間、奥の砂丘に日が差し手前だけ暗いままで、絵のような風景「朝日の奇跡」が出現するのが見どころです。

開門後に国立公園外から向かってもこの時間にデッドフレイに到達できません。
ぜひ、国立公園内に宿泊し「朝日の奇跡」に挑戦しましょう。
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世界で最も古いだけにナミブ砂漠を訪れる旅人は多いですが、昼間の風景だけでは本当にもったいない。国立公園内の限られた宿泊施設を利用しないと出会うことが出来ないという条件付きにはなりますが、砂漠が最も輝くのは朝夕の夕景。特にデッドフレイがあるナミブ砂漠では必須条件とさえいえるでしょう。昼間のデッドフレイと朝のデッドフレイは別物です。

美しいナミブ砂漠:時間を超えた自然のマスターピース

デッドフレイ|ナミビア|ナミブ砂漠|南部アフリカ旅行
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2018年に一人でデッドフレイへ行きました。「絵にしか見えない」と呼ばれる朝の風景を求めて。朝陽が登った直後は何も起こりません。しかし太陽が少しずつ高くなり、朝陽が大きな砂丘を超えてデッドフレイに差し込み始めるとその風景は姿を現しました。驚きでした。確かに世界の他の場所では観ることはできない風景でした。夢中で写真を撮りました。

世界で最も古く、世界最大級の砂漠「ナミブ砂漠」。
限りなく広がる砂丘や夕陽とともに赤く染まる砂丘はまさに絶景です。
約200万年前に形成されたセスリエム渓谷やデッドフレイ、「ビッグダディ」と言われる大きな砂丘がナミブ砂漠の見どころですよ。

天然のプラネタリウム:ナミブランドで見上げる星の海

ソススドューンロッジ|ナミブ砂漠|南部アフリカ旅行@ブループラネットツアー
ナミブ砂漠の中央に位置する「ナミブランド自然保護区」は、アフリカ初の「星空保護区」と指定されました。ナミブ砂漠は南回帰線に近い為、南十字星や天の川も見やすい場所に位置しており、天然のプラネタリウムの中で、南半球の美しい星空を堪能することができますよ。

エトーシャ国立公園:野生動物の楽園を探検

ナミブ砂漠にあるエトーシャ塩湖と周辺のエリアは国立公園に指定されております。
114種の動物や340種の鳥類が生息しており、大サファリスポットとして有名です。

エトーシャには、ライオンやヒョウ、サイ、アフリカゾウなどたくさんの動物が生息しています。特に乾季である5~10月には、水場に行けば高い確率で動物と出会えますよ。
一方、雨季の11~4月になると塩湖に水がたまり、フラミンゴを見られるのも魅力です。

ヒンバ族の伝統美:赤い大地を生きる人々

ナミビアには多くの民族が暮らしています。特に「ヒンバ族」は、独自の生活様式を守り、誇りを持って生きている民族です。ヒンバ族の女性は、乾燥と太陽の光から肌を守るため、赤い石の粉と動物油脂の混合物を髪や皮膚に塗っています。
ぜひ、ヒンバ族の村を訪問して生活の一端に触れてみましょう。

ナミビア観光で外せないスポット

ナミビア観光で外せないスポットは大きく分けて8つあります。

  • トゥウェイフルフォンテーン
  • ケープ・クロス
  • シュピッツコッペ
  • ウォルビスベイ
  • リューデリッツ
  • フィッシュリバー・キャニオン
  • コールマンスコップのゴーストタウン
  • エプパの滝

ナミビアには、砂漠や野生動物だけではなく歴史ある岩刻画やゴーストタウンなど人気の観光スポットがたくさんあります。

ぜひナミビアへ観光に行く際の参考にしてくださいね。

ナミビアの宝石、世界遺産トゥウェイフルフォンテーンの秘密

ナミビア北西部のクネネ州に残る岩刻画「トゥウェイフルフォンテーン」。
2007年に初のユネスコ世界遺産に登録されました。
2000年以上前に描かれましたが、保存状態がよく、絵画は2,000点以上も発見されています。
サン族によって描かれたサイやゾウ、ライオンなどさまざまな動物のほか儀式で踊る人など、当時の生活を垣間見ることができますよ。

ケープ・クロス:海岸を埋め尽くす20万頭のオットセイ

ナミビア第2の都市スワコップムンから、北西へ約120km程に位置している「ケープ・クロス」。
ここはオットセイの自然保護区で、多い時にはなんと20万頭ものオットセイを見られます。「ミナミアフリカオットセイ」が、鳴き声をあげながら海岸を埋め尽くしている様子はまさに圧巻です。

自然のアートワーク:シュピッツコッペの絶景と冒険

シュピッツコッペはナミブ砂漠の中央近くに位置する岩峰群です。
数億年前の花崗岩が風化してでき、最も高い岩峰の標高は1728mで「ナミビアのマッターホルン」とも言われています。

頂上からの眺めはまさに絶景です。周辺にはキャンプ場が点在し、ボルダリングやフリークライミングもできますよ。

フラミンゴの舞:ウォルビスベイの自然が織りなす美

ナミビアの沿岸中部、大西洋に面する「ウォルビスベイ」と言われる港町。
ここはラグーンに集まる動物に出会えるおすすめのスポットです。ペリカンやオットセイなどを間近に見られますよ。

また、野生のフラミンゴが見える場所としても有名です。
ここの湿地帯は、 アフリカ大陸でも最も重要な水鳥の生息地の一つで、南部アフリカに生きる半分近くのフラミンゴがここに集まって来るともいわれています。

ダイヤモンドと歴史の町:リューデリッツの遺産

ナミビア南部のカラス州に位置する大西洋に面した港町「リューデリッツ」。ここはドイツ色が濃い街として有名です。もともとはドイツ商人が築いた街で、近くにダイヤモンド鉱山が見つかり大きく発展しました。
教会や旧駅舎などの植民地時代の建物や、沖合のアザラシやペンギンの繁殖地などが見られますよ。

フィッシュリバー・キャニオン:地球の創造が描く壮大な風景

フィッシュリバー・キャニオンは、ナミビア最南端に位置する大渓谷です。
長さ160km、幅27km、深さ550mの渓谷で、アメリカのグランドキャニオンに次いで世界第2位の大きさを誇ります。

最寄りの「ケートマンズフープ」という都市から、砂漠をドライブして行くと、渓谷が姿を現します。展望台や観光の拠点となるキャンプ場などがあり、谷底まで降りることができるトレッキングも観光におすすめですよ。谷底にはなんと温泉リゾートもあります。

時を超えた探訪:コールマンスコップ、豪華な廃墟の中へ

かつてダイヤモンド鉱山の拠点の街として栄えた街「コールマンスコップ」。
豪華なドイツ風の家が建ち並び、病院や発電所、映画館などの娯楽施設があったそうです。しかし、ダイヤモンドが掘り尽くされ、1954年にゴーストタウンとなってしまいました。

現在、ゴーストタウンは観光用に保存され、博物館も作られています。風化した哀愁ある街並みをぜひ訪れてみてくださいね。

エプパの滝:ヒンバ族の聖地、清めの水の伝説

エプパの滝は、アンゴラとの国境に流れるクネネ川にあります。
「ヒンバ族の聖地」で滝の水を飲むと身も心も清められると言われています。
周辺にはヒンバ族の村があり、観光に訪れることもできますよ。

ナミビア観光は砂漠が目玉

ナミビアの観光はやはりなんといっても砂漠が目玉です。

砂漠でのキャンプと誇り高きヒンバ族についてまとめました。

  • ナミブ砂漠のキャンプが人気
  • ヒンバ族と出会える

ナミビアでは砂漠でのキャンプが人気です。時間とともに変わる砂漠の景色を楽しめます。また、ナミビアには歴史ある民族「ヒンバ族」も住んでいます。ぜひヒンバ族がいる村を訪れて歴史ある民族の生活に触れてみてくださいね。

ナミブ砂漠のキャンプが人気

現地で「ナミブ砂漠」は「何もない場所」を意味します。
広大な砂漠でキャンプすると、夜空に広がる星々を堪能できますよ。
また、日の出前にデューン45などの砂丘直下まで移動できるため、日の出を砂丘の山頂で見られます。
夜明けとともに移り変わる砂漠の風景とナミビアならではの満天の星空をぜひ体感してみてください。

ヒンバ族と出会える

ヒンバ族はナミビアの北西部に住む土着民族です。
遊牧民のヒンバ族は、上半身裸で全身赤茶色をしているのが特徴です。ヒンバ族は、日差しや虫から肌を守るために、バターと赤い粘土の混合物を体中に塗っています。
身に着けているアクセサリーや髪型も非常に特徴的で、ユニークです。
日本では体験できないような独特の生活をしているヒンバ族にぜひ会いに行ってみてくださいね。

ナミビア観光を楽しみましょう

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ネイチャーガイド今長谷

ナミビアは日本では見られないような砂漠の絶景スポットがある観光地です。
また、迫力満点の野生動物のたくましさや生命力を感じられるでしょう。

ナミビアでは車移動が中心です。運転に注意しながら、ぜひ旅行を楽しんでくださいね。

Auther: ネイチャーガイド 今長谷 啓享

自分が行って楽しいと思える旅じゃないと作らない!というポリシーで現地調査・企画・手配を行い、現地の案内まで、ネイチャーガイドとして体験型で少人数のくつろぎの旅を提供。北極圏から南極大陸まで、歴史と文化に溢れる世界遺産からヨーロッパや南米アンデスの山々まで、海外への渡航歴200回以上、パリやベルギーにも駐在経験のある旅人。元山岳ガイドの経験も活かし「自然や世界遺産が好きな方々を体験型で少人数のくつろぎの旅の世界」へ今も日々案内中。

今長谷
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