南アフリカのケープタウンはどんなところ?魅力的なおすすめスポットを紹介

南アフリカのケープタウンはどんなところ?魅力的なおすすめスポットを紹介

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こんにちは!ネイチャーガイドの今長谷です。

南アフリカのケープタウンは、山・海・野生動物など、大自然の魅力を感じられる街です。
美しく雄大な景観に、魅了される人は多いでしょう。
ただし、ケープタウンの治安には注意する必要があります。
今回は、南アフリカのケープタウンの魅力的なスポットと、ケープタウンの治安について紹介しています。

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南アフリカケープタウンの魅力的なスポット

南アフリカのケープタウンには、世界遺産だけではなく、魅力的なスポットが多くあります。
大きな商業施設や自然豊かな場所などを楽しめるため、ぜひ足を運んでみてください。
ここからは、南アフリカのケープタウンのスポットを紹介していきます。
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ケープタウンの良い所は車を使えば1日で郊外南部のケープ岬から、市内にそびえるテーブルマウンテンまで訪れることが出来て、夕方にはウォーターフロントに戻って美味しい食事やお買い物が楽しめるところです。大都会なので初めて行った人はここは本当にアフリカ?と思われることでしょう。

テーブルマウンテン

テーブルマウンテンは、標高1,087mの平らな山頂が特徴的な山であり、ケープタウンを象徴する山です。
山頂には、ケープタウンの市街を結ぶロープウェイが結ばれ、活気あふれる市街地とケープ半島の景色を眺められます。
国立公園内にあるテーブルマウンテンは、様々な植物が生息しているなど、ケープ植物区保護地域群として世界遺産に登録されました。
雲がかかるテーブルマウンテンの姿は、古より「神の住む山」として崇められる神聖な山です。
また、地球エネルギーが出入りするという諸説から、「地球のパワースポット」と呼ばれるほどの魅力を持っています。

カーステンボッシュ植物園

カーステンボッシュ植物園は、1913年に国立植物園のひとつとして設立されました。
南アフリカ最古の国立植物園のひとつでもあり、「アフリカ最大の美しいガーデン」と呼ばれています。
カーステンボッシュ植物園には、約9,000種類の多様な植物種が保存されているため、バラや水生植物などの鑑賞を楽しめるでしょう。
また、植物園内は、テーマごとに整備をされており、季節ごとの美しい植物も知ることができます。
植物種の研究目的もあることから、2004年に世界初の自然遺産登録がされました。

ウォーターフロント

ウォーターフロントは、1988年に設立された巨大な商業施設です。
交易で栄えた19世紀頃のケープタウンを再現していることから、歴史ある雰囲気の中でショッピングを楽しめます。
ウォーターフロントには、国内外のブランド品を取り扱う店舗が400軒以上も立ち並び、高級レストランや雑貨店にも立ち寄れます。
また、水族館・美術館・ホテルなどの施設もあるため、レジャーや宿泊先にも困らないでしょう。
夕暮れ時は、サンセットクルーズも運行されており、夕日とテーブルマウンテンを背景にした撮影や楽しみ方もできます。

シグナルヒル

シグナルヒルは、ケープタウン市街中心部から訪れることのできる山です。
ケープタウン全域やウォーターフロントなどの絶景を一望できます。
日中はパラグライダーを楽しめて、夕暮れ時は真っ赤な夕日が沈むため、ゆっくりと訪れる夜と美しい夜景を目の当たりにできます。
シグナル・ヒルの丘を登ると鉄製大砲が構えられ、火薬を詰めて着火する様子を見学できますが、平日の正午だけです。
大砲は、1795年にイギリスが侵略する際に持ち込んだものであり、「世界最古の大砲」といわれています。

ロベン島

ロベン島は、ケープタウンの沖合に浮かんでいる島で、島内には反アパルトヘイト運動の活動家たちが収容されていた刑務所があります。
元大統領のネルソン・マンデラ氏も収容されていたことでも有名です。
ロベン島は、1999年に世界遺産に登録され、今では島全体を博物館として一般公開しています。
刑務所の跡地や当時の雰囲気・様子を再現した展示物があるため、南アフリカが民主主義へ変わりゆく歴史を感じられるでしょう。
また、ロベン島を見回る際は、元収容されていた人が当時の話を含めた説明を行ってくれます。

喜望峰

喜望峰は、ケープ半島の先にある観光スポットで、「嵐の岬」として知られています。
1488年には、交易ルートの拠点としてポルトガルが利用し、1497年にヴァスコ・ダ・ガマが岬経由のインド交易路として開拓しました。
当時のポルトガル国王は、開拓記念として「Cape of Good Hope(希望の岬)」と命名しています。
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喜望峰と言うとなんとなくあふりか最南端のようなイメージがありますが、実際は最南端ではなく最南西端になります。それでもインド洋と大西洋がここで分けられていることに変わりはありません。これまでもこの喜望峰に来るのが夢だったという方は多かったですね。

ケープポイント

ケープポイントは、ケープ半島の最南端であり、200m以上の断崖の下で海流が渦巻いている場所です。
雄々しき自然の強さや野生動物も生息している地域は、有名スポットとして訪れる観光客は多くいます。
野生動物の中には、ヒヒやアンテロープなど、動物園では見られない動物ばかりです。
ケープポイントでは、5〜11月の間クジラが頻繁に表れ、伸び伸びと泳ぐイルカの姿を年中見られます。
南アフリカの自然を感じながら、友人や家族と一緒に楽しめるでしょう。

ボルダーズビーチ

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ボルダーズビーチは、「海辺の楽園」とも称されており、約2,000羽の野生ペンギンが生息しています。
インド洋の美しい青い海と白い浜辺で、ペンギンたちが歩き回る様子を間近で見られ、触れ合いも可能です。
ボルダーズビーチには、絶滅危惧種のアフリカペンギンやアフリカ大陸に唯一生息しているケープペンギンが多くいます。
貴重なペンギンたちと一緒に、楽しい思い出を作れる魅力的な場所です。

ドイカー島

ドイカー島は、ケープタウンの南にあるホート湾の沖合に浮かんだ小さな島です。
ドイカー島の観光は、クルージング船に乗って島を一周するため、島に生息している野生のミナミアフリカオットセイが見られます。
海で泳いだり、日向ぼっこをしたりするオットセイの群れを観察しましょう。
ドイカー島は岩の塊でできていることから、島へ上陸することはできません。

ワインランド

ワインランドは、ケープタウンから南に位置するワインの生産地であり、長い歴史を持つエリアです。
360年以上の歴史を持つワインランドは、上質で深みのある味を楽しめるワイナリーが数多くあることから、多くの観光客が訪れています。
また、広大なワイン畑の美しさと合わせて、南アフリカの豊かな自然に感嘆の声を上げる人も少なくありません。
ワイン地区にある古都ステレンボッシュは、カフェや雑貨店が立ち並んでおり、ワインの歴史を学びながら街の観光もできます。

アクィラ私営保護区

アクィラ私営保護区は、ケープタウンから車で約2時間の場所にあり、広大な敷地内には多くの野生動物を保護しています。
アクィラ私営保護区の見どころは、「アフリカのビッグ5」の動物を至近距離で観察できることです。
アフリカのビッグ5には、サイ・ゾウ・ライオン・バッファローなどがあり、動物園や図鑑などとは異なる大きさに驚くでしょう。
また、アクィラ私営保護区では、絶滅危惧種の動物を保護していたり、野生動物の飼育・教育が行われたりしています。

チャップマンズピーク

チャップマンズピークは、ケープ半島の西側に位置する山です。
自動車レースやマラソンコースを中心に使用されているほか、海辺のドライブを楽しむスポットとされています。
チャップマンズピークには展望デッキがあり、広大な水平線や美しいブルーの景色を一望できるため、観光におすすめです。

ケープタウンの治安は?

ケープタウンの治安に関しては外務省が渡航注意を出しています。
危険な場所と安心して楽しめる場所を訪れる前に状況を事前に把握してから向かいましょう。多くの観光客が訪れるウォーターフロントは比較的安全で、特に危険を感じることもありません。

ここでは、ケープタウンの治安を含めて、よく見られる犯罪や危険な場所について解説しています。

よく見られる犯罪

ケープタウンでよく見られる犯罪は、以下のとおりです。

  • 窃盗
  • 車上狙い
  • 強盗
  • ATM詐欺 など

ケープタウンの犯罪率は高く、他の都市と比較すると、窃盗や強盗が多発しています。

路上で歩いていても、窃盗犯たちが突然襲い掛かってくることもあるため、1人で出歩くような行動は控えましょう。

また、日中よりも夜の方が、犯罪を行う確率が高くなります。

できる限り、夜の外出はせずに安全を確保してください。

ケープタウンで危険なエリア

ケープタウンで危険なエリアは、ケープタウン駅・ボカープ地区・ロングストリートであるため、できる限り近づくことはやめましょう。
街中でも犯罪件数が多く、ギャング組織の銃撃なども発生したり、走行中の車へ投石したりするなどのドライブバイシューティングの被害もあります。
また、スラム街や黒人が住むエリアも危険です。
誤って足を踏み入れて犯罪被害に遭った場合、救助の望みが非常に低いため、命を守るために気をつけましょう。

ケープタウンで楽しむためには注意も必要

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南アフリカのケープタウンには、東西南北に素晴らしく魅力的なスポットが多くあります。
大きな商業施設でショッピングを楽しんだり、野生動物たちを観察したりするなど、スポットの楽しみ方は様々です。
しかし、ケープタウンの治安は悪いため、観光を楽しむ中でも犯罪被害に遭わないように気を付けなければなりません。
事前に治安の情報を確認してから、南アフリカのケープタウンで素敵な時間を過ごしてください。

Auther: ネイチャーガイド 今長谷 啓享

自分が行って楽しいと思える旅じゃないと作らない!というポリシーで現地調査・企画・手配を行い、現地の案内まで、ネイチャーガイドとして体験型で少人数のくつろぎの旅を提供。北極圏から南極大陸まで、歴史と文化に溢れる世界遺産からヨーロッパや南米アンデスの山々まで、海外への渡航歴200回以上、パリやベルギーにも駐在経験のある旅人。元山岳ガイドの経験も活かし「自然や世界遺産が好きな方々を体験型で少人数のくつろぎの旅の世界」へ今も日々案内中。

今長谷
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