東アフリカ探訪の魅力!主要都市、安全情報、そして気候について

東アフリカ探訪の魅力!主要都市、安全情報、そして気候について

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こんにちは!ネイチャーガイドの今長谷です。

東アフリカ方面へ観光に行く際の基本情報について解説します。

とくに観光においては以下の3つが気になるのではないでしょうか。

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  • 観光を楽しむための都市
  • 安全に旅行をするための治安
  • 服装や持ち物を検討するための気候

本記事では、上記3つの観点から基本情報について解説するので、ぜひ東アフリカ方面へ旅行に行く方は、参考にしてください。

東アフリカの主な都市は4つ

東アフリカの有名な都市は、以下の4つです。

  • ナイロビ
  • モンバサ
  • キガリ
  • ザンジバル

上記4つの都市の特徴を以下で解説しますので、観光地を選ぶ際の参考にしてください。

ケニアの首都「ナイロビ」

ケニアで有名な首都と言えば、ナイロビです。
ケニアといえば砂漠のイメージを持つ人も多いかもしれませんが、ナイロビには砂漠地帯のような雰囲気は一切ありません。
東アフリカのなかでもエネルギーに溢れており、モダンな都市として栄えています。
博物館やショッピングセンター、フードコートなども立ち並んでいるので、観光地として最適なスポットです。

ケニア第二の都市「モンバサ」

モンバサは、ケニア第二の都市と言われるほどの都市です。
ケニア屈指のリゾート都市とも呼ばれているモンバサでは、インド洋が特徴的。
美しい白い砂浜は、まるで南国のような雰囲気さえ感じられます。
夜には浜辺のレストランに多くの観光客が訪れ、にぎやかな時間を楽しめるでしょう。
上記のナイロビと同様に、モンバサも「自然を満喫する」というよりも、ケニアの賑やかさを楽しめるスポットです。

ルワンダの首都「キガリ」

キガリは、ルワンダの首都で、100万人以上が暮らす人口密度の高い都市です。
一年を通して観光客が訪れる都市であるため、自然から建物まで多くの場所を楽しめます。
博物館やスタジアムもあるので、観光目的で行くならば、利便性に不自由はないでしょう。

東アフリカのリゾート「ザンジバル」

ザンジバルは、アフリカ大陸の海に浮かぶ小さな島です。
真っ青な綺麗な海に浮かぶこの島は、東アフリカでは人気のリゾート地。
そんなザンジバルでは、海の景色はもちろんですが、街並みも人気があります。
とくにザンジバル島の玄関口となるストーンタウンは、特異な歴史的景観ということで世界遺産にも登録されています。
美味しいものもたくさんあり、海上レストランなどもあるので、東アフリカを楽しむにはもってこいのスポットと言えるでしょう。

東アフリカで知っておきたい治安情報

東アフリカのタンザニアやケニアなど、観光地となっている国は比較的治安が良いです。
しかし、一部地域に関しては注意してください。
以下は、外務省で発表されている東アフリカの治安についてまとめましたので、渡航に行く前に必ず確認してください。

テロへの注意喚起

タンザニアを含む東アフリカ地域では、度々テロ攻撃の脅威が指摘されています。
2013年、2014年においてはアルーシャ州とザンジバルで手りゅう弾を使ったテロ事件。2021年にはダルエスサラームで銃発砲事件が発生しています。
観光地であるザンジバルも含まれているため、観光に行く際には事前に情勢を確認しておきましょう。
最新の治安情報は、外務省のページで確認できます。

海外の基本的な軽犯罪には要注意

東アフリカの観光地においては、テロなどの心配はそれほど必要ありません。
しかし、海外旅行ならではのよくある犯罪には注意しましょう。
観光地と言えども、日本と同じような治安ではないためです。
たとえば、詐欺や窃盗です。
置き引きやスリのほか、ぼったくりなどの犯罪は常に注意しておかなければいけません。
ただし、サファリツアーでドライバーやガイドさんへのチップは支払ってください。
チップは暗黙の了解で必ず支払うルールで、約20ドルくらいが相場です。
あまりにも高いチップを要求された場合には警戒しても良いですが、相場と大きく離れていないチップであれば、気持ちよく渡してあげましょう。

東アフリカの治安は都市や国によって異なる

ここまでで東アフリカの治安について解説してきましたが、東アフリカ全体の治安が悪いわけではありません。
東アフリカの中でも、治安の良い国とそうでない国に分かれます。
さらに言えば、国のなかでも治安の良い地域とそうでない地域があります。
たとえば、タンザニアであれば、ザンジバル付近の治安はそれほど問題ありません。
対して、キゴマ州西部においては、外務省から「渡航中止勧告」が出るほど治安が悪いです。
そのため「東アフリカは治安が悪い」と一色淡に考えず、行く国や地域を事前に調べておくことが大事です。

東アフリカは暑い?本当の気候は?

東アフリカだからといって、必ず暑いとは限りません。
多くの人は「東アフリカ=暑い」と考えているかもしれませんが、それは誤解です。
たしかに、タンザニアのダルエスサラームなどの海沿いの街では、湿度が高いために暑いと感じます。
しかし、ケニアのナイロビ、マラウイのリロングウェ、エチオピアのアディスアベバといった首都は、標高1,000m以上の高地にあることから過ごしやすい気候です。
最高気温は30度近くになることもありますが、湿度が低いため、木陰であれば、半そででも過ごせるほどに過ごしやすいです。
さらに、マラウイ南部のゾンバ、タンザニアのンゴロンゴロなどは標高が2,000mを超えます。
そのために、ホテルでは通年暖炉が焚かれるほどの寒さです。
このように、東アフリカだからといってどこでも暑いわけではないので、行く場所によって服装を考えると良いでしょう。

東アフリカの四季

東アフリカの季節は、4つに分かれますが、日本と同じ春夏秋冬ではありません。

東アフリカでは「雨が降るか降らないか」で分けられます。

大きく分けると、雨季と乾季。

細かく分けると以下の4つです。

  • 大雨季
  • 大乾季
  • 少雨季
  • 小雨季

ただし、東アフリカといっても、国によって雨季は異なります。

雨季だけでいうならば、以下のようになります。

  • エチオピア…3月~9月
  • ケニア・タンザニア…3月~5月・11月~12月
  • ザンビア・ジンバブエ…11月~4月

上位の季節は雨季にあたるので、湿気対策を考えた服装を心がけましょう。

タンザニア・ケニアの服装

東アフリカの服装として、観光スポットとして人気のある、タンザニア・ケニア観光の際の服装を参考として紹介します。
いずれも暑い国として知られていますが、日差しが強いので半そでなどではなく、長そでが適しています。
朝夕になると肌寒く感じることもあるので、軽く羽織れるような風を通さないジャンパーなどを持っていくと良いでしょう。
そのほか、小さなアイテムとして、帽子やサングラスも持っておきましょう。

東アフリカの基本情報を覚えておきましょう

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東アフリカへ観光へ行く際は、事前に情報を調べておきましょう。
東アフリカといっても、国や地域によって治安も気候も異なります。
とくに観光客が多いのは、タンザニアとケニアですが、いずれも地域によって治安状況は異なるので、やはり事前の下調べが重要です。
しかし、自分の判断だけではよくわからないというケースもあるでしょう。
もし不安が残るのであれば、ツアーへ参加することをおすすめします。
ツアーであれば、治安や気候などについてもガイドが教えてくれるので、安心して旅行を楽しめます。

Auther: ネイチャーガイド 今長谷 啓享

自分が行って楽しいと思える旅じゃないと作らない!というポリシーで現地調査・企画・手配を行い、現地の案内まで、ネイチャーガイドとして体験型で少人数のくつろぎの旅を提供。北極圏から南極大陸まで、歴史と文化に溢れる世界遺産からヨーロッパや南米アンデスの山々まで、海外への渡航歴200回以上、パリやベルギーにも駐在経験のある旅人。元山岳ガイドの経験も活かし「自然や世界遺産が好きな方々を体験型で少人数のくつろぎの旅の世界」へ今も日々案内中。