マチュピチュ観光の費用目安は？飛行機代からお土産の価格まで解説！

マチュピチュのあるペルーの物価は、日本に比べて安いと言われています。
ペルーの通貨「ソル」では、1ソル＝31円です。
参考として、ペルーの食べ物や飲み物で見てみましょう。

• ビール…約３ソル（日本円で約93円）
• コーラ…約5ソル（日本円で約60円）
• ハンバーガー…約10ソル（日本円で約310円）

日本と比べてほぼ半額に近い価格で食べ物や飲み物を購入できます。
ただし、ペルーでも地域によって物価が異なるので注意してください。

とくに首都のリマは物価が高いです。
バスやタクシーなどの交通費や、生活必需品など、首都のリマではクスコの2倍ほどです。

例えば、首都リマでタクシーに乗る場合、約10ソル（約310円）かかりますが、クスコ市内では約5ソル（約170円）になります。
さらに、レストランなどの料理の価格も異なります。

一般のクスコに暮らす人が食べるランチは、約6ソル（約200円）ですが、海外の観光客向けのレストランでは約35ソル（約1,170円）です。
当然、観光客が多く集まるマチュピチュ村では、観光客向けの価格になっているので、決して安いとは言えません。

マチュピチュでお土産を購入する際は、そこまで費用を気にする必要はありません。
先述したように、観光客向けの価格になっていますが、物凄く高いわけではないです。

また、値段交渉も可能なので、安く購入できる場合もあります。
とくにおすすめなのは、アルパカ製品です。

日本でアルパカ100%のセーターを購入した場合、大体2万円以上になりますが、ペルーでは約1万円前後で購入できます。
ただし、露店のアルパカ製品には注意してください。
露店の製品は「アルパカ100%」と記載されていても、実際には100%ではない粗悪品であるケースが多いです。

安心してアルパカ製品を購入するなら、TAMONというお店を利用しましょう。
日系の方が運営しているので、日本語も通じます！
その他にも、人気のお土産は、以下のとおりです。

• アルパカのぬいぐるみ…約500円
• リャマのキーホルダー…約80円
• ペルーの守り神プカラの置物…約300円
• アンデス地方の福の神「エケコ人形」…約300円
• 魔よけのナイフ「トゥミ」…約500円
• アンデス模様のポーチ…約300円
• コカ茶・ムニャ茶…約150円

いずれも決して高くはないので、ちょっとしたお土産としておすすめです。

先述したように、マチュピチュの観光客用のレストランは決して安くありません。
そこで、食費を抑えるのであれば、現地の人が通うような食堂や屋台のローカルフードがおすすめです。

特におすすめは、以下の2カ所

• アバストス市場の2階の食堂
• サッカー場の周辺の屋台

いずれもマチュピチュのローカルフードを安く食べられますよ！
なかでも美味しく安い料理として、以下の5つがおすすめです。

• CALDO DE GALLINA CRIOLLO（チキンスープヌードル）…12～15ソル（約360～450円）
• LOMO SALTADO(豚野菜醤油炒め定食)…10～15ソル（約300～450円）
• CEVICHE（セビーチェ）…12～15ソル（約360～450円）
• SOPA DE PESCADO（フィッシュスープ）…12～15ソル（約360～450円）
• CHICARRONERIA LEANDRA（揚げ豚肉とジャガイモ・とうもろこしセット）…15～20ソル（約450～600円）

いずれもペルーでは一般的に食べられている料理である上に、日本人でも食べやすい味付けになっています。
価格も高くないので、ローカルフードのみを選んでいれば、食費は大きく抑えられるでしょう。

マチュピチュ観光の費用を改めてまとめていくと、以下のようになります。

• 日本からマチュピチュへの航空費等（往復）…約21万円
• ホテル宿泊費（2泊の場合）…約4万円（ホテルにより異なる）
• 食費（朝昼夜をホテルすべて外食した場合で3日分）…約5,000～1万円
• お土産代（キーホルダーなどの小物を2～3つ）…約1,000円

以上を考慮すると、大体26～28万円ほどです。
航空費も含めて30万円以上持っていれば、比較的贅沢な旅を楽しめます。

ただし、移動やホテルなどの選び方によっては、さらに高くなる場合もありますし、反対に安くなる場合もあるので、事前に確認してから旅行計画を立ててください。
また、基本的には日本より物価が安いものの、物価は変動する可能性があるので、旅行日程に合わせて物価の確認も行っておきましょう！