ペルーへマチュピチュ観光に行く際に覚えておきたい言葉

ペルーへマチュピチュ観光に行く際に覚えておきたい言葉

マチュピチュへ観光に行くなら、ペルーの言葉を覚えておきましょう。
マチュピチュは有名な観光スポットなので、日本語や英語が通じるケースもありますが、やはり現地の言葉を覚えておくにこしたことはありません。
今回の記事では、現地で使える言葉を紹介するので、マチュピチュ観光に行く際に、参考にしてください。

→絶景のマチュピチュ遺跡展望&ナスカの地上絵 8日間ツアーの詳細はこちら

マチュピチュ(ペルー)の言語は?

ペルーの公用語は、主に3つに分かれます。

  • スペイン語
  • ケチュア語
  • アイマラ語

ただし、大多数の人はスペイン語を話します。
ケチュア語を使うの山岳地帯の先住民、アイマラ語を使うのは南部のチチカカ湖沿岸地域です。
そのため、ケチュア語やアイマラ語を覚えておく必要はありません。
スペイン語だけ覚えておけば、観光するには問題ないでしょう。

マチュピチュ周辺で日本語は通じる?

マチュピチュ周辺では、日本語が通じる可能性は高いと言えます。
なぜなら、マチュピチュは年間で150人のもの観光客が訪れていると言われているからです。
日本人観光客が多いので、現地の人も多少は日本語を話せるかもしれませんね。
また、現在マチュピチュ遺跡の観光には、オフィシャルガイドとの同行が義務化されています。
ツアーなどの場合は、日本語が話せるガイドをつけることも可能です。

マチュピチュ観光で覚えておきたい挨拶

マチュピチュ観光で覚えておきたい挨拶
マチュピチュ観光で覚えておきたい言葉として、まずは挨拶を紹介します。
現地の人と触れ合ったりすれ違ったりしたときに、ぜひ使ってみてください!

意味 表記 読み方
やぁ ¡Hola! オラ
おはよう Buenos días. ブエノス ディアス
こんにちは Buenas tardes. ブエナス タルデス
こんばんは Buenas noches. ブエナス ノーチェス
さようなら Adiós アディオス
ありがとう Gracias. グラシアス
はじめまして ¡Mucho gusto! ムーチョ グスト
すみません Perdón. ペルドン
私は〇〇(名前)です Me llamo 〇〇 メジャーモ 〇〇
はい/いいえ Sí/No スィ/ノ

「アディオス」や「グラシアス」などは、聞き馴染みのある言葉ですね。

マチュピチュ観光で覚えておきたいフレーズ

挨拶の次は、マチュピチュ観光で知っておくと使える言葉を紹介します。
ちょっとした買い物などの際に使えるので、覚えておきましょう。

意味 表記 読み方
〇〇をください・〇〇をお願いします 〇〇 por favor ポル ファボール
〇〇はどこにありますか? ¿Dónde está 〇〇? ドンデ エスタ 〇〇
クレジットカードで払えますか? ¿Puedo pagar con tarjeta de crédito? プエド パガール コン タルヘタ デ クレディート
おいくらですか? ¿Cuánto cuesta? クアント クエスタ
おすすめの料理はどれですか? ¿Qué me recomienda? ケ メ レコミエンダ
これはどんな料理ですか? ¿Cómo es este plato? コモ エス エステ プラート
メニューを見せてもらえませんか? Puedo ver la carta? プエド ベル ラ カルタ
私は〇〇のアレルギーがあります Tengo alergia de 〇〇 テンゴ アレルヒア デ 〇〇
〇〇が欲しいです Quiero 〇〇 キエロ 〇〇

 

レストランに行く際や買い物の際などには、ぜひ上記の言葉を活用してください!

ペルーでよく起きる犯罪と緊急時に使えるフレーズ

ペルーに行く際には、犯罪に注意してください。
残念ながら、ペルーは、あまり治安の良い場所とは言えません。
外務省の調査によると、2021年にペルー国内で発生した事件は、以下のとおりです。

  • 殺人件数…4,018件
  • 強盗・窃盗…173,679件

その他にも、女性が襲われるような事件も起きています。
単独旅行者は標的になりやすい傾向にあるので、気を付けてください。
実際に、日本人の被害例として、以下にいくつかの例を記載しておきます。

  • ひと気のない場所でスマートフォンを操作していたところ、バイクに乗った男に拳銃のような凶器を突きつけられ、スマートフォンを強奪された。
  • レストランで食事中、携帯電話をテーブルの隅に置き、食事や会話に夢中になっているうちに携帯電話が無くなっていた。
  • タクシーでリマ市内からホルヘ・チャベス(リマ)国際空港へ向かっている途中、信号待ちをしていたところ、2人組の男にタクシーの窓ガラスを割られ、膝の上に置いていたリュックサックを強奪された。

(参考:外務省海外安全情報

防犯対策として、外務省は、以下のような対策をするように促しています。

ア 犯罪を誘発するような行為(公衆の面前で財布から現金を取り出す、携帯電話を外部から見える場所に装着・携帯する、屋外でパソコン等の電子機器を使用する)は慎み、常に周囲に対する警戒を怠らないようにする。

イ 派手な装飾品や衣服は着用せず、できる限り周囲に溶け込むようにする。

ウ 深夜および早朝に単独で外出することは避けるとともに、ひと気のない場所(路地裏、遺跡等)では単独で行動しない。

エ 空港、バスターミナル等の人の多い場所や、車・バイクなどが通る道路を歩く際、またレストランなどで食事をする際は、貴重品から目を離さず、しっかり保持する。

オ 長距離バスを利用する際は、チケット購入時に身分証明書の提示が必要な信用のおけるバス会社を選択し、できる限り出発地から目的地までノンストップで走行するバスを選択する。深夜便の利用はできる限り避ける。

カ タクシーを利用する際は、流しのタクシーは利用せず、宿泊施設等で安全な無線タクシーを手配する。

キ 空港からの移動に際しては、ホテルのピックアップ・バスや、空港内にカウンターを設置している会社のタクシーを利用する。空港の敷地外で客待ちしているタクシーは、強盗や短時間誘拐の危険性があるため利用しない。

ク 車両に乗車中は、貴重品の入ったカバン等は足元に置くなど車外から見えないようにする。停車時や降車時は周りへの警戒を怠らないようにする。

ケ 宿泊場所を決める際は安全面を重視する。

コ 自分自身と家族の安全を守る心構えとして、「目立たない」、「用心を怠らない」、「行動を予知されない」の3原則を念頭において行動する。

(引用元:外務省海外安全情報

上記のように、ペルーでは自分で自分の身を守る対策を講じなければいけません。

そこで、犯罪被害に遭ったときに使えるフレーズについても覚えておきましょう。

意味 表記 読み方
助けて! Socorro! ソコロ
強盗に遭いました Me asaltaron メ アサルタロン
私の〇〇が盗まれました Me robaron mi 〇〇 メ ロバロン ミ 〇〇
救急車をを呼んで下さい Llama una ambulancia ジャーマ ウナ アンブランシア
大使館はどこにありますか? Dónde está la embajada de Japón? ドンデ エスタ ラ エンバハーダ デ ハポーン?
道に迷っています Estoy perdido エストイ ペルディド
キエロ デヌンシアール ウン ロボ Quiero denunciar un robo 被害届を出したいです

 

一番良いのは、犯罪被害に巻き込まれないことですが、もしも何かあった際には上記の言葉が役立つでしょう。

マチュピチュ観光は重要な言葉を覚えておきましょう!

マチュピチュはスペイン語が公用語なので、「アディオス」や「グラシアス」なら、なんとなく使えるかもしれません。
ただ、買い物などで困ったときに役立つフレーズも覚えておくようにしましょう。
日本人観光客が多いとは言っても、どこの場所でも日本語が通じるわけではありません。
観光を円滑に楽しむためにも、いくつかのフレーズを覚えておいてください。

また、解説したように、ペルーは決して治安の良い国ではありません。
マチュピチュ周辺のような観光スポットであれば少しは良いかもしれませんが、日本と同等の治安ではないので、気を付けてください。
万が一犯罪に巻き込まれた場合でも、言葉を知っておくと役に立ちます。

すべて覚えておくのが難しい場合は「助けて」の意味の「Socorro!」だけでも覚えておくと良いかもしれませんね。
ぜひ、今回の記事を参考に、ある程度の言葉を覚えた上でマチュピチュ観光を楽しんでください!
今長谷
× 閉じる