マダガスカルで行っておくべき観光スポット一覧

マダガスカルで行っておくべき観光スポット一覧

マダガスカル共和国は、大きな島を主として周囲の島から成る国であり、自然豊かで美しい景色を見られることで有名です。
今回は、マダガスカルの観光スポットについて紹介します。
マダガスカルでしか見られない素晴らしい観光スポットを見つけてみてください。

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マダガスカルのおすすめ観光スポット一覧

マダガスカルのおすすめ観光スポットは、以下のとおりです。

  • バオバブの並木道
  • ペリネ特別保護区
  • キリンディー森林保護区
  • アンカラナ特別保護区
  • ノシ・ベ
  • レッド・ツィンギー
  • レミュールアイランド
  • イサル国立公園
  • アンブヒマンガの丘
  • ザフィマニリの村落

各観光スポットについて、紹介しましょう。

バオバブの並木道|様々な一面を魅せる立ち並んだ巨木

マダガスカルのシンボルである「バオバブ」が林立しているバオバブの並木道です。
巨大な幹と枝からなるバオバブの並木道は、美しい情景を見せてくれるため、観光客から人気があります。
特に、オレンジ色と青色でグラデーションされた空を背景に、真っ赤な夕日に照らされるバオバブの木々は神秘的です。
バオバブの並木道は、現地の人々が使用している生活道路でもあるため、のどかな風景も見られるでしょう。
また、バオバブの木は、童話『星の王子様』に登場しており、ファンの観光も多いスポットです。

ペリネ特別保護区|見て・触って・癒される自然と動物たちがいる

ペリネ|マダガスカル旅行@ブループラネットツアー
ペリネ特別保護区は、キツネザルが多く生息している場所です。
マダガスカルの生態系を見て学び、癒されるスポットとして知られています。
島国であることから肉食獣の存在はなく、キツネザルの天敵となる動物がいません。
恵まれた環境下で、進化と繁栄を続けたキツネザルの自由奔放な姿を見られるでしょう。
また、ペリネ特別保護区では、キツネザルやカメレオンなどの動物たちと触れ合えるため、貴重な経験と楽しい思い出になります。

キリンディ森林保護区|昼夜で異なる森林の雰囲気を感じられる

キリンディ森林保護区は、キツネザル・カメ・ムササビ・カメレオンなどの野生動物を、間近で見ることができる観光スポットです。
森林の丈が低いため、生息する野生動物たちを見つけやすく、鳴き声や草木の音を聞きながら動物たちを探せる楽しみがあります。
生息動物の中には、世界最小の霊長類「ピグミーネズミキツネサル」もいるため、ぜひ見つけてみてください。
また、キリンディ森林保護区では、ナイトウォーキングが開催されることもあり、夜行性の動物や日中とは違う生き物を見られるでしょう。
ナイトウォーキングの際は、懐中電灯を持って森林を歩くため、ちょっとしたスリルを味わえます。

アンカラナ特別保護区|鋭い岩に奇形な動植物が生息している

アンカラナ特別保護区は、「とがった岩」があるアンツィラナナの地域にあり、過酷な環境下で生きるための進化を遂げた動植物が見られます。
乾燥した地域であるため、岩はナイフのように鋭く、植物は堅くトゲのある種類が多いです。
雨が降っても、すぐに岩が吸収してしまうことから、植物は少量の水を蓄えて成長できるよう進化しました。
また、生息する動物たちは、岩の間や堅い木々・植物の上で生活するため、場所に適応した体に発達しています。
基本的に、飛んだり木を掴んだりして移動することから、脚や尻尾が長い・手のひらや足の裏が分厚いことが特徴的です。
独特な移動方法を行うキツネザルも多いため、見つけた際は動きに注目すると良いでしょう。

ノシ・ベ|最愛のパートナーや友人たちと過ごせるビーチ

ノシ・ベは、マダガスカル最大のビーチリゾートであり、「インド洋のタヒチ」と呼ばれています。
島全体は遠浅のビーチであるため、サンゴ礁を見たりシュノーケリングを楽しんだりできます。
美しく青い海を背景にして、カップルのデート・ハネムーン・ダイビングなど、楽しい思い出作りにおすすめの観光スポットです。
ノシ・ベには、マダガスカル名産のラム酒の蒸留所があるため、優雅で煌びやかな観光を行えるでしょう。
また、香水・アロマの生産地として有名です。

レッド・ツィンギー|地球の変化を感じられる魅力的なスポット

レッド・ツィンギーは、「とがった岩」が広がる神秘的で、驚異的な景色が見られます。
ナイフのように鋭い先端となった岩が密集していますが、数百万年を経て自然が作り出した形状です。
長年の風雨による浸食で、現在の独特な岩となりました。
レッド・ツィンギーのとがった岩は、先端が雲を突き抜ける部分もあり、まるで空中から切り取られたような情景が広がります。
美しさ・壮大さ・神秘さなど、見る人によって異なる印象を与えるレッド・ツィンギーのスポットは、忘れられない思い出になるでしょう。

レミュールアイランド|愛らしいキツネザルたちが迎えてくれる

レミュールアイランドは、豊富な種類のキツネザルが生息する島です。
渡し船の利用が必要ですが、上陸した際は人懐こいレミュールたちが出迎えてくれます。
レミュールは、小柄な体形をしており、脳の発達が低く原始的なサルの特徴があります。
人間への警戒心は薄く、キツネザル自らが肩に乗ってきたり、差し出された餌を食べてくれたりするため、触れ合いの場は多いです。
木々の上で過ごすレミュールたちの姿も見られることから、観光客は癒されるでしょう。

イサル国立公園|全身で大地を感じられるキャニオン

イサル国立公園は、ゴツゴツした岩山の景色が広がる観光スポットであり、「アフリカのグランドキャニオン」と呼ばれています。
風雨による浸食された地層岩でできた地形ですが、岩場を歩くキャニオンハイキングが楽しめることでも有名です。
イサル国立公園は、砂漠気候のため日差しが強くなっているため、水分補給が欠かせません。
しかし、広大な面積を持つことから森林も存在しており、オアシスのような涼しさを感じられます。
森林の中に入ると、ベローシカファ・ワオキツネザルなど、様々な種類のキツネザルと出会えるため、楽しみが尽きないでしょう。

アンブヒマンガの丘|王族が過ごしていた時間を感じられる丘

アンブヒマンガの丘は、二重の城壁と外堀に囲まれた王宮が建てられており、「アンブヒマンガの丘の王領地」として世界遺産に登録されました。
王宮内には、湖・噴水・神聖な水場・原木など美しい光景が広がっているため、訪れた人々は魅了されています。
また、王宮に隣接する建物は「女王の別荘」と呼ばれ、展示されたヨーロッパ風の家具や調度品は当時のままです。
アンブヒマンガの丘は、ブルーマウンテンの美しさと合わせて歴史的建造物を見られるため、観光に赴いた際は、ぜひ足を運んでみてください。

ザフィマニリの村落|人の知恵と心を大切にする観光スポット

ザフィマニリの村落は、霧に覆われた高地で暮らすザフィマニリの村です。
自然に寄り添った生き方の教えを守り続けてきたことで、深い知識と技術を身に着けました。
村落には、様々な彫刻の品が置かれており、彫刻の伝統技術は「無形文化遺産」に登録されています。
ザフィマニリの村落では、コミュニティを大切にして、共有することを重要視しているため、素朴で温かな交流ができるでしょう。
また、ザフィマニリの人々に指導されながら、木彫りを体験できる観光スポットとして人気があります。
世界遺産であり、自分だけの作品を作り出せる期待も照るでしょう。

マダガスカル観光で見ておきたい都市

マダガスカル観光に訪れた際は、ぜひ見ていただきたい都市があります。
島国独自の生活感や街並みが見られるため、自然とは異なる感動があるでしょう。
ここからは、マダガスカルの都市について紹介します。

アンタナナリボ|美しさと活気あふれる首都

アンタナナリボは、マダガスカルの首都であり、中心地の場所です。
歴史的建造物や伝統的な家屋が混在して立ち並び、自然豊かで美しい公園などを見られます。
市内には、19世紀に建設された「アンタナナリボ王宮」が博物館として公開されているため、当時の様相を垣間見れるでしょう。
現地の人々が多く集まる市場では、工芸品や様々な食料品などが取り扱われています。
大規模な市場であることから、人々は活気に溢れ笑顔や笑い声が絶えません。
また、都市と調和した緑豊かな公園には、マダガスカル特有の植物が植えられています。

大動脈ルート7サザンクロス街道|観光地を見ながらのドライブにおすすめ

大動脈ルート7サザンクロス街道は、南から北まで続いている壮大な道路で、首都アンタナナリボから南西部の街まで1,000km以上の距離が繋がっています。
街道沿いには、リゾートビーチ・農業地帯・小さな村・大森林があるため、マダガスカルの国民にとっては生活に欠かせない道路です。
乗り合いバスやレンタカーを借りて、大動脈ルート7サザンクロス街道をドライブする観光も良いでしょう。

マダガスカルは自然が作った観光スポットが多い!

自然豊かなマダガスカル共和国には、地球の変化や生体自らが発達した部分を見られる観光スポットが多くあります。
特に、自然が作り上げた美しい情景は、人々の心を魅了してなりません。
マダガスカルの観光では、大地の厳しさ・生体の適応力・国民の柔軟性を見ることができるでしょう。
今長谷
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