ベネズエラの代表料理は?知っておきたい食事のマナー

ベネズエラの代表料理は?知っておきたい食事のマナー

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ネイチャーガイド今長谷

ネイチャーガイドの今長谷です。

地中海と大西洋に面した自然豊かな国、「ベネズエラ」。ベネズエラには多彩な料理や特産品が多く、ベネズエラならではの食文化を楽しめるでしょう。本記事ではベネズエラの料理とマナー、お土産品をまとめました。

本記事を読んでぜひ、ベネズエラの料理を楽しんでくださいね。

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ベネズエラの代表的な料理

ベネズエラの代表的な料理を7つまとめました。

  • アレパ
  • ボジョス・ペロネス
  • カチャパ
  • パベジョン・クリオージョ
  • グワサカカ
  • ソパエサンコーチョ
  • カルネ・メチャーダ

ベネズエラ料理は、先住民族やヨーロッパ人、アフリカ人など異なる民族の食文化が混ざり合って成り立っています。多彩でおいしい料理をぜひ現地で食べてみてくださいね。

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と、その前に・・
テーブルマウンテンでの食事
何と言ってもテント泊ですから、食事は全て麓の村から持込みです。調理はガイドさんがやってくれます。実にワイルドな食事をちゃちゃっと作ってくれます。もちろんラムやビールなどのお酒も欲しいですが、そこはガイドの準備次第ですね。

アレパ

「アレパ」は、白いトウモロコシの粉からできたパンに、さまざまな具材を挟んで食べるベネズエラ料理です。
大きさや厚み、調理法は地域によって異なります。アレパは、乾燥トウモロコシを挽いて作った生地を薄く円形に伸ばし、両面を焼くか油で挙げて作られるのが特徴です。

多くのレストランではアレパにスープなどの料理が添えられて出てきます。
アレパには、チーズやチキン、ツナ、スクランブルエッグ、アボカドなどの具材を挟みます。自分好みのアレパができるように色々試してみてくださいね。

ボジョス・ペロネス

「 ボジョス・ペロネス」は、小麦粉のパンとはまた一風異なるベネズエラらしいお惣菜パンです。ベネズエラの肉まん的存在ともいえるでしょう。
ボジョス・ペロネスは、そのままでも美味しいですが、アレパ生地でビーフのミンチ肉を包んでトマトソースで頂く、ベネズエラの伝統的な料理です。

カチャパ

「カチャパ」は、アレパと同様にトウモロコシの粉で作られた伝統料理です。
荒めの粒が残るくらいに砕いたトウモロコシの粉を練って焼かれています。
モッツァレラのようなチーズをかけたり、ミルククリームやジャムを添えて食べるのが特徴です。
屋台料理としても人気の「カチャパ」。ぜひ、ベネズエラを訪れた際に食べてみてくださいね。

パベジョン・クリオージョ

ベネズエラの国民食として知られる「パベジョン・クリオ―ジョ」は、「国旗」を意味するパベジョンと、中南米とスペインの融合を表すクリオ―ジョという言葉を組み合わせた料理名です。

この料理は、「カルネメチャーダ」と呼ばれる柔らかく煮込まれた牛肉と、白米、そして黒豆がワンプレートに盛り合わせられた、見た目にも美しい料理です。
パベジョン・クリオ―ジョには、揚げバナナが添えられるのが定番で、時にはチーズが上にのせられることもあります。揚げバナナの甘みと、煮込まれた牛肉の深みのある味わいが絶妙に絡み合い、白米と黒豆が全体の味のバランスを整えています。

ワンプレートで提供されるため、手軽に食べることができ、見た目以上のボリュームに満足すること間違いありません。

グワサカカ

「グワサカカ」は、ベネズエラのマヨネーズと言えるアボカドを使ったソースです。
オニオンの風味が効いており、ベネズエラの食卓では欠かせません。
日本でもアボカドを潰して、ほかの調味料と混ぜ合わせるだけで作れます。
ぜひ、現地で気に入ったら自分でも作ってみてくださいね。

ソパエサンコーチョ

たくさんの肉や野菜をじっくりと煮込んだスープ、「ソパエサンコーチョ」。
牛肉や鶏肉、魚など具材のバリエーションもさまざまです。
彩りが豊かで見た目も良く、沢山野菜やお肉が摂れるため栄養満点の料理です。
ぜひ、ベネズエラを訪れたら食べてみましょう。

カルネ・メチャーダ

「カルネ・メチャーダ」は、肉を細かく裂いた料理です。
「カルネ」は肉を、「メチャーダ」は裂くという意味を持ち、まるで髪の毛の束のように見えることからこの名前がつけられました。肉は繊維に沿って裂かれているため、柔らかく、口の中で繊維がほぐれるような食感が特徴です。

この料理は、シンプルな調理法ながら、肉本来の旨みを存分に味わえます。様々な食べ方ができるのも、カルネ・メチャーダの魅力の一つです。ご飯と一緒に食べるのが一般的ですが、パンやトルティージャに挟んでサンドイッチのようにして食べることもできます。また、豆料理やサラダなど、さまざまなサイドメニューとの相性も抜群です。

お土産にもおすすめ!ベネズエラの代表的な飲食物

ベネズエラの代表的な飲食物3つをまとめました。

  • コーヒー
  • チョコレート
  • ラム酒

チョコレートだけでなく、実はコーヒーとラム酒も貴重なお土産品です。

どれも品質が良いため、ぜひお土産に買ってみてくださいね。

コーヒー

コロンビアは世界でもトップを争うコーヒー豆の原産地です。
隣の国、ベネズエラも良質のコーヒー豆が獲れます。
しかし、現在は生産量も少なく、殆どベネズエラ国内で消費してしまうため、あまり海外に輸出されていません。
ベネズエラの貴重なコーヒーはお土産にぴったりですよ。

ベネズエラ産のコーヒーは、コロンビア産のコーヒーよりも酸味が少なく、甘みがあります。普段コーヒーを飲みなれない人でも飲みやすいので、お土産としても喜ばれますよ。

チョコレート

ベネズエラは、世界に誇る特産品の一つであるカカオの産地として知られています。カカオを使用したチョコレートが多種多様に展開されており、その品質の高さは世界的に認められています。

スーパーマーケットで気軽に購入できるチョコレートから、専門店で扱われる高級品まで、幅広い選択肢があるのがベネズエラのチョコレートの特徴です。カカオ100パーセントのピュアなチョコレートも販売されており、お菓子作りの材料としても人気があります。

チョコレートの大きさもさまざまで、一口サイズの小ぶりなものから、なんと1kgにもなる巨大な板チョコまであります。

大きな板チョコは、パーティーやイベントなどで活躍すること間違いなしです。ベネズエラのチョコレートは、カカオ豆の選別から製造工程まで丁寧に行われており、品質の高さが自慢です。風味豊かで口どけの良いチョコレートは、ベネズエラを訪れた際のお土産にも最適です。

ラム酒

ベネズエラは、世界的に有名なラム酒の産地として知られています。
で特に有名なラム酒のブランドは、「サンタ・テレサ」、「パンペロ」、「カシケ」の3つです。

ベネズエラのラム酒は、原料となるサトウキビの品質が良く、熟成技術も優れているため、独特の深みと香りを持っています。ラム酒は、ストレートで飲むのはもちろん、カクテルの材料としても欠かせません。ベネズエラを訪れた際は、現地のバーでラム酒を使ったカクテルを楽しむのもおすすめです。

お土産として購入する際は、いくつかのブランドを選んで飲み比べてみるのも面白いかもしれません。それぞれのラム酒が持つ個性を味わうことができ、自分好みの一本を見つけられるでしょう。

ベネズエラで料理を満喫するために知っておきたいマナー

ベネズエラで料理を満喫する際に知っておきたいマナーは大きく分けて3つあります。

  • レストランのチップ文化
  • 食事のマナー
  • パーティーに呼ばれた際の贈り物文化

料理だけではなくマナーも併せて覚えておくと、よりベネズエラを満喫できますよ。

特にチップ文化は日本ではなじみがないのでベネズエラを訪れる時には注意してくださいね。

レストランのチップ文化

ベネズエラではレストランでチップを渡す習慣があります。
請求書に10パーセントのサービスチャージが含まれていない場合のみ必要です。
ただし、高級レストランなどで特別なサービスを受けた場合には、心づけ程度を渡しましょう。
ホテルでは、ルームサービスやポーターなどを頼んだ場合に必要になります。基本的にタクシーでは、渡す必要はありませんが、荷物を運んでもらった際には、相当する程度のチップを渡しましょう。

食事のマナー

ベネズエラでは、食事の際のマナーとして、ホストとホステスがテーブルの反対側の端に座ることが習慣となっています。

乾杯の際には、「Salud!(サル―!)」と言うのがベネズエラ流です。この言葉は、「健康」や「乾杯」を意味し、お互いの健康と幸福を願う気持ちが込められています。
美味しい料理とお酒を囲みながら、「Salud!」と声を掛け合うことで、食卓の雰囲気が一層和やかになるでしょう。

また、ベネズエラでは、社交的な集まりに招待された際のお礼の習慣も大切にされています。パーティーやディナーなどに招待されたら、後日、お礼のメモやカードを送ることが望ましいとされています。このような心遣いは、相手への感謝の気持ちを示すだけでなく、お互いの信頼関係を強化することにも役立ちます。

パーティーに呼ばれた際の贈り物文化

ベネズエラでは、家に招かれたり、パーティーに呼ばれたりした際には、ささやかな贈り物を持参するのがマナーです。
招待してもらったことへの感謝を表すための贈り物のため、心ばかりの贈り物をしましょう。例えば、ベネズエラの国花である「蘭」の花束は比較的容易に手に入る贈り物のため、選択のひとつに良いでしょう。

ベネズエラの料理を楽しみましょう

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いかがでしたか?

ベネズエラには日本人の口にも合う美味しい料理がたくさんあります。
ぜひ訪れた際は紹介したグルメを食べてみてくださいね。その際にはベネズエラのマナーもしっかり守りましょう。
また、お土産選びに迷ってしまった際にもぜひ本記事を参考にしてみてくださいね。

Auther: ネイチャーガイド 今長谷 啓享

自分が行って楽しいと思える旅じゃないと作らない!というポリシーで現地調査・企画・手配を行い、現地の案内まで、ネイチャーガイドとして体験型で少人数のくつろぎの旅を提供。北極圏から南極大陸まで、歴史と文化に溢れる世界遺産からヨーロッパや南米アンデスの山々まで、海外への渡航歴200回以上、パリやベルギーにも駐在経験のある旅人。元山岳ガイドの経験も活かし「自然や世界遺産が好きな方々を体験型で少人数のくつろぎの旅の世界」へ今も日々案内中。