ウユニ塩湖へ行くときのおすすめの服装は?持っておくと便利なものは?

ウユニ塩湖へ行くときのおすすめの服装は?持っておくと便利なものは?

ウユニ塩湖へ旅行に行く際は、服装をしっかり考えておきましょう。

なぜなら、ウユニ塩湖周辺はとても寒いからです。

昼間は比較的温かいですが、早朝や深夜は冷え込みが厳しくなります。

とくに深夜の星空を見る場合には、徹底した防寒対策が必要です。

今回は、おすすめの服装と合わせて、持っておきたいものについても解説します。

ウユニの気温は年間を通して低い

前提として、ウユニ周辺の基本は年間を通して常に低いです。

以下は、年間を通したウユニの最低気温と最高気温の表になります。

最低気温 最高気温
1月 5.1℃ 10.8℃
2月 5℃ 10.3℃
3月 3.7℃ 10℃
4月 0.8℃ 8.4℃
5月 -2.8℃ 4.7℃
6月 -3.4℃ 3.1℃
7月 -3.8℃ 2.7℃
8月 3.4℃ -4.4℃
9月 -2.1℃ 6.7℃
10月 0.1℃ 9.2℃-
11月 1.8℃ 11℃
12月 4.5℃ 11.8℃

(参考元: Climate-Data.org

表からわかるように、6月を超えると最低気温は0℃を下回ります。

11月~3月あたりにかけては比較的暖かいですが、それでも最高気温は10℃前後。

日本の感覚では常に寒く感じるので、防寒対策は必須です。

ウユニ塩湖に行くときの日中の服装

年間を通して基本的に寒いウユニ塩湖ですが、昼間は比較的温かく、長袖1枚でも問題ありません。

しかし、風が冷たいので、ウィンドブレーカーやパーカーのようなものを一枚羽織っておくと良いでしょう。

そして、ウユニの日中の服装で欠かせないのが、帽子やサングラスです。

ウユニは高地にあるため、紫外線の量が日本の比ではありません。

さらにウユニ塩湖は塩で覆われた真っ白な地面であるため、照り返しも強いです。

とくに女性で日焼けをしたくない方は、必ず紫外線対策として、帽子などをかぶっておきましょう。

ウユニ塩湖に行くときの夜の服装

ウユニ塩湖の周辺の夜は、物凄く寒いです。

星空を見る場合、長時間寒空の下で待機しなければいけないため、防寒対策は必須になります。

とくに着ておきたいアイテムについて解説するので、参考にしてください。

 

まず、インナーはヒートテックがおすすめです。

寒さが厳しい場合には、ヒートテックの上から長袖のシャツを着ても良い位に、ウユニ塩湖の夜は寒くなります。

ヒートテックがあるかないかで体感温度は大きく変わるので、必需品と言っても過言ではありません。

 

アウターは、マウンテンパーカーやダウンジャケットがおすすめです。

軽めのダウンジャケットであれば、昼間でも着れます。

また、ダウンジャケットは、できればフード付きを選んだ方が良いでしょう。

フード付きであれば、風の強い日も耐えられますし、急な雨にも対応できます。

 

防寒グッズも忘れてはいけません。

手袋やマフラー、カイロなどを用意しておくと良いです。

必須ではありませんが、寒さが苦手な人は、準備しておくと良いでしょう。

 

足元の寒さ対策も大事です。

ズボンは何を履いても良いですが、ズボンの下にレギンスを数枚履いておくと、寒さをしのげます。

また、足先も冷えるので、厚手の靴下を履いておきましょう。

靴については、長靴を用意しておきましょう。

雨季のウユニ塩湖は水が張っているので、通常の靴で行くとビショビショになってしまいます。

わざわざ長靴を持っていくのが手間に感じる人は、長靴のレンタルを利用しましょう。

多くの場合、ツアー料金に長靴のレンタル代が含まれています。

しかし、サイズの合うものがなかったり、長靴が劣化していて水がしみ込んでしまうようなものがあったりするので、レンタル前に必ず確認しておきましょう。

ちなみに「靴が濡れる」「写真映えしない」といった理由でサンダルを用意していく人もいますが、深夜の観光には適していません。

昼間であればサンダルでも我慢できますが、深夜のウユニ塩湖でのサンダルは、寒さに耐えられないでしょう。

写真映えも考慮するのであれば、自前のお洒落な長靴を用意した方が良いです。

ウユニ塩湖観光のおすすめの持ち物

必須ではないものの、ウユニ塩湖観光で持っていると便利なものを紹介します。

 

1つ目は、日焼け止めです。

先述したように、ウユニ塩湖は紫外線の量が多いので、日焼けしたくない人にとっては必須のアイテムと言えます。

選ぶ日焼け止めは、軽い日焼け止めではなく、ビーチ用の強力なタイプが良いでしょう。

また、唇も日焼けしてしまうので、UVカットのリップクリームも用意しておくと良いです。

ちなみに、乾季の時期に行く場合は、保湿クリームも準備しておきましょう。

乾季の時期は肌がかゆくなるほど空気が乾燥しているので、意外と重宝します。

 

2つ目は、便利なアイテムとして、ヘッドライトです。

深夜のウユニ塩湖ツアーは真っ暗で、周りがほとんど見えません。

スマートフォンのライトでも十分ですが、片手が塞がってしまうのは不便です。

また、星空を撮影するために三脚をセッティングする際には、ヘッドライトが大きく役立ちます。

 

3つ目は、ウェットティッシュ。

ウユニ塩湖の観光に行くと、身体の至るところに塩がつきます。

手や物にも塩がついてしまうので、ウェットティッシュがあるのは、とても便利です。

ウユニ周辺では簡単に手に入らない場合もあるので、事前に日本で調達しておきましょう。

 

4つ目は、高山病対策の薬です。

ウユニ塩湖の標高は3,700mもあります。

日本の富士山と同じ位の高さです。

そのため、ほとんどの人は高山病に悩まされます。

高山病になってしまうと、吐き気やめまい、息苦しさなどが生じるので、必ず用意しておきましょう。

代表的な薬としては、「ダイアモックス」があります。

ダイアモックスは医師の処方が必要になるので、日本で手に入れておきましょう。

ただし、ダイアモックスを使用する際は、高地に上がる前から服用してください。

ダイアモックスは、高山病が発症してから効く薬ではありません。

ダイアモックスを事前に服用しても高山病が辛い場合は「デキサメタゾン」を服用すると良いでしょう。

ウユニ観光で持っておくと助かる持ち物

ウユニは日本の文化と大きく異なるので、日本で当たり前のものがありません。

とくに重宝するのは、水です。

飲み水だけではなく、暮らしに使う水が必要になります。

ウユニは慢性的な水不足であるため、ホテルにおいてもシャワーの分数や洗濯についての制限が設けられています。

日本のように、ちょっと何かをするために気軽に水が使えない環境なので、自由に使える水を自分で用意しておくと良いでしょう。

 

また、何かしらの食べ物も準備しておくことをおすすめします。

ボリビアの食事は、脂っこくて日本人の舌に合わない場合が多いです。

お店の食事であっても、クオリティが高いとは言えません。

そんなときに、カップラーメン一つあるだけでも助かります。

もちろんボリビアのなかでも美味しい食事はありますが、人気が高いことから売り切れてしまうケースもあるので、非常食とは言わないまでも、一つや2つ、食べ物を持っていると安心です。

ウユニ塩湖を存分に楽しむために事前準備をしっかり行いましょう

ウユニ塩湖を存分に楽しむためには、服装や持ち物をしっかりと用意しておきましょう。

せっかく景色の美しいウユニ塩湖に行っても、防寒対策をしていなければ「寒い」といった印象が強く残ってしまうかもしれません。

また、高山病の薬を忘れてしまったために、「高山病で景色を楽しむどころではなかった」というケースも考えられます。

しかし、これらのケースは、事前準備をしておけば回避できます。

ぜひウユニ塩湖に行く際には、今回の記事を参考に、入念な準備を行ってください。

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