ウユニ塩湖の絶景スポットと周辺のおすすめスポット

ウユニ塩湖の絶景スポットと周辺のおすすめスポット

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ネイチャーガイド今長谷

ネイチャーガイドの今長谷です。

ウユニ塩湖は、塩原が広がる広大な塩湖です。
そんなウユニ塩湖には、いくつもの絶景スポットがあります。
とくに人気なのは、空を湖面に映し出す「鏡張り」ですが、その他にもウユニ塩湖の魅力はいくつもあります。
今回は、ウユニ塩湖内の絶景スポットから、なかには世界遺産として登録されているスポットもあるので、ぜひチェックしてください。

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ウユニ塩湖の絶景スポット5つ

ウユニ塩湖の広さは約10,620km²と言われています。
それだけ広大な土地なので、塩湖内にはいくつもの絶景スポットが点在しています。
とくにおすすめの絶景スポットを5つ紹介するので、ウユニ塩湖に行った際には、ぜひ見てみてください。

ウユニ塩湖|塩砂漠|ボリビア‘・ウユニ塩湖旅行@ブループラネットツアー

1つ目は、「プラヤ・ブランカ」。
スペイン語で「白い砂浜」という意味を持つミュージアムで、ベッドやテーブルなどの家具がすべて塩で作られているのです。
幻想的な光景が見られる場所として、人気があります。

インカハシ島|ウユニ塩湖|天空の鏡|ボリビア‘・ウユニ塩湖旅行@ブループラネットツアー

2つ目は、「インカワシ島」。
インカワシ島は、ウユニ塩湖に浮かぶ島で、聖なるサボテンの島とも言われています。
名前のように、島の至るところにサボテンが生えており、なかには5mを超えるほどの巨大サボテンもあるそうです。
島の最高地点まではトレッキングルートが整備されていますので、ぜひ頂上目指して歩いてみてください。
塩湖を平坦で見るのとはまた違った景色を楽しめるでしょう。

ウユニ塩湖|天空の鏡|ボリビア‘・ウユニ塩湖旅行@ブループラネットツアー

3つ目は「トゥヌパ山」。
トゥヌパ山は、ウユニ塩湖から見渡せる標高4,500mの山です。
鉄分や硫黄分によって、山頂付近が赤や黄色に見えるのが大きな特徴。
とくにおすすめの時間帯は、夜明け前です。
夜明けまでは、空が青から紫、紫からピンクへと変わる「ブルーアワー」と呼ばれる時間帯で、変わりゆく空のグラデーションとトゥヌパ山の織り成す絶景を目にできます。

ウユニ塩湖|塩砂漠|ボリビア‘・ウユニ塩湖旅行@ブループラネットツアー

4つ目は、「塩の目」。
塩の目は、ウユニ塩湖の乾季にしか見られない景色です。
ウユニ塩湖の下を流れる水脈から、塩水が温泉のように噴き出してきます。
鏡張りを見るのであれば雨季がおすすめですが、雨季とは違う楽しみ方として、塩の目もチェックしておきましょう。

5つ目は「ラグーナ・コロラダ」。
ラグーナ・コロラダは、ウユニ塩湖からチリへ抜ける際の道で見られるカラフルな湖で、「ラグーナ・コロラダ」とは、スペイン語で「色のついた湖」を意味します。
赤や青やピンクの湖は、この世のものとは思えません。
時期によってはフラミンゴも見られます。

ウユニ塩湖周辺のおすすめスポット

ウユニ塩湖周辺にも、絶景と呼ばれる景色やおすすめのスポットがいくつもあります。
とくにおすすめのスポットを紹介するので、ウユニ塩湖と合わせて見に行きましょう。
ボリビアの魅力が、ウユニ塩湖だけではないとわかります。

まず、ウユニ塩湖に行く際に必ず立ち寄る「ウユニ村」。
ウユニの市場やお土産屋さん、ローカルフードなどがあり、ウユニの文化を知るのに最適なスポットです。
ウユニの人々は愛想が良いと言われているので、滞在中に仲を深めておくのも良いでしょう。
単純に、日本との風景の違いも楽しめます。

次に、観光スポットとしても人気なのが「列車墓場」です。
ウユニの駅から20分ほどの距離にある列車墓場は、名前のとおり使われなくなった電車がいくつも置かれています。
とくに夜の満天に輝く星空の下で見る列車は、言葉では伝えきれないノスタルジックな雰囲気です。
ウユニ塩湖で見る星空も良いですが、数日間滞在する場合は、列車墓場から見る星空も堪能してください。

ウユニ塩湖|天空の鏡|ボリビア‘・ウユニ塩湖旅行@ブループラネットツアー

ウユニ周辺で、ちょっとしたアクテビティとして楽しむなら「ヴァレ・デ・ラ・ルナ」をおすすめします。
「ヴァレ・デ・ラ・ルナ」は、英語で「ムーン・バレー」つまり、月の谷を意味しています。
名前のとおり、中に入ると、まるでどこか他の星や月面に行ったような世界が広がっています。
SF映画などで見るような世界に、興奮すること間違いなしです。
一見危なく見えますが、敷地内は通路やトイレもあるので、安心して楽しんでください。

ウユニ塩湖|天空の鏡|ボリビア‘・ウユニ塩湖旅行@ブループラネットツアー

そして、ボリビア周辺と言えば、欠かせないのが「チチカカ湖」ではないでしょうか。
チチカカ湖は、ペルーとボリビアの国境を越えて広がる湖で、南米の古代遺跡やインカ遺跡と並ぶ神秘的な場所として知られています。
約8500平方メートルと、南米で最大の湖であり、航海可能な湖として世界最高所です。
チチカカ湖そのものも良いですが、チチカカ湖周辺に暮らす先住民族アイマラの村を訪れたり、湖に浮かぶ島々を訪れたり、さまざまな楽しみ方ができます。

さらに、チチカカ湖に行ったら必ず見ておきたいのが、チチカカ湖に浮かぶ小さな「タキーレ島」。
タキーレ島は、2005年にユネスコ世界無形文化遺産に登録されています。
電気も水道もない小さな島ですが、古き良きボリビアの文化や雰囲気を楽しめる場所です。

ウユニ塩湖|天空の鏡|ボリビア‘・ウユニ塩湖旅行@ブループラネットツアー

また「コパカバーナ」も訪れておきましょう。
コパカバーナは、チチカカ湖の湖畔にある小さな町です。
チチカカ湖に浮かぶ「太陽の島」へのアクセス拠点にもなっているので、太陽の島へ行く際に、少し滞在してみると良いでしょう。
町のなかにはあ、珍しい屋台や雑貨とも出会えるので、お土産選びにも最適です。

ウユニ塩湖|天空の鏡|ボリビア‘・ウユニ塩湖旅行@ブループラネットツアー

そして、ウユニ塩湖周辺のおすすめスポットとして、最後におすすめするのが「テレフェリコ」。
ウユニ塩湖周辺の絶景スポットを見るなら、テレフェリコは欠かせません。
テレフェリコというのは、ラパスを一望できるロープウェイで、ラパス市とエルアルト市を繋ぐ新しい交通機関として、2014年に開業しました。
その後、「Rojo赤」「Amarillo黄」「Verde緑」「Azul青」「Naranjaオレンジ」などのカラフルな路線が増え、2019年時点では10路線が確認されています。

ロープウェイからは、ラパスの街はもちろん、エルアルトの街並み、天気が良ければアンデス山脈も眺められます。
昼間のラパスと比べて一味も二味も違う楽しみ方ができるので、ぜひ移動の際にロープウェイを利用してみてください。
ちなみに、テレフェリコの営業時間は、朝は6時、夜は21時までとなっています。(路線により多少異なる)
料金は、乗車駅数に関係なく、各路線1回の乗車につき3ボリビアーノです。
営業時間や価格は時期によって異なる場合があるので、事前に確認しておきましょう。

ボリビアの絶景はウユニ塩湖だけではない

ウユニ塩湖の絶景スポットと、周辺のおすすめスポットについて解説しました。
ウユニ塩湖と一重に言っても、至る場所に魅力的なスポットがあるので、ぜひ鏡張りだけではないウユニ塩湖を堪能してください。
また、ウユニ塩湖へ行く人のほとんどは、ウユニ塩湖を目的としているかもしれません。
しかし、ウユニ塩湖周辺にも絶景スポットやおすすめスポットはいくつもあります。
ウユニ村をはじめとした、チチカカ湖周辺にある小さな町は、ボリビアならではの文化や雰囲気を味わえるので、ぜひ訪れてみてほしいスポットです。
ちなみに、今回紹介した場所以外にも、ボリビアには世界遺産に登録されているスポットがあります。

ポトシ市街
カパック・ニャン
ノエル・ケンプ・メルカード国立公園
ティワナク
サマイパタの砦
古都スクレ
イエズス会伝道所群

上記の7つは、世界遺産に登録されているだけあり、景観も良く、歴史を感じられるスポットです。
このように、ウユニ塩湖周辺には、いくつもの魅力的な場所があります。
ぜひ今回の内容を参考に、ウユニ塩湖以外のスポットへも足を運んでみてください。

Auther: ネイチャーガイド 今長谷 啓享

自分が行って楽しいと思える旅じゃないと作らない!というポリシーで現地調査・企画・手配を行い、現地の案内まで、ネイチャーガイドとして体験型で少人数のくつろぎの旅を提供。北極圏から南極大陸まで、歴史と文化に溢れる世界遺産からヨーロッパや南米アンデスの山々まで、海外への渡航歴200回以上、パリやベルギーにも駐在経験のある旅人。元山岳ガイドの経験も活かし「自然や世界遺産が好きな方々を体験型で少人数のくつろぎの旅の世界」へ今も日々案内中。